出展結果を出す情報はBMAが持っている
日本スタイルのBtoB展示会
出展戦略デザイン©& BMAメソッド
*
序
本ページの構成
A - 01 解決すべき出展課題の40%くらいはヘビーで煩わしい課題
A - 02 展示会の課題は大きく三つが重なり合っている
A - 03 企業にとって出展は必須テーマ。絶対不可欠。取り止めると衰退
A - 04 展示会出展は必須テーマ。その前提
A - 05 現行BtoB開催展示会の 10 ~ 15%は概ね良好な運営で推移
A - 06 出展者の1〜 5%未満は諸刃の剣の展示会を使いこなしている
A - 07 日本スタイルの展示会の原型は 156年前の明治 4年
A - 08 日本スタイルの展示会は 71年前の昭和 29年から
A - 09 お祭り騒ぎだから廃止すべきで日本スタイルは影を潜めた
A - 10 企業人は肝心の時代の変化に適合して来なかった
A - 11 大手企業ほど結果の出ることをしないまま済ませて仕事した振りしている
A - 12 何もかも来場客に読み取られている。企業力が随所で露呈しているのが展示会
A - 13 来場客は一秒間に 4 コマの企業力の実態を目に焼き付けて出展者を見ながらブース前を歩いている
A - 14 継続効果・累積効果・集積メリット・価値共創の成果の加算の結果、経済効果が生まれる
A - 15 53年前の日本スタイルの展示会は今や円熟期・衰退期。持続可能な成長を遂げるため何をどうする
A - 16 BtoB開催展示会全体の 80~ 90%の商談中心も漸く気づき始めている
A - 17 全体の 85~ 90%の低迷するBtoB開催展示会を憂う
A - 18 日本スタイルの展示会を再現しなければこれから台頭する産業も躍進の場を失う
A - 19 日本スタイルの展示会は産業にとっても市場にとっても地域経済にとっても企業にとっても国にとっても、これからの社会にとっても不可欠
A - 20 難題は諸刃の剣。ならば名刀にするしかない
B - 01 課題解決で果たすべき機能とその役割は大きく分けて事業推進マネジメントと展示会および出展推進マネジメント
B - 02 果たすべき機能と役割の81.4%は展示会および出展推進マネジメント関連である
【展示会出展概要】
【展示会出展機能の領域】
B - 03 ブーシングとは
B - 04 画一化したブース展開構成に価値がある
B - 05 画一化の実施理由
B - 06 動機づけは第一歩から
B - 07 もっと立寄ってみたいと思わせるブースはないかと思って通行している
B - 08 準備段階からやるべきことをやっているから出展成果を出している
B - 09 判らないだらけの環境で成果を出すため出展している
B - 10 ブース前通行客の素通り率97 ~ 98%は何を意味するか
B - 11 質の高いお客の立寄らない展示会が発展するだろうか
B - 12 出展力B上クラス以上の出展者が全体の26%以上を占めた出展効果と成果の総和が業界全体のビジネスの素地を維持する
B - 13 出展力を高め、質の高い立寄り客とのコンタクト(接客)が計画どおり出来ることを目指す出展各社が全出展者の42%以上を目指す
C - 01 動機づけは、他社と比較されるから、弱ければ打ち消される
C - 02 ブース前を通行するお客に向けて立寄らせの動機づけの機能を持ち合わせていない場合選択肢は二つ
C - 03 呼び込みは 3/ 1000 秒単位
C - 04 動機づけの要件を充たすキャッチコピー・トーク・フレーズのライティング
C - 05 アピール等ブースパフォーマンス一回当たりの所要時間は 6分間~ 9分〜 12分間以内
C - 06 間口15mブースの出展総予算が 500万円であったときの、10秒間のコストは 604円。10分間で36,240円1時間で217,440円。8時間で1,739,520円
C - 07 コストパフォーマンスへの意識の持ち方として、この観点で算出した総額を見立てて、その額に見合う利益を売上げるには、余分に幾ら売上げることになるのだろう
C - 08 生産性の向上と出展
C - 09 商談会型・商談特化型・商談中心型と出展
C - 10 日頃企業が持ち合わせていない機能がいくつも邪魔していて、未解決のまま、それが障壁として立ちはだかっている
本ページの概要
A - (01) 【解決すべき出展課題の40%くらいはヘビーで煩わしい課題】
展示会および出展において、多大で多岐に亘る課題を解決することになるのであるが、その 40%くらいはヘビーで煩わしい課題で、願望する大きな成果(目的・目標)の障壁として立ちはだかっている。
A - (02) 【展示会の課題は大きく三つが重なり合っている】
⑴ 展示会本来の構造上・システム上の問題、 ⑵ 主催者側の問題、 ⑶ 出展者の問題が折り重なってのことで、課題はそれぞれごとに捉えることになる。
A - (03) 【企業にとって出展は必須。絶対不可欠。取り止めると衰退】
なぜ課題を解決しなければならないかを、ここで明らかにして置きたいことは、
出展企業が推し進める事業戦略において、展示会出展は、極めて重要なビジネス手段で、
出展を取り止めた企業はその後市場から姿を消しているが、出展力の増強を図っていたとすれば、業界の雄と言われる存在となったくらい、
企業にとって展示会出展は、産業のライフサイクルにおける導入期・成長期に大いに発展するため不可欠どころか、
出展企業にとって出展は必須である。絶対不可欠であり、その装置として唯一無比のメディアである。
A - (04) 【展示会出展は必須。その前提】
それには前提となる点が大きく 3つある。
⑴ 開催される展示会が展示会として機能を果たすこと。
⑵ 出展者は出展のつど出展力を増強すること。
そして
⑶ 主催者と出展力の強い出展者の何社かによる展示会の価値を共に開催のつど創り続けることである。
A - (05) 【現行BtoB開催展示会の 10 ~ 15%は概ね良好な運営で推移】
だが現状BtoB展示会全体の 10 ~ 15%は、
比較的展示会が展示会として機能して順当に開催されているが、およそ 80%は、単にハコのスペースの貸出し程度で終始している様相である。
A - (06) 【出展者の 1〜 5%未満は諸刃の剣の展示会を使いこなしている】
それでも企業規模の大小に関わりなく、推定平均 1〜 5%未満の出展力の秀逸な企業が存在する。諸刃の剣の展示会を使いこなしている。
A - (07) 【日本スタイルの展示会の原型は156年前の明治4年】
「日本型展示会」と言える極めて日本的で華やかで情緒的なビジネスモデルの、祝祭性の非日常の商空間で形づくった展示会の原形は 1871(明治4)年開催「京都博覧会」。
A - (08) 【日本スタイルの展示会は71年前の昭和29年から】
それをモデルに1954(昭和29)年「日本国際見本市(大阪)」から定着したが、
これを「それはお祭り騒ぎだから廃止すべき」と、軽薄な認識で強引に捲くし立てた。
A - (09) 【「お祭り騒ぎだから廃止すべき」で日本スタイルは影を潜めた】
1987(昭和62)年頃から商談中心型が台頭し、日本特有の展示会スタイルのベクトルをそれ以来見失って今日に至った。
A - (10) 【企業人は肝心の「時代の変化に適合」して来なかった】
高度経済成長期は宣伝すれば売れた時代だった。安定経済になって広告宣伝費から販促費に切り替えたが、既に販売促進でも売れなくなった。経済が低迷してから、多くの企業はこれからは、お客と直接会って販売ができる「展示会だ」ともてはやされた。
このように時代は変化したが、企業人は「出展しさえすれば売れる」と多くが思って今日にある。「商談中心型だ」の標榜にも右顧左眄、多くが「出展しさえすれば売れる」と思い込んで今に至る。
A - (11) 【大手企業ほど結果の出ることをしないまま済ませて仕事した振りをしている】
結果を出すには結果の出ることをしなければならないところ、殆どの企業はそれをやらない。大手企業にその傾向がある。
A - (12) 【何もかも来場客に読み取られている。企業力が随所で露呈しているのが展示会】
展示会は企業力が容易に見える場である。最も新しい姿が見える。
見込み客(リード: Lead)や新規開拓先をはじめ既存取引先も多くの来場客が見ている。競合他社もそれを見ている。誰もが容易に見ている。
ブースのたたずまい、オリジナルの演出、担当者のコスチューム、訴求のテーマと内容、ディスプレイの工夫と演出、出品された商品とメイン商品の打ち出し方、陳列や装飾への力の入れ方、新規事業開発・新商品開発への意欲、アピールの光景、ブース内立寄り易さの工夫、待機の仕方、ブース立寄り客とのコンタクト状況、入り具合、接客担当者の態度や活動状況、商談コーナーとその光景、出展に向けて何を準備したか。これらから想像できる通常のビジネスステージでの事業活動の力、ビジネスへの意欲 ... etc.
A - (13) 【来場客は一秒間に4 コマの企業力の実態を目に焼き付けて出展の実像を見ながらブース前を歩いている】
これらが小間の間口に比例して、そのような場に出ている。ヒトは視認したとき、一秒間に 4 コマの物体を目に焼き付けているそうだが、こうして来場客はブース前を通行している。
この一瞬または 10 秒間くらいで視認したブースの実態は、わんさとやって来た人々に強く印象づけている。
この間、出展成果が出て居るか、どの程度か、通常のビジネスステージでの営業活動や事業活動の程度や社風や経営者や経営管理者の力量などが伺える。情報収集を目的の来場客には殊更焼き付いている。
A - (14) 【継続効果・累積効果・集積メリット・価値共創の成果の加算の結果、経済効果が生まれる】
展示会の『効果』と『成果』は、展示会効果・展示会メディア効果・展示会メディアパワー効果・展示会の成果・出展の効果・出展の成果を生み出すもので、商談重視の展示会の比ではない。
しかしこれにとどまらない。これらに加算して、継続効果・累積効果・集積メリット・価値共創の成果が努力に応じて得られる。
より良い仕掛けに依って来場客はより良い方向に動いてくれる。
展示会の仕掛け人は、それを目指す使命を帯びている。この使命あっての展示会である。
そうすることで結果、展示会効果・展示会メディア効果・展示会メディアパワー効果・展示会の成果・出展の効果・出展の成果に加算して、継続効果・累積効果・集積メリット・価値共創の成果を獲得する。
だから、市場が拡大され、産業が振興し、地域社会に貢献して経済効果を生み出すのである。
市場が拡大され、産業が振興し、地域社会に貢献して経済効果を生み出さない展示会は展示会ではない。
A - (15) 【53年前の日本スタイルの展示会は今や円熟期・衰退期。持続可能な成長を遂げるため何をどうする】
BtoB展示会全体の 10 ~ 20%の日本的祝祭性の非日常の商空間の展示会は、産業のライフサイクルにおける円熟期・衰退期も手伝って色褪せ、祝祭と非日常がマンネリ化している。
A - (16) 【BtoB開催展示会全体の80~90%の商談中心も漸く気づき始めている】
約 45%の短期商談型、約 40 〜 45%の名刺獲得・リード量産型も、翳り始めている。
日常の営業における平均成約率(受注率)10 〜 30%に対し、会期中の成約も無く、ブースで受領名刺から商談化する割合の受注率 1 〜 3%。
商談会のスタイルは本来展示会の構造上、そぐわないのであるが、
1987年から 40年間負のスパイラルに陥り続けた。
A - (17) 【全体の 85~90%の低迷するBtoB開催展示会を憂う】
85 ~ 90%が低迷している展示会業界も憂う。
来場客、殊に質の高い来場客数が減少して歩留まりを超えると、全部の出展者に行き場を一斉に失う。
業界や市場および地域の活性化・市場づくリ・産業の振興・経済効果を生む基盤をこのまま放置すると、企業は持続可能なビジネス手段を一斉に失う。となるとそののち出展企業の行く末が気になる。主催者はどう捉えているか。
A - (18) 【日本スタイルと特有のメソッドを擁する展示会を再現しなければ、これから台頭する産業は躍進の場を新たに創造しなければならない】
これから導入期・成長期を迎える産業は、一気に業界・市場・産業・経済活性化のビジネス手段を活用することができない。基本は再現でも、時代を先通りした日本スタイルで構築が望まれる。
A - (19) 【日本スタイルの展示会は企業・産業・市場・地域経済・国、これからの社会にとっても不可欠。】
重ねて言う。
展示会出展は、持続可能な安定成長を目指す企業にとって絶対条件。必須条件である。
A - (20) 【難題は諸刃の剣。ならば名刀にするしかない】
収獲は大きいのであるが、展示会は諸刃の剣。
ならば、諸刃の剣を打ち壊し、名刀にするしかない。
B - 01 【課題解決で果たすべき機能とその役割は大きく分けて事業推進マネジメントと展示会および出展推進マネジメント】
このソリューション/ 課題解決に当たり、
⑴ 事業推進マネジメント(生産性・イノベーション・マーケティング・戦略・マーケティングコミュニケーション・オペレーション・営業など)
- 展示会および出展推進マネジメント
が機能して役割を果たしている。
これで言えることは、事業推進マネジメントの優れた企業と言えど、展示会および出展推進マネジメントが働いていなければ出展成果はそれなりでしかなく、
逆に、事業推進マネジメントが劣る企業が後者の機能を存分に果たせば、それなりのあるいは期待以上の出展成果をもたらすと言える。
B - 02 【果たすべき機能と役割の81.4%は展示会および出展推進マネジメント関連である】
成果(目的・目標)の 81.4%は、展示会および出展特有の出展課題解決に向けて推進するマネジメント(展示会マーケティング・出展マーケティング・ブーシング・価値共創マーケティング)で、もたらされる。
〖展示会出展概要〗
展示会は、お客のほうからやって来る*1。多くの見込み客に*2
フェース・トゥ・フェースで*3コンタクトし*4、直接*5現物または見本の製品を見せ*6、製品の良さを比較してみせ*7、製品の独自的または比較優位性を、反応を確かめながら訴求*8。存在認知拡大やイメージ高揚、理解促進あるいは製品の比較優位性のPRが徹底できる*9。
マーケティングが論理的に密かにさりげなく組み込まれたセールスイベントなどの参加型手段による*10。体験、体感、試用経験が*11出展者の担当者と共通体験で実施され*12、これを通じて五感で訴求し*13製品の価値に触れさせ*14、見込み客から*15その場でその感想を聞くことで、訴求力をより高めることができる場である*16。
非日常の商空間において*17特別な日で、*18希少な関わりで*19顧客と人間関係の強化が容易にでき*20、望ましいリレーション・シップが飛躍的に高められる*21。
伴って既存顧客とりわけキーマンとパートナーシップが図れる*22。
ビジネスに熱心な勢いのある出展者が参集し*23、健全で秩序ある競争でお客争奪戦を積極的に繰り広げ*24、有用なビジネス情報が活発に飛び交うなど*25ビジネス成立の沸点が高まる環境の中で*26、
潜在需要のシグナルをふくめてニーズやウオンツの強弱や期待値、ポテンシャル、取得緊急度など察知することができ*27、さらに短時間でニーズやウオンツが顕在化できる*28。
それは、顧客のビジネス(商売)計画上の問題点や課題解決に向けての的確な助言とサポートで意思決定を促進させることに結びつく*29。
需要の喚起・拡大策の展開で*30、購買(選定・調達・購入・導入・採択・享受・受給・利用)意欲を直接刺激でき*31、顧客の購買の意思決定を促進させることができる*32。出展者は営利目的の企業である以上、売りの結果を出す出展でなければならず、短い会期の短いコンタクト(接客)時間とは云え、会期中に購買行動や購買予定行動を起こさせ*33、
新規開拓先・見込み客(リード: Lead)を獲得することが、比較的簡便に出来るのが展示会である*34。
合わせて既存顧客のクラスアップが実現。事業規模が拡大する。ABC分析などで格付けした顧客の「格(クラス)」をアップ*35。これにより、質の高い固定した顧客が増大*36。休眠客を眠りから覚まし*37、離脱する顧客を未然に防げる*38。
新規客や新規見込み客が獲得でき、既存顧客のクラスアップを図ることで需要の枡のサイズが拡大する*39。
新規見込み客と既存顧客における次なる多くの見込みが確保でき*40、見込み度に伴い、会期後の通常のビジネスステージでセールスアプローチに有効なお客情報が入手でき*41、戦略販売が可能となる*42。
目途は、会期中と会期後1~3ヶ月以内あるいは半期内に見通しが立って(見積もりが通って予算化は半年後?)1~3年に売上げに変化をもたらすことになる*43。
このような良好な結果を受けて、会期後の通常のビジネスステージにおいて、安定した大きな利益が得るために出展を基軸として通年サイクル化が勝利をもたらす*44。
競合他社との差別化がキッパリと打ち出され、競合他社よりほんの少しお客について・商品について・自社について理解する。圧倒的に差別化せずとも、似たような商品を販売する自社と似たような競合他社より、ほんの少し知恵を絞ることで、お客は知恵と誠意のある自社に傾く*45。
業界や市場において地位が確立されるばかりか*46、展示会は集積メリットのシエアリングのメリットも享受できる*47。
このような多くのベネフィット(メリット・便益・利益・期待どおりの満足・恩恵・利便など)が*48、 比較的低コストで実施可能*49。同額で同等のベネフィットを得られる手段やメディアは他に無い。唯一無比であるから継続出展しながら出展力を高める命題ともなる*50
〖展示会出展機能の領域〗
上記〖展示会出展概要〗で構成される機能は、⑴ マーケティングマネジメントを見据えたマーケティング機能 ⑵ マーケティングコミュニケーション推進機能 ⑶ 営業(販売)機能 ⑷ 展示会がメディアとして機能 ⑸ 出展マーケティング機能 の 5分類に大別できる。
これら機能は、出展結果や成果(目的・目標)を出すための課題を解決するためのもので、基本は企業リソース(経営資源)の、「ヒト」・「モノ」・「カネ」・「コト」・「情報」・「時間」・「システム」の強みを生かし、弱みを何らかの方法・システムで補完・好転させるにある。
自力で解決できなければアウトソーシングに頼らざるを得ない。
言わずもがなであるが、⑴~⑶は専ら自社内のビジネス活動で機能であるが、⑷⑸の大半は社内に持ち合わせていない機能が大半を占める。
問題解決・課題解決を果たす機能の持ち合わせがないまま出展すると、おおむね待ちの姿勢で消極的な対応で終始することになる。
〖展示会出展概要〗で語った中で、自社で解決できるものとできないものを振り分けてみると、おおよその出展力が浮かび上がる。
⑴~⑶の機能は、企業力とほぼ比例するが、⑷⑸は比例しない。⑷⑸の機能を巧みに活用して大きな成果(目的・目標)を挙げて大手企業に対等に勝負して勝利している中小零細の出展企業が現存するのも事実であるほど⑷⑸の機能は見逃せない。
B - 03 【ブーシングとは】
招待した既存アカウント以外の来場客をメインターゲットに、出展者ブースで展開する実施コンセプトのブーシングは、BMAが勝手に用いている造語であるが、「展示会メディアパワー活用のうえ、
出展効果を出し、最大の成果(目的・目標)を獲得するため、
「生産性(創造性・有効性・効率性)・イノベーション(技術革新+しくみや制度の革新+運用や利用の革新など継続した改善)・ 「マーケティング」 ・「戦略」を駆使して、
「結果を生み出すエネルギー源を、コンセントレーションと加速度をつけてスパイラル状に引き上げた知恵」を、
「イベント性を主としながら、マーケティングの諸ノウハウ(心理学・話術・演出)を戦略的に凝縮したアピール等ブースパフォーマンス(セールスイベントやデモンストレーション等)に埋め込み」、
その実演を 10分間以内の単位時間内で一日およそ 50回繰り返し、
メインターゲットアカウント体験の下、瞬発的にインパクトをつけて訴求し、
かつ一気呵成に動機づけ、学習効果を高め、
スペクトラムを以って再生・再認知名度を確かなものにする一連の実施をデザインし、
実利的なシナリオを組み立てたブース展開メソッドを、「ブーシング」と呼んで用いている。
B - 04 【画一化したブース展開構成に価値がある】
来場客は会場の入り口を潜ると、川のように流れ、お気に入りのブース探索を開始する。万博と基本は一緒。歩行速度や「このブースに立寄ってみようか」と意思決定する時間はまばたきの一瞬。ブース前は常に新しいお客。通過すると殆どは戻って来ないこのお客を取り込もうとすれば自ずと画一化したブース展開構成を踏襲せざるを得ない。
だから必然的に、ブース展開構成と外せない手順がある。
B - 05 【画一化の実施理由】
ブース前での集客活動は、大半の来場者は川のように流れ、通り過ぎたほとんどの人は戻って来ることはしない。出展者とはその一瞬一瞬が見知らぬお客との一期一会の関係性が生じている。
しかも、誰もが立ち寄るものではなく、来場客が「立寄ろう」と意思決定しない限り実現しない。
この意思決定は「動機づけられた」からであり、近辺の他出展ブースの印象の方が強ければ打ち消される宿命を誘いている。
換言すると、動機づけられなければ立寄らず、周辺の他ブースに印象を打ち消される「立地」問題も手伝って、他社ブースよりも印象を強く打ち出し、動機づけなければならない。
序のことであるが、この策を練る時のメインターゲットは、自社にとって質の高いリード(見込み客)であることは言うまでもないことであるが、決して見落としてはならないことは、「動機づけられた」や「他社ブースよりも印象を強く打ち出された」その顧客は、自社にとって質の高いリード(見込み客)以外の来場客を巻き込まない設計でなければならない。
以上のようなことを踏まえて、ブース前の実態を想起すれば、ブース前を歩行速度 5Km/ hで通行する来場客は、立寄りの意思決定は3/1000 秒であるから、設計はこれを意識してとなる。
だが実際は、間口 3メートルの基礎小間は 2秒間、15メートルくらいのブースは 10秒間で通り過ぎ、素通りした来場客はほぼ戻ってくることはしないから、集客は本来、2秒間とか10秒間が勝負となる。
では、集客のためのアピール等ブースパフォーマンスは、2秒間~10秒間では不十分であろうことから、「パフォーマンス所要時間を10分間と仮定すると 一日同じ内容のブースパフォーマンスを 50回繰り返すことが最も生産性の高いブース前集客活動と設定っできる。
繰り返し集客した自社にとって質の高いリード(見込み客)と展示・陳列コーナーで個別にコンタクト(接客)してブース展開実施目的を完遂するこの展開を繰り返す。
B - 06 【動機づけは第一歩から】
流れているヒトの視認率や誘目率を高めることをしなければならず、合わせて動機づけをしなければ結果は出ない。これらの仕掛けの無いブースは眼に入らないから脳裏にすら残らない。
「来場客はわんさとやって来る」ことは展示会の強み特性であるから、とかく「だからお客は立寄る」ものと思われがちであるが、そういう結果は極めて僅少。これが現実である。詳細は後述するとして、お客の方から立寄っているのは立寄るよう仕掛けているところが大半で、僅かに、立寄りたいと自発的になって」いるのは、事前に魅力を感じてのこと。
B - 07 【もっと立寄ってみたいと思わせるブースはないかと思って通行している】
展示会も強みが有れば弱みも存在する。詳細は後述するが、川のように流れ来る来場客がブース前を一瞬にして通るこの様態のなかに、見失ってはならない重要な弱みが存在する目的。
わんさとやって来る来場客は、新しさに惹かれて来たり、業界の今日や明日の姿が見たいとか、その中での自社の立ち位置を確かめておきたいとか、相談したいや悩みや問題の解決の糸口を探りたいとか、購買(選定・調達・購入・導入・採択・享受・受給・利用)予定行動の相手(出展者)探しなど目的を持ってやって来るから、お客の方からブースに立寄るものだろうと思いがちだが、注意を喚起され、興味・関心を抱かせ、なにかしらの魅力を感じさせなければ動いてくれないし、それでも動こうとはしない。もっとないか、もっと立寄ってみたいと思わせるブースはないかと思って、ブース前を川のように流れて通行している。
B - 08 【出展力の高い出展者は準備段階からやるべきことをやっているから出展成果を出している】
川のように流れている来場客がどこの誰かを知る者は一人も居ない。何を目的にしてやって来たのかも誰も知らない。その中にターゲットアカウントが混じっているのかどうかも誰一人読みとれる人は一人も居ない。
一人も居ないのに立寄ってくれたお客とブース内でコンタクト(接客)して、出展成果をバッチリ上げている出展者は決して多くない。何故そうなるのか。答えは、その結果を準備段階からやるべきことをやっているからだ。
B - 09 【判らないコトだらけの現場の環境で成果を出すにはどのようなブース展開をすればよいか】
限られた短い時間のなかブース前通行客は流れている。そのなかに来場の新規開拓先・見込み客(リード)が居るのか居ないのかや、いつ何社(人)居るのか、
そのお客の社内での立場はどうであるのか、どのような課題を解決しようとしているのか、その意思は無いのか、判らないだらけの不確かさで
不確かさの環境のなか、出展者の多くは大河で一本釣りしているようなもの。釣れるか釣れないか誰も予測はつかない。
判らないコトだらけの現場の環境で成果を出すにはどのようなブース展開をすればよいか。
今ここで確実に言えることは、
自社にとって質の高い顧客に立寄って貰わなければ出展した目的・目標は達成できない … ということだ。
B - 10 【ブース前通行客の素通り率97 ~ 98%は何を意味するか】
だがしかし、開催展示会でブースウオッチングすればだれもが容易に判明することであるが、全出展者の内その大半は素通り率97 ~ 98%であることに気づく筈である。
会期三日間(初日中日8時間最終日7時間)の来場者総数 108,410人の某展示会に出展した出展者を対象にサーベイ(現地調査)で会期中詰めて行った。
「小間サイズは間口3m。「アレ?何だろうここのブースは?」と思わせる装飾にしていたが、棚からぼた餅が落ちてくるのを待つスタイルをしていて、接客担当者は男性1名」の条件下の実態調査の結果、
会期中ブース前通過率の平均は 14.8% 総数 16,045人。一日 5,348人。一日当たりブース立寄り平均客数 16人。平均素通客数 5,332人/ 1日。素通率 99.7%であった。48人とコンタクト(接客)したのであるが、出展成果は出展者の思惑通りには上がらなかった。
全体の素通り率 97 ~ 98%に匹敵する結果であった。
会期中に48人の来場客とコンタクト(接客)できたとしても、そのお相手がニーズの有無も理解できていなくて、その企業の現状の問題点すら把握できていなかったとすれば、話を前に進めても生産性は期待できない。
その企業とコンタクト(接客)する出展者も、目的も目標もブース展開の構成も進行台本も何も無ければ、マッチングなど有り様がない。
中小零細企業の出展者が、様々な機能を駆使して、完璧に近い状態で展示会を利用して大きな収穫を毎回得ている企業もあるだけに一社でも多く出展力を磨いて収穫してほしいのである。
B - 11 【質の高いお客の立寄らない展示会が発展するだろうか】
主催者はこの素通り率に関する実態について調査を行わずともおおよそ見当はついているのであろうし、出展者数全体の何十パーセントを占めるかも判っているだろう。
そもそも、不確かさの環境のなか、出展準備が不足しての結果の素通り率も当たりをつけているであろう。
そしてこの実態には誰一人として触れて欲しくない。できれば話題にも出してほしくないと思っているに違いない。
だからと言って、このまま対策を講じることなく放置して良い問題だとは思えない。
シャッターが下りた古い商店街とまでにはないものの、辛うじて商店街を成してはいるものの、活気が無く魅力度に欠けるところにヒトは集まるだろうか。少なくとも言えることは質の高いお客は立寄ろうとはしない。
展示会出展はお客を立寄らせなければ始まらない。素通りされると全巻の終わり。
立寄り客が居ないブースで商談など出来る訳がない。
自社にとって質の高いリード(見込み客)でなければ、結果にむすびつかない。
質の高いお客の立寄らない展示会が発展するだろうか。維持すら覚束ないであろう。
維持できなくなったら閉じることになるのだろうが、そうなるとすべての出展企業は行き場を失う。それで良い訳がない。
素通り率の高い出展者に主催者は、改善策を講じて質の高いお客を出展者ブースに立寄らせるくらいの伴走をすべきではないか。
結果を出すとか出さないは企業個別の問題であるから、そのような案件には立ち入らないという姿勢であろうが、問題は、大半の出展者が質の高いお客を出展者ブースに立寄らせられていないとか、素通り率の高い出展者の多さである。
「大きな問題の塊である」と認識し、素通率を軽減したり、このロスを生じさせない知恵と努力をすれば、出展者と来場客が失望せずに済む。
質の高い来場客の満足度調査もしかりである。
B - 12 【出展力B上クラス以上の出展者が全体の 26%以上を占めた出展効果と成果の総和が業界全体のビジネスの素地を維持する】
S・Aクラスに依存することなく、出展力B上クラス以上の出展者が 26%を占める展示会を目指さなければ、ジリ貧になる。
全体の 26%を占める展示会を目指すとなると、母数に限りがある業界であるから、企業規模の大小を問わず、展示会および出展推進マネジメント、すなわち
展示会および出展特有の出展課題解決に向けて推進するマネジメント(展示会マーケティング・出展マーケティング・ブーシング・価値共創マーケティング)の方向を持つ出展力のある出展者を育成するしか望めない。
結果、
「展示会の成果は、質の高い来場客の期待以上の満足と、主に出展力の B上クラス以上の出展者の出展効果と成果によって、産業の振興・市場づくり・業界の活性化・地域活性化が図られ、経済効果が生まれ、出展者には成果とは別の累積効果と集積メリットのシエアリングがもたらせる」
これを目指すことが求められる。
そして出展力の Bクラスの出展者は、B上クラスを目指してほしい。
開催展示会としての強者の基礎をつくる取引固定化の最低条件の 30.0%の数値は示唆的である。
B - 13 【出展力を高め、質の高い立寄り客とのコンタクト(接客)が計画どおり出来ることを目指す出展各社が全出展者の 42%以上を目指す】
主催者と出展者の共創で前回よりも魅力ある展示会の開催、次回は更に発展を繰り返したいものである。
そのうえで、出展各社が出展力を高め、質の高い立寄り客とのコンタクト(接客)が計画どおり出来れば、集積メリットが付加され、当該開催展示会の収穫以上のメリットが次回の成果、つまり累積効果が生じる。現行、この累積効果を生んでいるだろうか。
C - 01 【動機づけは、他社と比較されるから、弱ければ打ち消される】
視認率や誘目率、そして動機づけは、他社と比較されるから、弱ければ打ち消される。ここが最初の勝負のしどころとなる。
C - 02 【ブース前を通行するお客に向けて立寄らせの動機づけの機能を持ち合わせていない場合選択肢は二つ】
視認率や誘目率、そしてブース前を通行するお客に向けて立寄らせの動機づけの機能は、通常の出展企業に持ち合わせていない。
したがって、この課題解決の機能は、ほとんどの出展企業は会得していないから、修得するまでに時間を費やすか、アウトソーサーの手を借りるしかない。
ブース展開としてはブース前を通行するお客に向けて呼びかけ、マグネットスポットにまず立寄らせ、展示・陳列コーナーで個別にコンタクト(接客)。
このターゲットアカウントが自社にとって質の高いお客でなければ、出展成果は得られない。一巻の終わりとなるのであるから、何らかの豊作でターゲットアカウントを集客しなければ始まらない。
C - 03 【呼び込みは 3/ 1000 秒単位】
その仕掛けの受け手の「来場客」は、ブース前を流れている。視認や誘目に刺激を受けた来場客が注意を喚起され、興味・関心を抱き、主体的に、能動的に、積極的に判断し、「このブースに立寄ってみようか」と意思決定する時間は 3/1000 秒。まばたきの一瞬である。
したがって、理屈上は「呼び込み」は 3/ 1000 秒単位であるから、時間的には何ら問題は無い。
流れている来場客に講じる集客の対策はこの一瞬で完了させ、それを繰り返すことをする。「見させ、聞かせて動機づけることをする。
C - 04 【動機づけの要件を充たすキャッチコピー・トーク・フレーズのライティング】
動機づけがあれこそ成立する話である。魅力が無ければ動かない。それも少しだけ主体的に、能動的に、積極的になりさえすれば手に届く魅力でなければ動かない。蓋然性も高くなければ動機づけられない。
キャッチコピーや呼び込みのトークあるいはアピール等ブースパフォーマンス実施で用いるフレーズのライティングは、動機づけの要件が考慮される。
C - 05 【アピール等ブースパフォーマンス一回当たりの所要時間は 6分間~ 9分〜 12分間以内】
これら要素を組み合わせて、2秒間とか 10秒間以内でシナリオを描き、実演者または仕掛けコンテンツに委ねるのであるが、アピール等ブースパフォーマンスをこの時間帯に凝縮が困難であれば、6分間以内が理想で、ヒトの視聴維持率は、9分〜12分を境に急激に落ち込む傾向があるとされている。
実際に試してみれば容易に判明することであるが、13分間では限度を超える。
C - 06 【 15mブースの出展総予算が 500万円であったときの、10秒間のコストは 604円。10分間で36,240円1時間で217,440円。8時間で1,739,520円 】
全体の約30 〜 40%を占める間口 3mブースの総費用の平均は50万円 〜 150万円くらい投入している。中規模の 3 〜 6小間で150万円 〜 400万円か。7小間以上は500万円以上 … 1千万円代も少なくないだろう。
会期三日間の間口 15mブースの出展総予算が 500万円であったとき、
(8+8+7h=23 h=1,380分間=82,800秒間)であるから、
存在認知拡大の1回当たりの単位時間を10秒間とすれば、会期中一日当たり2,760回のチャンスとなり、
存在認知拡大のコストは、10秒間当たり604円の投入となる。
自社にとって質の高い顧客をブースへ立寄らせる1回当たりの単位時間10分間のコストは、36,232円。(1秒間60.4円)
活動の目的・目標達成のために生産性を高める意識の持ち方ひとつの参考になる
少なくとも、ブース前通行客の素通り率97 ~ 98%は極端に減少させる策を講じなければ、いたずらに垂れ流すことになる。
C - 07 【コストパフォーマンスへの意識の持ち方として、この観点で算出した総額を見立てて、その額に見合う利益を売上げるには、余分に幾ら売上げることになるのだろう】
出展総コストが500万円であったとしても、実質はもっと多額が投資されている。
出展の企画や計画・ミーティングや準備に何か月もの月日を費やしているだろう。時には徹夜したり、残業も何回もしたであろう。
コストパフォーマンスへの意識の持ち方として、この観点で算出した総額を見立てて、その額に見合う利益を売上げるには、余分に幾ら売上げることになるのだろう。
C - 08 【生産性の向上と出展】
展示会も成熟期を過ぎ、衰退期に入ると思うように機能しなくなる。 展示会にも「命がある」ことの証である。
そしてそもそも企業は元来、仕組み上衰退するようにできている。
企業には命の限りがあるため、自らの力で持続可能な成長を遂げ続けることを発展的に繰り広げ、社会に貢献し、社会の構成員としてメンバーに与(くみ)するように努める使命がある。
事業も、導入期、成長期、安定期、成熟期を経て、必ず衰退期が訪れる。
漫然とした事業のまま推移すれば、時間の経過とともに確実に衰退へと向かう。
この間、競合他社と時間を共有しつつ勝負しているのであるから、有効的かつ効率的に創造性を以て収穫の先取りが求められる。
市場内で共有する時間の中で競合と戦う際、生産性は勝敗を分ける決定的な要素となる。
既存の事業の寿命を延ばしつつ、浮いた時間と資金を使い、新しい事業へ命を吹き込むためにも生産性は大きく貢献する。
このため、生産性の高い事業活動が求められる。
業界所属の企業のほとんどが出展する展示会は、企業にとって正に市場の最前線での戦場であり、死活を分ける場であるから、既存の事業の寿命を延ばし、新しい事業へ命を吹き込む場でもあり、ここでは特に生産性が大きく貢献する。
そして、顧客のニーズが時代とともに変化することやテクノロジーの進化により、古い仕組みが陳腐化するなどを、来場客と情報共有できるのも展示会である。
「短い命が存在するなか、変化へ適合しつつ、競合他社と勝負し勝利するためには、イノベーションとマーケティングと戦略は欠かせないものの、それらよりも優先して捉えて置かなければならないのが生産性である。生産性を高めるためのイノベーション・マーケティング・戦略とも言える。
つまり、生産性は、限られた資源(時間、労働力、コスト)からより多くの成果や付加価値を生み出すことであり、
その向上を実現するには、
アウトプットの質と量を劇的に引き上げる「価値の創出」の「創造性」と、正しいことを正しい方法で行うことで、成果の方向性を定める力、すなわち「正しい目標の選択」の「有効性」およびコストと時間の最適化を図る「ムダの排除」の「効率性」の向上3要素をバランス良く高めることが不可欠となる。
「展示会は会期が短いという限界特性が効果や成果の邪魔をしている。
この如何ともし難い制約されるメディア特性を克服し好転させるために、全出展者は「展示会出展で生産性の向上を目指さざるを得ない」。
展示会は「会期が短い」という如何ともし難い「限界特性」があって、大きく成果を削ぐため、先達は、これを逆手に取って、「祝祭性のある非日常の小空間」を創り上げた。
これにて、弱点が好転されて日本スタイルの展示会の形を成した。
生産性を高めるために「祭典」としたのである。
「祭典」だから「非日常の商空間」。
「非日常の商空間」だから生産性は高められる。だから短い会期・短いコンタクト(接客)でも答えが出やすくなる。
依って出展展開で、創造性と有効性と効率性も企画テーマとなる。
成すことで出展者は、イノベーション(技術革新+しくみや制度の革新+運用や利用の革新など継続した改善)を基底に置いたマーケティング装置で、戦略展開され、生産性の高いマーケティングによって創造的に「価値の創出」と、「正しい目標の選択」によって有効的で、「ムダの排除」により効率的に出展成果(目的・目標)達成を現実化できるに至った。
要約すると、会期が短いという限界特性を好転させるため、生産性(創造的・有効的・効率的)向上が大きなテーマとなる。
回を重ねながら到達したこの方式が、多くの障壁を好転させ大きな出展効果とビッグな成果を獲得するには、極めて短い会期の限られた時間内であればこそ、生産性を高めるにあると先達は結論づけた。
その一つが前項の「展開構成の画一化」である。
そして、「画一化した展開構成の中に潜む障壁を好転させ向上させるための切り口を、⑴創造性⑵有効性⑶効率性 … の観点で、諸課題解決の基底の下敷きにして構築し、スタッフ全員でその文脈の共有化を図る。
会期中ほぼすべての展開において、生産性の高さを余儀なくされる。
重ねて言えば、
ブース前での集客、アピール等ブースパフォーマンス実施、展示・陳列コーナーでの個別対応でのコンタクト(接客)、セールスアプローチ、フィニッシュワーク、お見送りの各展開の規定に置く課題は、「生産性の向上」。
そして、ROI(投資効率)「1」を得るため一日何人(社)ブースにお客を立寄らせるか。ビジネスは質の高いお客の多い方が勝利する。条件を整えて安定したROIを生む準備で臨む。
また、10分間以内の単位時間内で一日50回も実施が繰り返されるブーシングサイクルで、瞬発的に一気呵成に動機づけ、学習効果を高め、「情報の波」に埋もれがちななか、強烈な印象づけで再生・再認知名度を確かなものにすることが短時間で完結できる。
展示会出展は、ヘビーで煩わしい課題が多大で多岐に亘り含まれる。これにたいして編み出した切り口が、ブース展開構成を画一化することであり、生産性向上の具体的解決策の明確化が必要である。
C - 09 【商談会型・商談特化型・商談中心型と出展】
「商談会型」・「商談特化型」・「商談中心型」・「短期決戦型販売戦略」・「刈り取り型」・「四半期内に売りの目途を立てる型」・「会期中に売りの完結を目指す商談型」・「商談展型」の各種商談パターンを推奨しそのつもりで出展している出展者が多々あるが、ある調査結果によれば、ブース平均滞留時間は 4 ~ 7分間くらい、とのこと。
この平均滞留時間 4 ~ 7分間くらいに対し、どのような構成と内容で商談を実施しているのだろうか。名刺回収程度で終始しているとしか思いつかないが、この方式の結果は惨憺たるもので、経営者が実情を知れば激怒するはずだ。
名刺獲得のために何か月も準備して、何十万・何百万とコストを費やして、何人もスタッフを導入してやることではない。
これも、小間サイズの大小は有るが、莫大な投資対効果(ROI)」を殺してしまっている。
初回訪問から成約(受注)に至るまでの期間は、商材の単価や導入規模によるが、一般的に半年から1年半(180日〜540日程度)を要すだろう。その工程の中の何を短時間で競合他社を制す戦略であるか。
プレセールスならともかく、会期中わんさと来場客がやって来る展示会であるから、出展しさえすれば商談の何か良好な結果が出ると思い込んでいるのだろうか。
【購買(選定・調達・購入・導入・採択・享受・受給・利用)心理のステップ例】
<認知レベル>
「注意を喚起する」 → 「興味・関心」 → 「存在認知拡大」 → 「了解させ」 → 「理解させ」 →
<態度変容レベル>
「連想させ」 → 「確認させ」 → 「願望を抱かせ」 → 「欲求度を高め」 → 「記憶に止めさせ」 → 「比較検討させ」 → 「選択させ」 → 「絞込ませ」 → 「了解させ」 →
<行動レベル>
「製品と無言の対話をさせ」 → 「見直しと心の整理をさせ」 → 「実感させ」 →「納得させ」 →「学習効果を高め」 → 「納得スペクトラム」 → 「確信させ、商談行動に押し上げる」 …
そう思ってのことなのかどうか知らないが、今月や来月を見据えた「短期決戦型販売戦略」をブースで展開しているのをよく見かけるが、これはお門違い。
年間の販売金額の先取りをしているに過ぎず、それは通常のビジネスステージにおける営業活動での実施する行為で、単に売り急いでいるだけのこと。
展示会は「需要の喚起・拡大と顧客創り」の場で、変わりゆくニーズの変化に対応して、出品メイン商品の提供価値を伝え好感度を高め、関係づくりを強化し、新規開拓先や見込み客(リード: Lead)との再会の約束を取り付ける場であると思わないか。
だがしかし、お客の中で具体的な商談目的でブースに立寄るお客も居ないでもないが、これはこれで取りこぼしの無いよう取り計らう必要がある。逃げられたら、競合他社ベースで充足されてしまう。
C - 10 【日頃企業が持ち合わせていない機能がいくつも邪魔していて、未解決のまま、それが障壁として立ちはだかっている】
展示会の構造上、どうすることが最も生産性が上がるかという答えのエネルギーを込めた知恵を先達は私たちに幾つも残してくれた。
が、その多くの現実は、それらが見えないことが多い。
それは、出展者が客体のように受動的で、消極的な出展行動が目に付くほど露呈させている姿に見い出される。
出展者の多くが楽観的に、利己的に、短絡的に、無知的に、表面的に一見してのことかと感じさせるのであるが、よくよく考えてみれば、日頃企業が持ち合わせていない機能がいくつも邪魔していて、未解決のまま、それが障壁として立ちはだかっていることが見えてくる。
出展者ブースの立地条件絡みの「立地競争と立地価値によってブース前の来場者数は絞られる」に関係して、うんざりする程の数多くの機能がある。
披瀝を躊躇したが、開示するが、そうしたところで多くは理解できない機能ばかりと言えるが、本当は働かせて役割を果たすことで出展効果や出展者成果(目的・目標)につなげたい。
【果たすべき機能と役割の81.4%は展示会および出展推進マネジメント関連である】のB - (02) 項〖展示会出展機能の領域〗で触れたように、
展示会出展で構成される機能は、⑴ マーケティングマネジメントを見据えたマーケティング機能 ⑵ マーケティングコミュニケーション推進機能 ⑶ 営業(販売)機能 ⑷ 展示会がメディアとして機能 ⑸ 出展マーケティング機能 の5分類に大別できるが、
複雑でヘビーで煩わしくて、多大で多岐に亘る課題を更に仕分けすると、
- マーケティングマネジメントを見据えたマーケティング機能 … 29種の機能に分化
- マーケティングコミュニケーション推進機能 … 7種の機能に分化
- 営業(販売)機能 … 11種の機能に分化
- 展示会がメディアとして機能 … 17種の機能に分化
- 出展マーケティング機能 … 49種の機能に分化
に、細分化される。
例えば、「展示会は、お客のほうからやって来る*1。」は、通常のビジネスステージにおける営業活動では、こちらから訪問してセールスアプローチするとき、お客は客体であり、受動的であり、肝心なことがつかみ得られていないときは消極的であるが、展示会の来場客となったとき、立場は逆転する。出展者は、主体的に能動的に、積極的にやって来るお客を待機して出迎える。
出展企業の多くは、待機して出迎えるという機能を持ち合わせていないが、出展したからにはその機能を果たさなければ、結果につながらない。
ブース前を通行する来場客に存在認知拡大を図るため、視認率や誘目率を高めるため、アテンションゲッターの機能が必要であるが、何をどのようにして有効に目立たせるかの機能もおそらく持ち合わせていない。
ブース立寄らせの集客活動しかり、マグネットスポットに一定数のお客を釘付けにしてプールする機能も、アピール等ブースパフォーマンス実施の機能も、ブースの立地に関しての立地競争や立地価値を駆使する機能も、ブース内をフロントと見立てて、スペースマネジメント、店舗機能・インストアマーチャンダイジング機能・展示会マーケティングによる展示・陳列機能も、フロントマネジメント等コントロールタワーの機能も、小売り専門店の対面販売機能も、ブーシング機能も重要な機能であるが、持ち合わせている出展者のみが大きな収穫を得ている。
これらの多くの課題解決機能の不完全さあるいは未着手が足を引っ張っているのである。展示会が諸刃の剣の一端を知るこれらである。
すべてを解決しなければならないとは言わない。肝心なことは、まず解決可能な部分を摘出し、チーム全体で達成可能な機能を確かなものにしていくことである。
しかし言えることは、ほぼすべての機能を果たして成功している出展者があるという事実である。
また、競合他社が自社よりも機能の多くを果たしているとすれば、追いつき追い越すには相当の覚悟と努力が必要となる。
これら諸機能は、企業リソース・経営資源で対応できるかの検討で導き出されるものであるが、それもどのような課題を解決するものかの検証からとなる。
企業リソース・経営資源、問題解決に必要な実施に値する知識と積み重ねた経験とスキルがすべての課題において不可欠であり必須なのであるが、
なければ、お客の方からアプローチしてくれることを願ってひたすら待ち続けるしかないのであろう。
問題意識が無いのか、勉強しようとしないのか、勉強させようとしないのか、動くつもりがないのか、動けないのか、動かない。
展示会マーケティングや出展マーケティングでは特に言えることは、
効果を出して成果(目的・目標)を最大化するために、
日本スタイルの「祝祭の非日常の商空間メディア」で湧き出る強みの特性 260余件を活かし、
反面、制約される特性が 48もあり、放置すると結果や成果に容赦なく邪魔をして足を引っ張るから、これらは好転させて活かすことが必要となる。
つまり、「展示会および出展特有の考え方、出展ならではの展開」を踏襲する。
そのうえで短い会期・短いコンタクト時間の中で競合と勝負して、出展結果を出すクロスファンクションを駆使して、推進する。
これらを実施するために展示会を活用し、仕事しているはずであるが、
ソリューション型を標榜する企業が課題解決できず、先達の残してくれた知恵を知ろうともせず、
「祝祭の非日常の商空間メディア」でない開催展示会に出展して、待ちの姿勢を崩さずひたすら待って、自社にとって質の高いターゲットアカウントを立寄らせず、強みの特性を生かさず、48の制約特性で足を引っ張られ …
これらの展示会は、経済効果を生んでいないどころか、売り上げた利益をわざわざ手間・時間・コストを投入して、それを仕事したつもりでドブに投げ捨てているような結果となって居る。
担当者も責任者もその上司も、経営管理者も社長も、株主も、主催者もオーガナイザーも広告代理店も、イベント業界関係者も、大学の先生方も、展示会コンサルタントも、より良い方向に具体的に動いているのだろうか。
避ける訳には行かない。展示会で結果を出さなければ企業の業績は伸びない。
展示会出展をビッグビジネスに足掛かりのプラットホームと位置づけ、そこから商機にブリッジングすることが肝要であることを踏まえて、「売上げを拡大し、安定した大きな利益を得て、競合他社に勝利し、マーケットシェア(市場占有率)を高める」絶好の場である。
だけに、もっと展示会出展を研究しなければいつまで経っても「たかが展示会」で終わる。
一企業がその認識で居るのであれば、それは残念ではあるが仕方ない。だが、ビジネスの祭典に業界挙げて出展するその開催展示会の 80 ~ 90%が、効果を出す機能を果たして居ないとなると、尋常な騒ぎでなくなる。直視すると、いたたまれなくなっても不思議でないが、驚愕の極みである。ほとんどが明後日を向いている。それで明日があるのか。
一つの開催展示会で、集客や立寄らせで動かない出展者は 85 ~ 90%。年間で約500〜600件開催。失われた30年に遡ること10年も前から。BtoB開催展示会は負のスパイラルに陥って40年 … 。
もっと言えば、1973年10月以降、展示会は彷徨って来た。経済効果を生むはずが生まないどころか、この半世紀莫大なロスが生じ、未だに引きずっている。
これからの新しい産業や基幹産業隆盛のため、大いなる見直しをしなければ、日本国内経済の先行きはじり貧状態になるのではないか。
漢字の「商」とは、新しい生命を生み出す行為を言う。そういう意味からお産をイメージした象形文字となっている。
西欧は帝王切開などで、生みの苦しみを味わうという概念がないが、東洋にはそれがある。
次世代の人たちのために、他人事の顔は見たくない。
生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報(ソフト)財・公共財 (GtoC / GtoB)企業の
日本特有スタイル(日本型)展示会の出展
は、
展示会メディアの特性など展示会および出展特有の考え方、出展ならではの切り口など
知識を得て、
経験を重ねてスキルアップ。
推進プロジェクトは、出展のつど出展力を高め、
課題解決に伴い
シンプル戦略を目指し
メディア効果を活用して、「はつらつ(溌溂)」展開。
その出展結果を、
通常のビジネスステージにブリッジングして、大きな成果(目的・目標)を獲得。
展示会出展をビックなビジネスの足掛かりのプラットホームと位置づけ
苅り取りは通常のビジネスステージ。
通常のビジネスステージでの活動を次回開催展示会の開催前につなぎ
事前のプロモーション実施で
開催展示会につなぐ。
この
需要の喚起・拡大と顧客創りの無限サイクル化の構築こそが
出展での成果(目的・目標)の最大化となる。
対面でお客と商談のきっかけが生まれる意味で、展示会出展コストに見合う他のメディアやダイレクトコミュニケーション醸成実現の中期マーケティング戦略の装置は無い。
展示会は唯一無二であるから
出展力を増大させる必要があり、
日本型展示会への出展は
必要不可欠・不可避。
何を何からどのようにきちんとやるか。
上記企画の領域の中に手を打つべき課題が内包されている。
そこで
出展して失敗しないために
失敗していることを好転させ、結果、成功するための着眼としての
出展戦略デザイン©の見地から企画領域のカテゴリーを下記にお披露目した。
経営陣も目を通してほしい。
持続可能な事業の成長戦略を繰り広げながら発展し、
存続するために企業に展示会活用は不可欠。
やるべきことをチャンとやって
成果(目的・目標)を計画に沿って達成し、
合わせて企業力も増強する。
何故なら、競合他社も目と鼻の先に出展していて、
健全で秩序ある競争によって
と言いながらも
出展の成果は、シエアリングするものであるから、
競合他社との勝負に勝つために出展している。
重大な問題提起
社長から末端の担当者まで、寝ても覚めても、片時も忘れてはならないのが、「売上げを拡大し、安定した大きな利益を得て、競合他社に勝利し、マーケットシェア(市場占有率)を高める」であるから、展示会に出展して、「売り」は決して外せない。
しかし、PRも広告も宣伝も、プロモーショナルマーケティングも「売り」が目的であるのと一緒で、出展しての展開のすべては、も「売り」を貫くにある。
ところが、主に2010年代半ばから2020年代初頭にかけて、「生産財・産業財・ビジネス財、サービス・情報財、公共財」の企業が出展する主要なBtoB展示会(年間約500〜600件開催)は、
祝祭性・非日常空間のお祭りや製品発表会や、単なる製品披露の場でもなく、
BtoBの「売上に直結する商談・取引の場・効率的な情報流通の場」とする出展スタイルが支配的(80%~90%)になって、
「商談会型」・「商談特化型」・「商談中心型」・「短期決戦型販売戦略」・「刈り取り型」・「四半期内に売りの目途を立てる型」・「商談会型」・「商談特化型」・「商談中心型」・「短期決戦型販売戦略」・「会期中に売りの完結を目指す商談型」・「刈り取り型」・「四半期内に売りの目途を立てる型」・「商談展型」の
各種商談スタイルで展開し、
「会期中のきっかけでの成約やリード獲得を求めるため名刺を獲得し、選別しAランクのみセールスアプローチし続けている。
この、営業スタイルは、企業が農耕型であるのも関わらず、狩猟型である。
手元にあるのは名刺情報と客先のwebサイト掲載情報だけで、
問題点も解決したい課題も、ニーズが顕在化しているのかも、関連部門も、交渉相手の技量も社内での位置も、予算化がいつになるのかも、事業内容も経営者の経営能力や思想も
何も判っていないところからのスタートであるから、
日常の営業における平均成約率が10〜30%であったとして、展示会を起点とした場合の最終受注率は1〜3%となろう。
初回訪問から成約(受注)に至るまでの期間は、商材の単価や導入規模によるが、一般的に半年から1年半(180日〜540日程度)を要すだろう。
500〜600件開催の1〜5%未満を除いて、
総じて経済効果を生み出すことのなかった40年間であった。このまま推移するなら、各産業は一斉に衰退期となる。
冷静に考えるまでもなく、この展開と結果は、
通常のビジネスステージにおける活動で行うコトであって、
このために数か月以上出展準備で手間と時間を費やし、出展料やブース設営・装飾等に多額のコストを投入してわざわざ行うことではない。
これは単に年間の成約を先取りしていて、明らかに売り急ぎしているに過ぎない。
ビッグなビジネスの足掛かりとして構築するための展示会出展である。
日本のBtoB展示会の主催者・オーガナイザーの8割以上は、
依然として「ブースを不動産的なハコ扱いで賃貸し、借りた出展者がさらに形骸化していて、双方がこの調子であるなら早晩、何もかもが沈んでしまう。
大半の主催者たちはプロの顔をしているのだろうが、BtoB日本型展示会は、そもそも構造上、狩猟型は不向きであることの認識がなさそうである。
展示会のコトの知識が無い素人でも、ブースウオッチングで容易に見えるものがある。
集客力が見える。
お客はブースに入って来るものだと思い込んでいる様相が見える。
ブース立ち寄り策の結果が見える。
お客情報分析の有無が見える。
アプローチの成否が見える。
有用情報提供の有無が見える。
コンタクトの成果が見える。
アピールの成果が見える。
ビッグビジネスを獲得しようとする努力が見える。
出展の結果の成約の成否が判る。
出展しさえすれば結果が出ると思い込んでいるのが見える。
ヒューマンエラーの数々など社員教育の程度が見える。
出展しただけでは結果は出ない証しが見える。
通常のビジネスステージにおける活動の営業力もマーケティング力も、活動内容のスマートさも、フロアマネジメントの良否も、コントロール機能の有無も、目標達成意欲も、
企業リソース(経営資源)の「ヒト」・「モノ」・「カネ」・「コト」・「情報」・「時間」・「システム」の強み・弱みも、
ソリューションを提案しながら、自社出展展開の課題解決がどの程度成しているかも、 企業力も、社長の顔も広く露呈している。
ビジネスに熱心な情報収集目的の来場客は、パートナー探ししているだろうから、読み取られているのだろう。
大勢の新規開拓先・見込み客(リード: Lead)に対面でのコンタクトが出来る。展示会と同様のコストでそれが可能なメディアやマーケティング装置は存在しない点において、企業にとって展示会の出展は必須。
継続出展を続け、そのつど競合他社を超える出展力のアップが必要。そのための解決策は社内勉強会の定期実施である。
「売上げを拡大し、安定した大きな利益を得て、競合他社に勝利し、マーケットシェア(市場占有率)を高め、持続可能な成長を遂げるため、経営者に勉強会にて改革を!」と提言されたい。
失敗の改善のプライオリティ№ 1に、経営資源の「ヒト」とすると、
時間がかかり過ぎるから、
解決法は同じ経営資源の「モノ」・「カネ」・「コト」・「情報」・「時間」・「システム」に置き換えて。
ここで結論づけて言っておくと、
課題は解決すべきで、
出展のつど出展力を高め、見直し、得た知識と経験したこととスキルは担当者が交代時に共有し、
スタッフ全員が標準化に取り組み、
その結果、課題や問題点を減少していって、成功している企業のようにシンプルな戦略でビッグな成果(目的・目標)を獲得する。
「直接需要」かつ「農耕型」の営業スタイルをとる生産財・産業財企業(BtoB)において、
成約率を最大化するための質の高いセールス活動は、
単なる「販売」ではなく「顧客の課題解決パートナーとしての信頼構築」を核とした以下のステップで展開されるだろう。
因みに、「商談型」展示会出展について、ここで付記しておきたい。
通常のビジネスステージにおける営業活動で各出展企業が、どのような展開をしているのか知る由もないが、
以下の展開を実行し、受注率を高める努力を行い、客先の予算化が早くて半年先になるだろうことを想定して、
会期中に「商談型」にして現実化するのが得策か。
よしんばそれができたとしてもその大きさと、「情報収集目的」の質の高いお客をメインターゲットアカウントしてブース内で、先述の好例に示した展開の商談行為で一年以内に出展コストに見合う以上の成果、すなわち、
「売上げを拡大し、安定した大きな利益を得て、競合他社に勝利し、マーケットシェア(市場占有率)を高める」
この収獲を得る方がよほどか大きいと言えないか。
*
■ 「日本型」について :
1991(平成3) 年 2月頃 バブルが崩壊し、消費低迷とデフレが定着した以降、効率的な商談を目指す欧米型の商談型への移行が議論される中で、
1954(昭和29)年 4月10日開催の、「第1回日本国際見本市(大阪)以来これまでの「需要の喚起・拡大と顧客づくり」を目的とする日本特有の祝祭性非日常の商空間での集客スタイルを
欧米型の商談型と対比させ、または批判的、あるいは特徴解説として展示会業界関係者でこれを「日本型」という表現で使用し始めた。
補筆
1991(平成3) 年2月頃、バブルが崩壊し、消費低迷とデフレが定着した。
その頃、消費財・耐久消費財のメーカーは、高度経済成長期まで投入したPR中心の広告宣伝費から、即効性を狙って販促費(プロモーション費)へ大胆にシフトさせた。
しかし、この切り替えも上手く機能せず、
1973(昭和49)年のオイルショック直後という転換点から、
日本のビジネスが「共に育てる(農耕)」から「奪い合う(狩猟)」へと変質していった歴史的背景と、その象徴としての「展示会の変質」が見事にリンクした。
1987年頃から始まった「展示会をお祭りや製品発表会ではなく、単なる製品披露の場ではなく、米国流の効率主義の、売上に直結する真の商談・取引の場・BtoBの売上を作るための営業活動の場を作る」ことに一貫してフォーカスした短期決戦の商談特化型に関心が向けられ、
「販促でも売れなくなったから、これからはお客と直接会える展示会だ」と軽薄に思い込み、猫も杓子も右顧左眄しながら、
主催者の「来場者数・名刺獲得数」という薄っぺらなKPI(重要指標)に踊らされ、
「既存顧客を軽視し招待状すら送らず、それまでの関係深化を放棄し、新規獲得に血道を上げるというスタイルに雪崩れ込み、
経済効果を生まないただの「商談会場」に成り下がってしまった。
業界全体のパイを広げる努力(農耕)を忘れ、狭いパイを奪い合うことで、結果として市場全体を縮小・低迷させてしまった。
それまで「絆を強めるハレの場」で産業を振興させる展示会であったが、この展示会の構造的な病巣は今日まで引きずって大きな「日本の商道の崩壊」という禍根を残した。
旧来、日本独自の「三河屋(御用聞き)」的な商習慣により、
まずは顔を売って、新規開拓先・見込み客(リード: Lead)を訪問する「きっかけ作り」として展示会が機能し、
その場での売買よりも、「顔合わせ」や「最新技術の披露」・「業界の横のつながり」が主目的であった日本特有の祝祭性の非日常の商空間での集客スタイルを、
展示会業界関係者間で展示会スタイルの是非が語られるなか、効率的な商談を目指す欧米の商談型への移行が議論され、この欧米型と対比し、「日本型」という表現が用いられるようになった。
その後も、展示会は海外との比較において様々な動きを為し、
これらの展示会は、日本企業の海外販路開拓や、海外企業の日本市場参入の重要なゲートウェイとなっている点において、「日本型」というスタイルにたいし懐疑的な意見があるが、
海外に出る場合は海外諸事情に合わせ、海外企業が日本市場に参入する場合は、「日本型」を踏襲せざるを得ないことを主催者や海外との接点を持つ関係機関は、理解・了解・納得のいく説明を徹底すべきである。
しなければ、日本の信用を失墜させることとなる。
海外企業が日本の開催展示会に出展して、閑散としたブースの光景の多くは、「日本型」の説明を徹底していない証拠である。
欧米の見本市のように「注文書を書くのが当たり前」の文化がない日本においてのBtoB展示会は、商談特化型で開催しても、わんさとやって来る大半の来場者は「情報収集目的」の仕事熱心な「市場の担い手」で、商談行為から回避する。
これが「日本型」の特徴で、本来ならその中のターゲットアカウントに絞って、「ファン(信者)作り」や「中長期的な関係構築」のブース展開に力点を置くべきである。
しかし、多くの出展者は「せっかく高い金を払ったのだから、その場で元を取りたい・即決させたいという短期的な埋没費用の呪縛に陥っている。
主催者側も、この出展者の「短気な期待値」を壊す勇気がなく、結果として「実態(情報収集)と演出(商談重視)」がねじれたまま開催され続けているのが現状である。
「展示会の祝祭性の非日常の商空間としてのメディア化において、
ダイレクトコミュニケーション醸成実現の中期マーケティング戦略の装置と展示会を位置づけ、「需要の喚起・拡大と顧客づくり」をテーマに、
価値に触れさせ、学習効果と再生・再認認知度を高めスペクトラム化。会期後に再会の承諾を得るなど、新規開拓先・見込み客(リード: Lead)またはその予備軍には、中期販売戦略で臨むべく、
出展者は、商機への足掛かりのプラットホーム(出展ブース)からブリッジングして、結果、市場を拡大することで産業の振興を他の出展企業と共創を担うために出展。
メインターゲットアカウントは、情報収集目的の来場客の中の自社にとって質の高い顧客で、商談特化型に呼応してやって来る商談客の充足はもちろんのことではあるが、
通常のビジネスステージにおける活動で達成する営業行為を、何もわざわざ手間・時間・コストを投入して、売りの先取り・売り急ぎをせずに、
出展のつど毎回、手間・時間・コストを上回る利益(ROI)達成を目指すべきこれは時代の流れで、
主催者の多くはこのビジネスモデルが追いついていないと言え、大きな機会損失を生じさせ続けているのが現状で、一日も早く打破しなければ、日本経済は沈没するのではないかと危惧している。
これからは、主催者の「商談重視」という掛け声に惑わされず、「来場者の大半は情報収集客である」という前提で、いかに彼らのマインドを動かし、半年〜1年後または3年後の受注(顧客づくり)へ繋げるか。
そのために展示会出展を軸にして、会期後・通常のビジネスステージにおける活動・会期前のプロモーションと出展という「通年のビジネスサイクル」を独自に構築する出展者だけが、本当の果実を得る時代になっている、と見る。花も実も根の力。
■ アンラーニングを心掛けている企業のために。各ページで語っていることを参考にの一存で記載。
では、「何を何からどのようにやるか」であるが、
その参考になるインターネット情報も書籍もないだろうから、
アンラーニングを心掛けている企業のために、展示会出展の実相とあるべき姿を掴み、展示会出展で失敗しないためになればと考え、各ページで語っている。
◆ 諸刃の剣を名刀にするために。
BMA展示会出展戦略デザイン大分類 167編©をお披露目
構成
Ⅰ. 展示会とは
Ⅱ. 展示会の成果(目的・目標)
Ⅲ. 展示会の基本構造と出展スタイル
Ⅳ. 展示会と顧客
Ⅴ. BtoB展示会の見直しと変革の視座
Ⅵ. あるべき出展考
Ⅶ. 会期前・展示会出展をその通過点の「ビジネスレギュラーサイクル通年化戦略」
【展示会とは】
★ 展示会の比類なき優位性☭
★ 主催者から未完成で出展者に受け渡され、出展者が全体の 41.7%以上の質の高い来場客を満足させることで開催展示会は完成する
★ 展示会の弱点
★ 展示会とは何か・その本質を知る 345の切り口☭
★ 展示会の歴史・定義・タイプ等考察☭
【展示会とは】
【展示会の成果(目的・目標)】
★ 成果 = 〇〇〇〇 × 達成意欲
★ 展示会成果☭
★ 展示会の目的☭
★ 展示会評価☭
【展示会とは】 【展示会の成果(目的・目標)】
【展示会の基本構造と出展スタイル】
★ 出展の本質の日本特有・日本型開催展示会はわが国において不変☭
★ 展示会の基本構造と出展スタイル☭
◆ 展示会は構造(システム)上、直接需要を狙うのに適している
◆ 展示会は構造(システム)上、派生需要は不向き
◆ 展示会は構造(システム)上、農耕型営業スタイルに適している
◆ 展示会は構造(システム)上、狩猟型営業スタイルは不向き。依って「商談会型」・「商談特化型」・「商談中心型」・「短期決戦型販売戦略」・「刈り取り型」・「四半期内に売りの目途を立てる型」・「会期中に売りの完結を目指す商談型」・「商談展型」の各種商談パターンは不向きで、非生産的(非創造的・非有効的・非効率的)
◆ 展示会は構造(システム)上、主催者が特定される
◆ 展示会は構造(システム)上、同じ時期に開催される
◆ 展示会は構造(システム)上、開催日時が特定される
◆ 展示会は構造(システム)上、開催日時が短い
◆ 展示会は構造(システム)上、会場が特定される
◆ 展示会は構造(システム)上、開催地域が特定される
◆ 展示会は構造(システム)上、開催は新しさを装って繰り返される
◆ 展示会は構造(システム)上、他のメディやマーケティング装置あるいはプロモーショナル手段に比して格段に低コストで出展出来る
◆ 展示会は構造(システム)上、開催展示会に業界のほとんどの企業が一堂に介して活発にブース展開する
◆ 来場者は片道平均 2時間掛けて開催展示会にわんさとやって来る
◆ 来場者は会期中いつでも、何度でも展示会会場内に無料で入場出来る。
◇ 来場者数は開催展示会の KPIの一つである。そして会期中何度入場しても、カウントは「1回」のみ、と規定している。水増しという主催者の悪癖対策が KPIに絡んだ。
既存アカウントおよび新規開拓先や見込み客(リード: Lead)などが、購買心理を向上させながら会期中何度も入場して来ることがある。出展者にとってビジネス上、来訪価値は極めて高いのであるが、主催者はこのケースも「1回」のみで、カウントしている。
来場者総数は開催展示会の魅力を反映する重要な KPIではあるが、その中には花見客も居れば、出展者に無縁のお客も多く含まれている。
一方で開催展示会の魅力は、活発な活動を繰り広げた結果、出展者にとって質の高いお客が会期中何度でも足を運んでくれる方が、良い結果が得られるから、せめて出展者にとっての KPIには加えたい。
◆ 展示会は構造(システム)上、会場内に入場した来場者は、主催者が仕掛けた強制動線をはじめ会場内を対流する
◆ 来場者は会場内を、平均およそ 4時間滞在し、出展企業ブース平均 6箇所に立寄る
◆ 来場者は会場内を回遊し、出展者ブース前を大半が通行する
◆ 来場者の大半は、主催者が仕掛けた動線に沿って一方向に川のように流れる
◆ 来場者の大半は、ブース前を歩行速度 5Km/ hで走行するから、間口 3メートルの基礎小間は2秒間、15小間くらいのブースは 10秒間で通り、ほとんどの人は戻って来ることはしない故、出展者とは一期一会となる。
◆ 構造(システム)上、有効性・効率性・創造性にはチームワークが有効
◆ 展示会のスタイルやタイプ
◆ 出展スタイル概要における生産性の高いブース展開の着眼
◆ 新規開拓先とリード獲得が有効的・効率的・創造的に可能
◆ プレセールスはブース展開に組み込む
◆ ブース展開基本構造に適応した出展スタイル
★ 狩猟型営業スタイルは展示会に不向き☭
★ 商談会型スタイルの出展は展示会に、そぐわない☭
★ 単に先取りでしかない売り急ぎ行為は、展示会でやる仕事ではない
★ 展示会は農耕型営業スタイルに最適なマーケティング装置☭
★ BtoB開催展示会☭
★ BtoB展示会☭
【展示会とは】 【展示会の成果(目的・目標)】 【展示会の基本構造と出展スタイル】
【展示会と顧客】
★ ヒトはなぜ集まるか。ヒトはなぜ開催展示会に集まるか☭
★ 展示会と顧客☭
★ BtoB開催展示会の来場客☭
★ 動機づけ
★ 来場者数☭
★ 来場者は会場内を対流する☭
★ 来場者会場内滞在☭★ 来場者は会場内で専門展に分散する
★ 客足と客数☭
★ 通常のビジネスステージで客体的・受動的な立場のお客は来場すると豹変する☭
★ 「市場の担い手」の情報収集目的の来場客対策☭
★ BtoB企業の既存アカウント・ターゲットアカウントへの向き合い方☭
★ 新規開拓先・見込み客(リード: Lead)を招待☭
【BtoB展示会の見直しと変革の視座】
★ 開催展示会の問題点。「開催のつど負のスパイラルを繰り返している」☭
【展示会メディア絡みの問題点】
◆ 祝祭的な連帯感で産業界全体を盛り上げるという姿勢がない
◆ 祝祭性をお祭り騒ぎと勘違いし、中期マーケティングの商空間を短期決戦型の商談の販売の場と思い込んでいる
◆ 展示会は、展示会および出展特有の考え方、出展ならではの展開を踏襲せざるを得ない機能
◆ 展示会および出展特有の考え方、出展ならではの展開を踏襲したうえで祝祭性の非日常の商空間で展開の機能が麻痺
◆ 展示会メディアにおける課題解決システム機能が確立されていない
◆ 展示会メディア化意識の欠如
◆ 展示会のメディア性を重視する機能の欠如
◆ 展示会メディア性を高める機能や展示会メディアパワーを強大化する意識の欠如
◆ オウンドメディアを絡めた「オンライン/ バーチャル展示会」の前中後連動展開機能
◆ 産業のライフサイクルにおける「安定期・成熟期」のメディアとしてのあり方の不十分さ
【展示会の活性化絡みの問題点】
◆ 新しさが多く無い。希少性、特別性も感じられない
◆ 新しさを訴求する場で新鮮さを失っていないか
◆ 会期も実施時間も限られた中、時間効率を上げつつ、有効性と創造性を追求する認識の欠如
◆ 会場スペース稼働率を100%にしたい意識の欠如。現状の平均稼働率は 40〜60%程度。満杯にしようとの意識は無い
◆ およそ80%の旧態依然とした開催展示会
◆ 方向性を決める意志が示されていない
◆ 展示会マーケティング推進機能の欠如
◆ 結果の出ない無限サイクル化を斬って名刀にする人の居ない展示会出展の実相。
◆ 結果の出ない無限サイクル化は40年間続いている
◆ 出展大手企業経営トップの展示会を軽んじた付けが回って、低成長を招いたことを助長した
◆ 展示会開催のベクトルを外して商談特化型にして40年の責任は大きい
◆ 産業という畑を枯らし続けて40年
◆ かつては有った市場規模拡大や経済効果を生み出す意識の欠如
◆ 産業のライフサイクルにおける「安定期・成熟期」の変革展開の機能の脱皮・変化への適合ができていないままマンネリ化
◆ 産業のライフサイクルにおける「導入期・成長期」戦略の未確立
◆ 質の高い展示会づくりにたいし無為無策
◆ これは展示会ではない。展示会は経済活性化のマーケティング装置が機能していない
◆ 経済効果を生まない展示会は展示会ではないことを忘れている
◆ 経済活性化装置を単なる「ハコ」にしてしまっては記事掲載の無い新聞と一緒
【主催者絡みの問題点】
◆ 展示会産業関係者をはじめ出展者に、展示会の定義不徹底
◇ 日本特有の BtoB展示会の特性が生かさていない
◆ 展示会展示会産業関係者をはじめ、「展示会」そのものの研究で一般の出展者に理解できるような適切な解説ができていないことから、産業関係者は口を閉じて、具体的な問題点には極力触れないまま推移した
◆ 主催者側の組織的な構造問題・根深い問題
◆ 展示会開催の適性能力と目標達成意欲に問題のある主催者が居る
◆ 継続出展を取り止めた穴埋めで疲労困憊して、それどころでないという負のスパイラルに陥っている
◆ ヘビーで煩わしい課題には手を付けずに済ませている
◆ 無機質なシステムにたいし何の問題も感じていない
◆ お客を社という記号でしか見ず、既存の縁を粗末にし、数字だけを追っている
◆ 展示会成果の大きさが明確化されていない
◆ 投資に値する開催になっていない
◆ あるべき出展結果と現実とのギャップを埋めないまま推移している
◆ 願望達成の基本認識を持つ機能の欠如
◆ 出展結果と現実の何が阻害要因かを識別し把握する機能が明確化されていない
◆ 主催者の役割と責任の範囲が不明朗
◆ 主催者は出展成果を出そうとする出展者に伴走していない
◆ 個別出展者ブースへの立寄り促進の告知で主催者による伴走がない
◆ 出展者の出展成果達成に主催者の伴走施策の具体例提示する機能の欠如
◆ 出展の成果を十分出し切れていない 98~95%の出展者に申し開きできるのか
◆ すべての出展者が、来場者の悩みに即答できる準備をしている状態」に主催者は強い関心を持つなどして、出展料の価値づくりを。そうしなければ出展力のある 2~ 5%だけの展示会を開催していることになる
◆ 主催者はこの 80%の出展者に伴走し、出展各社の情報をあらかじめ整理のうえ来場客に、「あなたの抱える課題なら、こことここのブースに立寄ればそのヒントを得ることでしょう」という来場者データ分析で立寄りを促し、対象の出展者も「出会う価値のある出迎え」に一歩踏み出す …
◆ 動機づけ/ モチベーションが不十分
◆ ただ小間(スペース)を売って開催告知するだけのことしかしていない
◆ 特化した会場域外の市場に対する対策が出展者も創造していない
◆ 出展者の出展効果や成果(目的・目標)への伴走の無い主催者の開催展示会は衰退するという認識欠如
◆ 海外とわが国の開催展示会の乖離のごり押し問題で、海外企業が落胆
★ 展示会はメディアである。メディアとしなければ効果も成果も極僅少で、ロスの塊☭
★ 展示会は市場を創造し産業の振興を通じて経済効果を生み出すコミュニケーション装置
◆ 経済効果を生み出さない展示会は展示会では無い
★ 展示会の限界特性と時間との勝負が故の生産性☭
★ 展示会出展の生産性向上策で生まれた祝祭と非日常化☭
★ 祝祭性の非日常の商空間が展示会メディアパワーの源泉☭
★ 祝祭性・非日常の商空間のメディアで湧き出る強み特性260余☭
★ 効果や成果の足を引っ張る制約特性48。この弱みは好転させて活用☭
★ 展示会および出展特有の考え方、出展ならではの展開を踏襲☭
★ 「展示会出展の成果が期待以上に得られる」という展示会の強み・特徴と、ならではの展開の切り口72☭
★ 展示会メディアパワー効果と出展成果☭
◆ 展示会メディアパワー効果
◆ 展示会出展成果
◇ ブーシング等出展力に伴う出展効果や出展成果
◇ マーケティングマネジメント力による出展効果や出展成果
◇ 継続出展における累積効果による成果
◇ 集積メリットのシエアリングによる成果
◇ 価値共創の成果
◇ 相乗(接客)効果による成果
◇ 波及効果による成果
◇ 成約による成果
◇ 半期以内に成約の見込みが具体的に顕在化した成果
◇ 産業振興におよぶ成果
◇ 市場づくりにおよぶ成果
◇ 業界の活性化をもたらす成果
◇ 経済効果もたらす成果
◇ 地域活性化もたらす成果
◆ 展示会よび出展特有の考え方、出展ならではの展開
◆ 出展結果と効果および成果
◆ 出展成果は企業力を確実に伸ばす
◆ メディアパワー効果と出展成果
◆ 既存アカウントのクラスアップと数多くの自社にとって質の高い新規開拓先・見込み客(リード: Lead)とダイレクトコミュニケーションでコンタクト(接客)して好感のもてる関係づくりで収穫を獲得という極めて重要な仕事を、目と鼻の先で競合他社と勝負
◆ 出展効果を生み、大きな出展成果を獲得するために出展している
◆ 経営者の認識次第で、出展の成果(目的・目標)が変わる。出展の成果は経営者の認識と比例する
◆ 事業推進および出展推進のマネジメント次第で大きく変化する
◆ 商談特化型・展示会マーケティングを踏襲していない・出展者に伴走していない・出展力のB上クラス以上が全体の10%未満・祝祭性の非日常の商空間タイプでありながら産業のライフサイクルが安定期や成熟期を過ぎていたりマンネリ化している・質の高い来場者が少ない・来場者の期待と満足が充足していないなどの開催展示会に出展しても大きな成果は期待できない
◆ 展示会出展は、規模に応じた体制が組める。これは出展の成果(目的・目標)と比例する
◆ 開催展示会の選択次第で成果は変わる
◆ 割り当てられた小間の位置で出展成果は変わる
◆ 主催者の告知・集客法次第で成果は変わる
◆ 質の高い来場者総数は、出展成果と比例する
◆ クロスファンクションでシンプル化するにつけ成果は大きくなる
◆ 出展結果を出す準備に応じて出展の成果(目的・目標)の大きさも変わる
◆ 結果を出すには時間がかかるものである。しかし掛けた時間に成果は比例する
◆ ROIあるいは費用対効果(B/C)「1」以上の成果を出すに値する活動とする
◆ 出展成果を出すための諸課題を解決し、機能させる
◆ 展示会および出展において、多大で多岐に亘る課題を解決することになるのであるが、その40%くらいはヘビーで煩わしい課題で、願望する大きな成果(目的・目標)の障壁として立ちはだかっている
◆ 出展力を高める努力を実施しなければ、出展の成果は期待できない
◆ 展示会メディア特性を出展に反映する仕掛けに施して臨み、出展効果や出展成果につなぐ
◆ 展示会の弱点である制約特性を放置することなく、好転させて逆利用することで出展成果(目的・目標)は大きく変わる
◆ 出展成果を出そうとする出展者に主催者の伴走が必要
◇ 出展者への伴走の無い主催者が多いようであるが、その姿勢の開催展示会は来場者に魅力は欠けるので、来なくなるから衰退するだろう。
◆ 展示会のメディアパワーと出展効果をフルに発揮して、大きな出展成果を導き出す質の高い出展マーケティングとブーシングを展開する
◆ 必須ブース展開構成と外せない手順に沿ってのブース展開で成果を出す
◆ アピールの手法を会得して出展効果や出展成果につなぐ
◆ コンセントレーションによる効率性追求で、じょうろのように受け入れる型で、出展の成果を高める
◆ 出展者が瞬発的に一挙に成果を出すための主催者の役割を果たすことは大きな影響となる
◆ 出展の成果(目的・目標)とは別に、継続出展による累積効果と集積メリットおよび価値共創の成果が加算される
★ 展示会の効果☭
◆ 展示会の効果を仕掛ける動機づけは不可避
◆ 市場づくりの価値共創ラボラトリーが経済効果を飛躍的に増大させる
◆ 価値共創マーケティング©の徹底遂行
★ これからの展示会の方向☭
★ 展示会の価値創造☭
★ 価値共創ラボラトリーという概念☭
★ 価値共創ラボラトリー©標準化委員会の立ち上げ☭
【あるべき出展考】②
★ 展示会マーケティングの恩恵☭
★ 「出展推進マネジメント」が企業規模に関わりなく試される場が展示会☭
★ 出展コンセプト策定☭
★ 出展基本構想と出展基本方針☭
★ 継続出展して出展力を増強すれば事業は繁栄。継続出展をやめると事業は衰退の一途☭
★ 複雑でヘビーで煩わしくて、多大で多岐に亘る課題を解決☭
★ 障害物競走に似て、達成すべきテーマは手前から手順に
★「展示会は諸刃の剣」を誰も名刀に変えようとしない☭
★ ブース前通行の来場者が誰であるか、新規開拓先・見込み客(リード: Lead)がどれだけ居て、いつ何社通るのかまったく読めない不確かな中での集客で、結果は見込めるのか☭
【あるべき出展考】③
★ 間口 3メートルの基礎小間では川の流れのように通り過ぎて行くお客を引き寄せるには 2秒間しかない。15小間くらいのブースで流れを止める時間の単位は10 秒間☭
★ ブーシングサイクル一回当たりの単位時間設定と設計☭
★ ブース基本展開構成☭
★ 出展基本展開☭
★ 解決すべき課題と解決方法☭
★ 展示会業界総力挙げて緊急に着手すべきテーマは出展の「社長か経営管理者交えての検討会実施」☭
★「はつらつ(溌剌)」ブース展開が要諦。何パーセント存在するかで開催展示会の価値判明☭
★ メディアパワー・フル活用のブーシングが経済効果を生む☭
★ 出展でROIの高さを求めるその対策を講じる☭
★ 商機を創り、商機を先につかむ場が展示会。商機も創らず掴めなければ、結果は出ない☭
★ ビジネスに勝利するペンタゴンエレメントを基底に企画
★ 出展の目的☭
★ 出展と中期販売戦略
★ 出展特有の役割を果たす組織と体制でなければ課題は解決しない☭
◆ コントローラー(出展現場責任者)
◇ コントローラー(出展現場責任者)の交代
■ 出展力を増強しなければ成果は出ないところ、推進スタッフがいつも新人に交替しているから、出展力の増強も継承もされていない。
◇ 「企業力は最も弱いところに比例する」
★ 出展特有の課題を解決する適性能力が絡む機能と役割を果たすから結果が出る☭
【あるべき出展考】④
★ 出展結果の実態把握☭
★ 企業リソース/ 経営資源源と出展結果の見直し 企業リソース/ 経営資源源を生かした出展実態の見直し☭
★ 展示会出展はエクスターナルなソリューションだけでなく、インターナルも大きなテーマ☭
★ 短い会期・短いコンタクト時間の中で競合と勝負して出展結果を出すクロスファンクションの設計☭
★ 出展活動テーマ☭
★ オペレーション(運営管理)☭
★ プロジェクト・マネジメントの運営☭
★ 成果達成意欲☭
★ 出展の目標☭
★ 出展戦略☭
【展示会とは】 【展示会の成果(目的・目標)】 【展示会の基本構造と出展スタイル】 【展示会と顧客】 【BtoB展示会の見直しと変革の視座】 【あるべき出展考】
【会期前・展示会出展をその通過点の「ビジネスレギュラーサイクル通年化戦略」】
★ 会期前と展示会出展を通過点とし、その後へ強力にリンクの「ビジネスレギュラーサイクル通年化戦略」☭
★ 需要の喚起・拡大と顧客づくり
★ ビッグな商機へ足掛かりのプラットホームからブリッジング☭
【会期前・展示会出展をその通過点の「ビジネスレギュラーサイクル通年化戦略」】②
★ 出展に向けて☭
★ 出品戦略☭
◆ 出品対象商品(製品・技術・コト・システム・情報・時間・サービスなど)の選択
◇ ライフサイクルを見据えた出品製品の選択
◇ 出品製品選択に関して戦略的に生かす狙い 5ケ条
◇ 出品製品選択10の着眼(見慣れたモノは見向きもされない)
① 対象エリア(リージョン/テリトリー)の市場特性および優勢市場戦略を踏まえた製品
② 市場(顧客年間)支出配分総額拡大への貢献度で優先すべき製品
③ 今、なぜこの製品の訴求か。自社にとって質の高いお客が今、望んでいる点を考慮しての製品
④ 商機と開催展示会出展の時期を加味しての、タイムリーな製品
⑤ 市場のトレンディな製品
⑥ メインターゲットを設定(特定と選定)した上での製品
⑦ 来場者のプロフィールを読んだ製品
⑧ 競合品の出品を意識した製品
⑨ 展示会出展の特性・強み・特徴にフィットした製品
⑩ 訴求テーマ・訴求コンテンツが最もタイムリーな製品
◇ 出品製品の特定とメインターゲットアカウント
◇ 来場者としてのアカウント・トライアングル構造(上澄み層・革新層・追随層・浸透層)の現状・実勢を読んだ製品特定
◇ 出品対象商品を絞る。テーマ商品に絞る。絞って集中させる
◇ 的を外さない出品対象製品の選択
◆ 新製品・新技術のお披露目
◇ 新製品・新技術を展示会でお披露目では遅い
◇ 新製品の開発と展示会出品
◆ 出品メイン商品の着眼 3点
◇ メイン製品と関連製品の関連づけ
◇ メイン製品の価値と来場者プロフィールおよびベネフィット
◇ メイン製品の商機と展示会開催時期とのターム
◆ 出品戦略
◇ ブランディングと出展
◇ 来場客を見据えたカテゴリー構成
◇ 製品力考慮の出品
◇ 製品戦略と出展
◇ 製品のポジショニング(独自性・差別性)考慮の出品
◇ 商品の独自性または差別的優位性
◇ 製品の価値の訴求
◇ 製品の基本価値と付加価値
◇ 戦略的出品計画の立案
◇ 時流とエンドユーザを見据えた出品戦略
◇ 戦略アイテム比
◇ 存在認知度と出品
◇ 浸透度と出品
◇ 単品出品の有効性と見せ方
◇ 出品品目数
◇ 会期が短いが故に求められる生産性の高い出品対象製品の捉え方
◇ 出品と損害保険
★ 出展と情報戦略☭
◆ 展示会は情報戦略で勝負の場。「情報を制す」
★ 個別の見極めに努める
◆ 個別の見極めをしない商談は成立しない
◆ 中段の活動テーマ遂行のファーストコンタクトの段階 ~ 後段の活動テーマ/「 ブース展開中段テーマのクロージングと新規開拓先・見込み客(リード: Lead)の発見および会期後の再会への誘い」で、見積書提出までの間、
個別に見極める必要があり、これのないソリューションも提案も無い。
しかし、会期中のブースで見極めができるかどうかは進捗状態に依る
★ 主要ステップ☭
★ スケジューリング
★ ミーティング/ ブリーフィング
★ 見積もり
★ 予算
★ 成果の出来・不出来は準備と依頼の仕方次第で決まる☭
【会期前・展示会出展をその通過点の「ビジネスレギュラーサイクル通年化戦略」】③
★ オリエンテーション(企画依頼)☭
★ 企画立案☭
★ ブース展開を見据えた業務設計☭
◆ ブース展開におけるブーシング設計
◇ ブーシングの設計
■ ブーシング設計の一例
【01】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
⑴ 告知するからやって来る
【02】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
⑵ 多くの見込みターゲットを集客して
【03】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
● ブース展開の数々の障壁
☑ わんさかやって来るお客は、会場内滞在はおよそ 4時間。その 240分間の会場滞在中、ブースに立寄ってもらって商談に応じてくれなければ、出展の成果につながらない。ブース立寄りの平均は 6ブース。その一つを自情報収集を目的
【04】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
☑ 会場内を任意のままに渦巻くように対流する
【05】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
☑ 来場者総数の全員が自社ブース前を通行することは考えられない。およそ全体の 14%くらいと推定できる。そのお客の 85~ 90%は情報収集を目的にやって来ているから、いきなりセールスアプローチしようものなら嫌がって逃げて行く
【06】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
☑ 構えたブースの立地がホットスポットであれば通行客は多いが、コールドスポットであれば閑散とする。その影響で客足が変わる。「立地競争と立地価値」で客足は変わる。しかしブースの立地は選べないことが大半
【07】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
☑ 日毎の時間帯で通行客数は変化する。これを主催者もコントロールできない
【08】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
展示会も強みが有れば弱みも存在する。川のように流れ来る来場客がブース前を一瞬にして通るこの様態のなかに、見失ってはならない重要な弱みが存在する。
☑ 川のように流れている来場客がどこの誰かを知る者は一人も居ない。
☑ 短い会期の限られた短い時間のなか、
何を目的にしてやって来たのかも誰も知らない。来場者総数の何パーセントのお客が自社ブース前を通行するのかも誰も答えられない。ブース前をいつ何社通行するかも誰も判らない。
ターゲットアカウントが多いのか少ないのか誰も判らない。その中にターゲットアカウントが混じっているのかどうかも誰一人読みとれる人は一人も居ない。
自社ブース前を通るのか通らないのかも、居るとして、いつ何社(人)自社ブース前を通るのか。リードがいつ何社自社ブース前を通るかも誰も判らない。
ブース前通行客が必ずしも自社にとって質の高いお客とは言えない。自社にとって質の高いお客がいつ何社自社ブース前を通るかも誰も判らない。立寄り客がブースに入って来るかもしれないが来ないかもしれない。
質の高い顧客を集客できなければ何も始まらない。自社にとって質の高いお客でなければ話にならない。確実に言えることは、自社にとって質の高い顧客に立寄って貰わなければ出展した目的・目標は果たせない。
サッパリ不明のままで会期は推移する。来場客がわんさとやって来ても、誰もわからない。誰も読めないのである。
これらをこの不確かなままの待ちの構えで結果が出るとは思えない。立寄り策を講じなければ根こそぎ競合他社に奪われる。
それでも大半の出展者は、祭りの露天商のように、お客の方から入って来るのを辛抱強く、ひたすら待ち続ける。
これ以外の企業リソース・経営資源を持ち合わせていないからで、持ち合わせていない機能を充たす手段を講じる準備がなされないまま出展しているのであろう。
だが、それで許されるのか。社長から末端の社員まですべての者が業務を通じて、「売上げを拡大し、安定した大きな利益を得て、競合他社に勝利し、マーケットシェア(市場占有率)を高める」ことは、寝ても覚めても片時も忘れてはならない命題で、これを意識していないのを、仕事していると言えるのだろうか。
【09】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
⑶ 出展者ブースに立寄らせなければ始まらない
【10】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
☑ 不確かな中、足止めさせ、引き寄せ、釘付けてプールしたいが無策ではお客のプロフィールは識別できない
そのお客の社内での立場はどうであるのか、どのような課題を解決しようとしているのか、その意思は無いのか、判らないだらけの不確かさで
【11】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
不確かさの環境のなか、出展者の多くは大河で一本釣りしているようなもの。釣れるか釣れないか誰も予測はつかない。
【12】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
判らないコトだらけの現場の環境で成果を出すにはどのようなブース展開をすればよいか。
【13】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
こうした画一化したブース展開構成に価値がある。
だから必然的に、ブース展開構成と外せない手順がある。
【14】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
☑ 来場者総数以外の追跡分析の開示はない
【15】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
☑ ブース前通行客の職業・職位は千差万別。花見客も存在する。選別は難しい
【16】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
☑ 効果的な集客を実行しなければ素通り率は 97~98%。常に入れ替わっている。ほとんど戻っては来ない
【17】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
今ここで確実に言えることは、
自社にとって質の高い顧客に立寄って貰わなければ出展した目的・目標は達成できない … ということだ。
【18】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
☑ 新規開拓先や見込み客(リード: Lead)に立寄って貰わなければ話にならない。しかも自社にとって質の高いターゲットアカウントでなければ全巻の終わり。
自社にとって質の高いターゲットアカウントを立寄らせるには、立寄りの仕掛けや策を講じて動機づけなければならない。
ブースウオッチングで誰もが容易に見分けることができる「立寄りの仕掛けや策を講じずに、待機してひたすら待ち続けるスタイルは、ビジネスの祭典における露天商と一緒で、祭りの客体になってしまっている。
出展者は祭りの仕掛け人でなければならない。来場客の90%くらいは、気に入ったブースに平均 6ブース立寄っているが、立寄りたい価値あるブースであればこその結果である。
そのため、仕事の手を休め、往復 4時間かけて、会場内を自発的に能動的に積極的に相手探しにやって来ている。
その来場客に何らアピールをしなければ、実施しているところから存在を消されてしまうのだ。
ヒトの行動には目的がある。目的がなければ動かない。
立寄りたいと思わせる目的を創ることをしなければ、立寄る筈がない。
ましてや自社にとって質の高いターゲットアカウントでなければ、この時点で全巻の終わりであることは既に述べた。
どのような着眼でどのようにじっしているか。自社で今できることから着手すべきだ。出展の他社に打ち消されずにしなければ勝負にならない。
どこもかしこも活発に立寄らせ合戦を一日50回くらい展開しまくっているから活況が生まれ、祭りの気分になって、お客は前向きに働いてくれるのだ。
日本スタイルの展示会が、祝祭性の非日常の小空間で開催され、主催者のみならず、出展者の大半がこの活況を創り出すからメディアパワーが爆発し、大きな収穫が得られる意味で、出展者は少なくとも開催期間中はビジネスの祭典の仕掛け人として出展している任務を忘れないでほしい。
【19】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「来場客はわんさとやって来る」ことは展示会の強み特性であるから、とかく「だからお客は立寄る」ものと思われがちであるが、そういう結果は極めて僅少。これが現実である。お客の方から立寄っているのは立寄るよう仕掛けているところが大半で、僅かに、立寄りたいと自発的になっているのは、事前に魅力を感じてのこと。
【20】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
来場客は会場の入り口を潜ると、川のように流れ、お気に入りのブース探索を開始する。
ブース前での集客活動は、大半の来場者は川のように流れ、通り過ぎたほとんどの人は戻って来ることはしない。出展者とはその一瞬一瞬が見知らぬお客との一期一会の関係性が生じている。
【21】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
わんさとやって来る来場客は、新しさに惹かれて来たり、業界の今日や明日の姿が見たいとか、その中での自社の立ち位置を確かめておきたいとか、相談したいや悩みや問題の解決の糸口を探りたいとか、購買(選定・調達・購入・導入・採択・享受・受給・利用)予定行動の相手(出展者)探しなど目的を持ってやって来るから、お客の方からブースに立寄るものだろうと思いがちだが、注意を喚起され、興味・関心を抱かせ、なにかしらの魅力を感じさせなければ動いてくれないし、それでも動こうとはしない。
もっとないか、もっと立寄ってみたいと思わせるブースはないかと思って、ブース前を川のように流れて通行している。
【22】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
以上のようなことを踏まえて、ブース前の実態を想起すれば、ブース前を歩行速度 5Km/ hで通行する。
【23】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
来場客は、立寄りの意思決定は 3/1000 秒であるから、設計はこれを意識してとなる。
歩行速度や「このブースに立寄ってみようか」と意思決定する時間はまばたきの一瞬。
ブース前は常に新しいお客。通過すると殆どは戻って来ないこのお客を取り込もうとすれば自ずと画一化したブース展開構成を踏襲せざるを得ない。
しかも、誰もが立ち寄るものではなく、来場客が「立寄ろう」と意思決定しない限り実現しない。
この意思決定は「動機づけられた」からであり、近辺の他出展ブースの印象の方が強ければ打ち消される宿命を誘いている。
【24】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
だが実際は、間口 3メートルの基礎小間は 2秒間、15メートルくらいのブースは 10秒間で通り過ぎ、素通りした来場客はほぼ戻ってくることはしないから、集客は本来、2秒間とか10秒間が勝負となる。
【25】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
招待した既存アカウント以外の来場客をメインターゲットに、出展者ブースで展開する実施コンセプトのブーシングは、BMAが勝手に用いている造語であるが、
「展示会メディアパワー活用」
のうえ、
出展効果を出し、
最大の成果(目的・目標)を獲得するため、
「生産性(創造性・有効性・効率性)・イノベーション(技術革新+しくみや制度の革新+運用や利用の革新など継続した改善)・ 「マーケティング」 ・「戦略」を駆使して、
「結果を生み出すエネルギー源を、
コンセントレーションと加速度をつけてスパイラル状に引き上げた知恵」を、
「イベント性を主としながら、
マーケティングの諸ノウハウ(心理学・話術・演出)を戦略的に凝縮したアピール等ブースパフォーマンス(セールスイベントやデモンストレーション等)に
埋め込み」、
その実演を10分間以内の単位時間内で一日およそ 50回繰り返し、
メインターゲットアカウント体験の下、
瞬発的にインパクトをつけて
訴求し、
かつ一気呵成に
動機づけ、
学習効果を高め、
スペクトラムを以って再生・再認知名度を確かなものにする
一連の実施をデザインし、
実利的なシナリオを組み立てたブース展開メソッドを、
「ブーシング」と呼んで用いている。
【26】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
<祝祭性の非日常の商空間というメディアの姿>
熱気(盛況・活況・元気)が充満している。だから賑々しい。
インパクトのある展開が随所でエキサイティング。
どこもかしこも新鮮さを漂わせている。
来場客の進取性を刺激する。
酔いしれ触発される時空はセクシャリティ性も感じさせる。
共感/ 共鳴性の雰囲気の中で、出展者は、仕掛け・気づかせ・動機づけを施し、お客を主体的にその気にさせる。答えを導きやすくすることを狙ってのことだ。
そして、展示会パワーを借りて、
瞬発的に一気呵成に動機づけ、学習効果を高め、「情報の波」に埋もれがちななか、強烈な印象づけで再生・再認知名度を確かなものにすることが短時間で完結できる。
このパワーがない展示会では、こうはいかない。
こうして、各社こぞってこのような展開を実施するから、来場客は是非次回も来たいと思い、
業界は活性化する。万博に類似して一見お祭り騒ぎ。寺社の四季の例祭が原点の祝祭性の非日常の小空間。
祝祭の愉しさ面白さを組み込んだ賑々しさ、期待と満足の連続、意外性、驚き、不思議さ、遊びの文化性による楽しさや面白さなど遊び感覚での学び、ウキウキ、わくわく、ドキドキ、感動、喜び、酔いしれ、シビレ、新しいものに触れるときめき、新たな価値の発見と共有、共感、試用経験の感激、体感の震え、体験の納得、快感、一体感、歓び、好感・好印象、心開く、触発されやすく心地よいスペクトラム、いつまでも強烈な印象、消えない記憶 …
だから、再会したいと思ってくれる。このためのブースパフォーマンスでブース展開。これが一つの大きな出展の目的。
【27】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
● 大問題は、祝祭性の非日常の商空間というメディアが成立していなければ、この種のパフォーマンスを如何に巧みに実施しても、宙に浮いて効果は希薄になる分出展成果につながらない。
■ 祝祭性の非日常の商空間というメディアが成立していない無機質な展示会は単なる「ハコ」で、本来のメディアとしての機能を放棄しているため、このタイプの開催展示会に出展しても、展示会効果、メディアパワー効果は期待出来ないため、出展者は自力で推進することに止まる
【28】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
● ブース基本展開構成
■ 日本特有・日本型開催展示会の構造上・システム上の強みと弱みを加味すればこその「ブース基本展開構成」が麦踏のように画一化されたが故に、その展開を踏襲することが最も生産性の高い結果をもたらす
【29】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
● ブース展開の切り口
■ 待機・出迎えからフィニッシュまでのブース展開の考察
■ 85~90パーセントのお客をターゲットにしての出展戦略を基軸にして、展示会のメディア特性・強み・特徴を活用する出展のあり方が求められる
■ 商談目的でやって来るお客と、商談の気になったお客
【30】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【来場客は一秒間に4 コマの企業力の実態を目に焼き付けて出展の実像を見ながらブース前を歩いている】
これらが小間の間口に比例して、そのような場に出ている。ヒトは視認したとき、一秒間に 4 コマの物体を目に焼き付けているそうだが、こうして来場客はブース前を通行している。
この一瞬または 10 秒間くらいで視認したブースの実態は、わんさとやって来た人々に強く印象づけている。
この間、出展成果が出て居るか、どの程度か、通常のビジネスステージでの営業活動や事業活動の程度や社風や経営者や経営管理者の力量などが伺える。情報収集を目的の来場客には殊更焼き付いている。
【31】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
● 必須のブース展開構成と外せない手順
■ これらの不確実性の事実・実態のなか、出展効果を出し、成果(目的・目標)を投入した手間・時間・コストを上回る利益以上のものとするための、画一化したブース展開構成を踏襲せざるを得ない。待機・出迎えからフィニッシュまでのブース展開構成は画一化である。必須のブース展開構成と外せない手順がある。ブースに立寄らせて、商談に応じて貰うまでに打つ手がある。これを知らなければ成果は出ない
⑴ 待機・出迎え
⑵ ブース前で集客活動を実施
⑶ お客を選別する
⑷ お客をブースに立ち寄らせ、プールして釘付ける
⑸ 有用情報提供
⑹ アピール等ブースパフォーマンス/セールスイベントやデモンストレーションに参加させる
⑺ 製品の展示・陳列コーナーに立ち寄らせる
⑻ 個別にアプローチし、コンタクト(接客)する
⑼ 質問・相談に応じながら、セールスアプローチに役立つお客情報入手
⑽ プレゼンテーションや製品説明の実施
⑾ 個別の見極め後、顧客づくりと需要の喚起・拡大策を講じる
⑿ もてなし
⒀ 見込み客に絞ってセールスアプローチ
⒁ 商談を行なう
⒂ 対象製品を絞り、比較させる
⒃ テストクロージングの上、セールスアプローチの方向を見定める
⒄ クロ-ジング
⒅ 購買行動(受注・契約・予約)や購買予定行動を起させる
⒆ ブースでのフィニッシュワークを実施
⒇ お客情報のまとめとアフターフォロー優先順位付け
【32】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
では、集客のためのアピール等ブースパフォーマンスは、2秒間~10秒間では不十分であろうことから、「パフォーマンス所要時間を10分間と仮定すると 一日同じ内容のブースパフォーマンスを 50回繰り返すことが最も生産性の高いブース前集客活動」と設定できる。
【33】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
換言すると、動機づけられなければ立寄らず、周辺の他ブースに印象を打ち消される「立地」問題も手伝って、他社ブースよりも印象を強く打ち出し、動機づけなければならない。
【34】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
この策を練る時のメインターゲットは、自社にとって質の高いリード(見込み客)であることは言うまでもないことであるが、決して見落としてはならないことは、「動機づけられた」や「他社ブースよりも印象を強く打ち出された」その顧客は、自社にとって質の高いリード(見込み客)以外の来場客を巻き込まない設計でなければならない。
【35】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
アピール等ブースパフォーマンス実施中の学習効果確認段階から入手のセールスアプローチに役立つお客情報(①お客のプロフィール➁お客のニーズ)を織り交ぜて、クロージング後のお見送りまでの商談基本構成を描く。
【36】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
⑷ ブース前にプールした複数人のお客一同に訴求テーマを発信し
【37】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
流れているヒトの視認率や誘目率を高めることをしなければならず、合わせて動機づけをしなければ結果は出ない。これらの仕掛けの無いブースは眼に入らないから脳裏にすら残らない。
【38】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
質の高いお客をターゲットに、温かくもてなしながら
【39】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
購買(選定・調達・購入・導入・採択・享受・受給・利用)や購買予定行動を起させることを見据えて
【40】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
お客を支援し、刺激を与え、育てる仕掛けで、気づかせ、動機づけの設計
【41】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
参加させ
【42】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
実機等メイン商品(製品・技術・コト・システム・情報・時間・サービスなど)の現物の特徴や、その商品の持つ基本価値と付加価値や利用価値とお客の求めるベネフィット(メリット・便益・利益・期待どおりの満足・恩恵・利便など)や顧客価値とを紡いでの訴求ポイントや価値を
【43】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
見せて、聞かせて、感じさせ
【44】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
伝えたい商品の現物を、フェース・トゥ・フェースで接客担当スタッフと試用体験(トライアルユース)を共有させることで
【45】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
商品の価値とお客のベネフィットに触れさせ、確かめさせ、驚かせ、感動させ、体得を確かめさせ
【46】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
体感・体験などを通じて、肌にすり込ませ
【47】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
主体的にその気にさせ、好印象の記憶にとどめさせる演出と統一表現をクロスさせ、百聞は一見にしかずを体現させる。
【48】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
創造的・有効的・効率的に展開し、気づかせ、実感を味合わせ、動機づけ
【49】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
質の高いお客に対して、ていねいな説明を施す。
【50】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
来場者のほとんどが、ニーズすら顕在化していないことを前提にして、
セールスアプローチに役立つお客のニーズやウオンツの顕在化と共に
【51】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
集中し需要の喚起・拡大策を講じながら、顧客づくり(拡大・育成と固定化)を創造的、有効的、効率的に
【52】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
学習効果を高める「コト」に連動した有用情報を提供する
【53】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
有用情報提供の反応を確かめつつ、お客情報収集
【54】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
訴求テーマと訴求内容と訴求の狙いを体験し
【55】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
瞬発的にかつ、一気呵成に動機づけ
【56】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
動機づける
【57】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ていねいに提案する。
【58】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
共感・共鳴の出品戦略を組み上げる。
【59】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
質の高いお客を期待以上に満足させ、顧客満足に結ぶ。
【60】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
この空間に質の高いお客を多く取り込む。
【61】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
参加したターゲットアカウントに
実感を味合わせ
【62】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
学習効果を高め
【63】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
強く興味・関心を持たせたならば、もっと知りたいと当該展示・陳列コーナーに自然体で立ち寄り、前向きに釘づけるから、しばらく見守る
【64】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
確かめたお客の反応を活用する
【65】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
パスポートを手渡し
【66】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
期待と満足に応える
【67】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「情報の波」に埋もれがちななか、強烈な印象づけ
他に打ち消されない想起率や再生・再認知名度とする
【68】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
スペクトラムを以って再生・再認知名度を確かなものにしておいて、
再生・再認知名度を確かなものにすることが短時間で完結させる。
【69】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
再生・再認認知度を高める体験をする
【70】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
展示・陳列コーナーへ誘い込む。…
【71】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
繰り返し集客した自社にとって質の高いリード(見込み客)と展示・陳列コーナーで個別にコンタクト(接客)してブース展開実施目的を完遂するこの展開を繰り返す。
【72】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
学習効果確認段階から入手のセールスアプローチに役立つお客情報(①お客のプロフィール➁お客のニーズ)を織り交ぜて、クロージング後のお見送りまでの商談基本構成を描く
【73】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
活動のフィニッシュは、ブース立寄り客に早い内に購買行動や購買予定行動を起させる。
【74】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
一連の実施をデザインし、
「情報の波」に埋もれがちななか、強烈な印象づけで再生・再認知名度を確かなものにすることが短時間で完結させなければならない。
【75】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
短いコンタクト(接客)時間に人間関係の醸成も図り、是非近い内に再会したいと期待をかけられたお客を、「これからどうぞよろしくお願いします」と胸に刻んでお見送り … 勝負はここから始まる。
★ 提供価値・伝え方価値の創造☭
★ 演出☭
★ 開催展示会選択基準☭
★ 出展者説明会参加と確認事項☭
★ 開催展示会場フロア構成とホットスポット☭
★ 動線☭
★ ブースの立地条件☭
★ 小間サイズと形態☭
【会期前・展示会出展をその通過点の「ビジネスレギュラーサイクル通年化戦略」】④
★ 市場調査
★ 企画の総仕上げ☭
★ 制作☭
★ 製作・準備・調達☭
★ サンプル製作
★ ブースデザイン・設計☭
★ 研修/ トレーニング☭
◆ ヒューマンエラーと出展結果
◇ 企業は出展力増強の勉強を積み重ねる命題がある
■ ほとんどの企業は出展力増強の勉強をしていない
既存アカウントのクラスアップと数多くの新規開拓先・見込み客(リード: Lead)とダイレクトコミュニケーションを通じて獲得という
極めて重要な仕事を目と鼻の先で競合他社と勝敗を決す出展で、
⑴ 情報を制し、⑵ 先に商機をつかんで、⑶ 質の高い顧客を他社より多く獲得するプラットホームで
出展力を発揮しなければ、
⑷ 顧客の年間支出配分総額の取り分のパイ(π)を拡大することができないばかりか、他社に収穫を手渡すことになる。
そうならないために、企業は出展力増強の勉強を積み重ね、出展力は競合他社よりも強くする必要が絶対条件としてある。
極めて重要な仕事を目と鼻の先で競合他社と勝敗を決すことが命題である筈のところ、
ほとんどの企業はその勉強をしていない。
極めて重要な仕事であるとの認識不足が、
開催展示会出展者の 85 ~ 90%も該当している。
勉強するとか、成果を出すは個別の案件である。
しかしここで目をそらしてはならない。塊どころか、85 ~ 90%は大きな岩ではないか。
この岩が、業界や市場および地域の活性化・市場づくリ・産業の振興・経済効果を生む基盤の障壁と化している、と見るべきである。
目をつぶっている主催者・オーガナイザー・イベント産業界・広告代理店の再認識問題も同時に解決しなければならない。
この解決が無い限り、負の無限サイクルは止まらないから、当該産業は総て成り立たなくなる危惧が見えている。
★ 社内関係者説明会☭
★ 事前プロモーション/ 告知・集客・来場促進活動計画☭
★ 自社にとって質の高い顧客の集客は、出展者自身の仕事☭
★ 開催直前の準備作業☭
★ ブース装飾・セッティング☭
【会期前・展示会出展をその通過点の「ビジネスレギュラーサイクル通年化戦略」】⑤
★ スペースマネジメントを機能させる☭
★ 展示・陳列☭
★ マグネットスポット☭
★ ブース展開☭
★ ブース前集客活動☭
★ 視認率/ 誘目率向上☭
★ アテンションゲッター☭
★ 展示会は大河で一本釣りしているようなもの☭
★ 不確で誰も読めないままで集客を終わらせてはならない☭
★ 呼び込む☭
◆ ブース展開を時間軸で三段階に分割して実施管理
◇ 三段階の活動テーマ
■ 前段の活動テーマ/ 自社にとって質の高いお客をマグネットスポットに釘づけ・
… と設定したとしても、
ブース展開において出展者成果(目的・目標)をもたらすために一貫して「自社にとって質の高いお客」がメインターゲットアカウントでなければならない。
メインターゲットアカウント。つまり、自社にとって質の高い新規開拓先・見込み客(リード: Lead)であればこそ成果が出るこの彼らをブースに立寄らなければ始まらない。
そこで待機して待つのであるが、
仕掛けて待つとそれが実現するが、仕掛けずに単に待っていたのではほとんど素通りされている光景は、ブースウオッチングすれば容易に判明する。
アピール等ブースパフォーマンス実施のマグネットスポットに、いつも大勢のお客がプールしている出展企業担当者にヒアリングをすると、大抵の帰って来る回答は、事前に告知して呼び寄せていることと、集客の仕掛けを施しての結果であるとの回答に集約される。
やれば結果につながるが、やらねばそれまでのこと。
先ず、自社ブース立地の存在を認知させる工夫と演出を必要とする。
視認率や誘目率を向上する仕掛けと共に、他に打ち消されない想起率を必要とする。眼に入らないブースは脳裏に残らない。
ブース前で集客活動も行うことになるが、これも工夫が居る。
マグネットスポットに立寄らせる工夫とリード選別の工夫である。
工夫が足らない行為は、大河で一本釣りするかの如く生産性が悪い。誰も読めない不確さのままで集客を終わらせてはならない。立寄らせる仕掛けに動機づけは不可避。
呼び込みもしたいが、大抵の出展企業にはこの機能は持ち合わせていないが、やっている出展者はそれを乗り越える工夫をして臨んでいる。足止めさせることもしかり。立ち止まらせ、引き寄せることもしかり。
引き寄せるには 2~10 秒間しかない。この一瞬の単位で目の前のお客は通り過ぎている。釘付けるのもしかり。一定量マグネットスポットにプールするのもしかり。
これらテーマが解決しても、その中に自社にとって質の高い新規開拓先やリードばかりとは断定できないから、この段階でもふるいにかける必要がある。
ここまでが、前段の活動テーマのお膳立てとなる。
先ず、自社にとって質の高い新規開拓先やリードをマグネットスポットに一定量プールすることが仕事となる。
呼び込み、動機づけ、足止めさせ、立ち止まらせ、引き寄せ、釘付け、マグネットスポットに一定量プールし、更にブース内の展示・陳列コーナーへ立寄らせるために待機し、出迎える …
これらブース前集客作業の仕掛けがほとんどの企業でできていない。それは何故か。
通常のビジネスステージにおける活動には無い作業だからだ。
これら一連の諸機能で集客の役割をはたすために、
企業リソース/ 経営資源の「ヒト」・「モノ」・「カネ」・「コト」・「情報」・「時間」・「システム」などを照らし合わせ、通常のビジネスステージにおける諸活動には存在しない機能をこれらで如何に工夫して出展に臨むかの、この課題を事前に成して出展している企業が成果(目的・目標)に結び付けている。
このブース前集客活動に自信が無いとすれば、それらが実現できるアウトソーサーに依存するか、企業リソース/ 経営資源の工夫で構築するかの検討は必須である。
それら対策とは別に決して忘れてはならない作業がある。
自社にとって質の高い新規開拓先やリードをご招待する、である。
1986年までは積極的に招待していいたが、オーガナイザーの指導で出展者は手間を省いた。出展者の多くはこの手法に迎合してしまった。ブースを構えておけばお客はお客の方から立寄ると誤解した。その名残で現在も続いている。
自社が招待せずに競合他社がご招待すれば、自社にとって質の高い新規開拓先・見込み客(リード:Lead)が立寄ったとしても、競合他社ブースの帰りであるから、余程のことがない限り成果にはつがってくれない。
繰り返し訴える。「展示会出展は、自社にとって質の高い新規開拓先・リードをご招待し、もてなすことから始まる」のだ。
しなければそれまでのことであるが、
得られる筈の収穫をやっている他社に持って行かれる覚悟があるなどと思ってはならない。成果を出さないのは仕事とは言えない。手間と時間とコストに見合うことをしないのは仕事ではない。
「相乗(シズル)効果」は、「1以上」の結果を出してはじめて効果があったと言えるのであって、「1」程度のことであれば意味がない。
この前段の活動テーマのお膳立てが出来て初めて前段の活動テーマの解決となる。
それをクリアして、中段につなぎ、そして後段の活動テーマを成して、会期後の商機づくりに結び付ける作業がブース展開という仕事である。
待機・出迎えは前段の活動テーマの事前作業を調えてのこと。
★ 待機・出迎え☭
★ ブースへ立寄らせる☭
【会期前・展示会出展をその通過点の「ビジネスレギュラーサイクル通年化戦略」】⑥
★ アピール等ブースパフォーマンス展開実施☭
◆ 見せて、聞かせて
◇ なぜ見せて聞かせるか。誰に見せて聞かせるか。何を見せて聞かせるか。どのような脈略でか。ショートドラマ( 6 ~ 12分間)仕立ての演出をイメージして組み立て
質の高いお客をターゲットに、温かくもてなしながら、
購買(選定・調達・購入・導入・採択・享受・受給・利用)や購買予定行動を起させることを見据えて、
お客を支援し、刺激を与え、育てる仕掛けで、
参加させ、
実機等メイン商品(製品・技術・コト・システム・情報・時間・サービスなど)の現物の特徴やの持つ基本価値と付加価値や利用価値とお客の求めるベネフィット(メリット・便益・利益・期待どおりの満足・恩恵・利便など)や顧客価値とを紡いでの訴求ポイントや価値を
見せて、聞かせて、感じさせ、伝えたい商品の現物を、フェース・トゥ・フェースで試用体験(トライアルユース)させることで、
商品の価値とお客のベネフィットに触れさせ、確かめさせ、驚かせ、感動させ、体得を確かめさせ、体感・体験などを通じて、肌にすり込ませ、主体的にその気にさせ、好印象の記憶にとどめさせる演出と統一表現をクロスさせ、百聞は一見にしかずを体現させる。
創造的・有効的・効率的に展開し、気づかせ、実感を味合わせ、動機づけ、
質の高いお客に対して、ていねいな説明を施す。
来場者のほとんどが、ニーズすら顕在化していないことを前提にして、
セールスアプローチに役立つお客のニーズやウオンツの顕在化と共に、集中し需要の喚起・拡大策を講じながら、顧客づくり(拡大・育成と固定化)を創造的、有効的、効率的に、しかも瞬発的に一気呵成にていねいに提案する共感・共鳴の出品戦略を組み上げる。
質の高いお客を期待以上に満足させ、顧客満足に結ぶ。
この空間に質の高いお客を多く取り込む。
学習効果を高め、パスポートを手渡し、再生・再認知名度を確かなものにして、展示・陳列コーナーへ誘い込む。
活動のフィニッシュは、ブース立寄り客に早い内に購買行動や購買予定行動を起させる。
(参照: ★ ブース展開を見据えた業務設計 ◆ ブース展開におけるブーシング設計 ◇ ブーシングの設計 ■ ブーシング設計の一例 【39】~【73】)
★ 更に顧客の選別と絞り込み
★ 展示・陳列コーナーへ立寄らせる☭
★ ファ-ストアプローチの絶妙なタイミングを掴む
★ アプローチから個別コンタクト(接客)に切り替える
◆ お客のプロフィールは、変化する
◇ 既存アカウント以外のブース前通行のターゲットアカウントのプロフィールは、不明
◇ ブース前集客活動においてお客の選別策に呼応したターゲットアカウントは、明らかにプロフィールの一端を表明
◇ ブース前集客活動のターゲットアカウントが、アピール等ブースパフォーマンス実施のマグネットスポットに立寄り、体験を通じて学習効果を披露した時点でプロフィールは大きく顕在化
◇ アピール等ブースパフォーマンス実施を通じて、ターゲットアカウントの購買心理は変化する
◇ 見せて聞かせて製品の価値に触れさせれば、お客の購買心理は変化し、プロフィールも見えて来る
◇ 需要の喚起・拡大を絡めての顧客づくり(拡大・育成と固定化)に入ったときも購買心理は変化する
◇ 学習効果を披露した後の再生・再認知名度への反応によって更なるプロフィールが具現化
◇ 学習効果を披露し再生・再認知名度への反応後、製品の展示・陳列コーナーに立寄ったターゲットアカウントの購買心理は変化する
◇ 変化する購買心理の具体的な一例(順不同)
「アフターサービスについて質問してくる」 ・ 「アフターサービスを気にする」 ・ 「いろいろと質問をしてくる」 ・ 「同じ質問を繰り返し念押しする」 ・ 「同じ製品を何度も手にする」 ・ 「確認を求める」 ・ 「考えた風をする」 ・ 「疑問の表情が消える」 ・ 「首を伸ばす」 ・ 「好意的な表情を浮かべる」 ・ 「この段階で再び質問をしてくる」 ・ 「導入に伴うあるいは導入後のサポート態勢を確認してくる」 ・ 「しきりに頷く」 ・ 「じっと見ている」 ・ 「質問してくる」 ・ 「条件を質問する」 ・ 「商品を褒める」 ・ 「製品の価値と値段の比較をする」 ・ 「製品をじっと見る」 ・ 「説明担当者の顔を向けて、表情を確かめる」 ・ 「それだけをよく手にする」 ・ 「立ち去ろうとしない」 ・ 「立ち止まる」 ・ 「他の製品と比較する」 ・ 「他の製品には興味を惹かれない」 ・ 「他部署関与者を交えての情報交換はできるのかと聞いてくる」 ・ 「近寄って来る」 ・ 「地方への対応はできるのかと質問する」 ・ 「使う真似をする」 ・ 「手に持つ」 ・ 「手に持ったままで同じ動作を繰り返す」 ・ 「手に持って引き寄せる」 ・ 「手に持ったままで、同じ動作を繰り返す」 ・ 「取引条件や支払い条件質問する」 ・ 「値段や条件を確認する」 ・ 「値段を聞く」 ・ 「値段を気にしだす」 ・ 「納得したというような動作をする」 ・ 「ひとつの質問に集中する」 ・ 「目を離さないで同じ表情をしばらく保つ」・「目を開いて向ける」 ・ 「無言で考え出す」・「もう一度試してみる」
… これらの言動は、購買心理のステップに伴い変化する。言い換えれば、変化した言動でお客の購買心理がどの段階にあるかが伺い知れ、打つ手が見えて来る。
◇ 当然のことながら、購買心理はお客ごとに違いがあるから、それぞれその時その時に応じて掴みながら誘導することになる
◇ ベネフィットをお客に提示したとき、お客はそれに対する反応を示し、お客の見えなかったプロフィールに変化が生じ、脈の有無や強弱が読める
◇ アピールでの動機づけに対する反応をつかめるほど、お客のプロフィールの変化が見える
◇ ファーストアプローチに対する反応を掴むことで、お客のプロフィールの一端を知ることができる
◇ フェーストゥフェースでコンタクト(接客)の深まりに応じてお客の態度は変化する
◇ お客をふるいにかけて絞って集中すれば、お客のプロフィールは一層顕在化して来る
◇ お客を選別した後のさばきかた次第で、お客のプロフィールは更に露呈する
◇ 後段のテーマフェーズにおいてもお客のプロフィールは相応に変化する
◇ 様々なタイプの見込み客を発見し、それごとに対応することになるのが展示会である
◇ 換言すれば、様々なタイプの見込み客をターゲットアカウントにするのであるから、お客のタイプ別の対応をすることで訴求点が明確化する
◇ お客のタイプ別の対応をすることになるから、あらかじめお客のタイプ別対応策を講じて出展に臨む
◇ 変化するお客情報に応じてのセールスアプローチとなる
◇ コミュニケーションの醸成や顧客との関係づくりの進捗によってもお客のプロフィールは変化する
◇ 期待と満足に応えれば、それ相応の言動が浮かび上がる
◇ 見込み客獲得の前段階のお客の言動で、期待値やポテンシャル、重要度、緊急度が読めて来る
◇ 結局、変化するお客のプロフィールを掴みながら、セールスアプローチを成功に導くために、個別の見極めと対応を余儀なくされるため、お客のプロフィールやお客のニーズなどを織り交ぜて、クロージング後のお見送りまでの商談基本構成を出展前に描いて、その情報を接客担当者間で共有し、待った無しの現場でそつなく対応対策と準備が必要となる
◇ しかもそのターゲットアカウントがキーマンでなければ、更に深堀することになるし、購買(選定・調達・購入・導入・採択・享受・受給・利用)に関して相手先の他部門との調整もあるだろうし、役員会も絡むし、見積もりが通っても予算化は半年後になるなど道のりは遠く、お客のプロフィールも変化し続けるであろうことから、適切に把握することが臨まれる
◆ 個別にコンタクト(接客)が出来るのが出展の優位性
ビジネス財(BtoB)の購買行動において、メインアカウントは、自社に最も最適な商品(製品・技術・システム・サービス)を手に入れるため、有用な情報を探すためにやって來る。
ブース展開の中段と後段の活動テーマ遂行においては、個別にコンタクト(接客)が出来るのが出展の優位性の一つである。
◆ 営業担当者への信頼感や「この人なら任せられる」という好感が差別化要因となる
メインアカウントの方も、「関係性」にも関心を持つ。「課題が共有できるか」という大きな願望において、営業担当者への信頼感や「この人なら任せられる」という好感が、最終的な競合との差別化要因として機能する。
◆ 好感度・好意度は、競合他社よりも優れたものでなければならない
その意味で、成約を構成する寄与率として商材特性により異なるが、約10〜20% は最低でも占めるであろう。
ダイレクトコミュニケーションでのメインアカウントの好意度は、競合他社よりも優れたものでなければならない。
それが成功したならば、「関係づくり」を通じて「会期後の商機に向けてのパスポート」が得られる。
「ヒト」・「モノ」・「カネ」・「コト」・「情報」・「時間」・「システム」の強みを活かし、弱みをそのままにせずに、何らかに依って補完して臨むことで制す。
★ フロントマネジメントを機能させる☭
★ 心づくしのおもてなし
★ 関係づくりを深め、コミュニケーションの醸成
【会期前・展示会出展をその通過点の「ビジネスレギュラーサイクル通年化戦略」】⑦
★ 展示会出展における商談のありかた☭
★ セールスアプローチに転ずる
★ セールスアピール
★ 展示会出展向け製品説明☭
★ 展示会出展向け購買(選定・調達・購入・導入・採択・享受・受給・利用)予定行動を起こさせる☭
★ ブースで商談ではなく、「需要の喚起・拡大と顧客づくり」☭
★ 産業振興・市場づくり・業界の活性化・地域活性化が出展の目的☭
★ だから、業界挙げて経済成長に貢献する☭
★ 私利私欲の展示会は展示会ではない☭
★ 展示会出展向けフィニッシュワーク☭
★ 出展に伴うその他作業☭
★ 活動終了後☭
★ 撤去/ 返却/ 廃棄/ 保険処理/ 保管☭
【会期前・展示会出展をその通過点の「ビジネスレギュラーサイクル通年化戦略」】⑧/
★ アフターセールス/ アフターフォロー
★ 評価マネジメント/ 報告/ ノウハウ管理/ 勉強会/ 再構築☭
★ フィールドマーケティングと営業活動との連動
★ 経営者と展示会出展☭
出展戦略デザイン©・サマリー編
出展力のある優れた企業のブース展開例
「直接需要」で、営業スタイルが「農耕型」の、生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報(ソフト)財・公共財 (GtoC / GtoB)の企業が、
従来型の「一般的な展示会(展示重視型)」と「ソリューション型(商談展型)」BtoB 開催展示会に出展して
計画どおりの成果(目的・目標)を出している姿は、
ブース展開を見るだけで誰もが容易に判明できる。
それは、以下の光景から、判明できる。
既存取引先以外のブース前通行客を集客し、
ブースパフォーマンス実施前に 15~30名のお客をブースコーナーのマグネットスポットにプールさせているが、
そのパフォーマンスは 10分間以内で閉じていて、これを繰り返して実施している。
そのプールしていたお客の大半は、その後展示陳列コーナーに立寄っているが、接客担当者は直ぐにアプローチしていない。
そしてお客が振り向いて接客担当者の目をキャッチした瞬間から接客を開始している。
接客担当者は出品した商品(製品・技術・コト・システム・情報・時間・サービスなど)の優れたことなどの説明は長々行っていない。
むしろ、
「この会社なら任せられる」という「対面ならではの関係」および信頼構築のコミュニケーションの醸成を、もてなしの志で行いながらブースパフォーマンスの感想を聞いたり、
「来場者の知りたい本音」に寄り添った対応をし、
来場者の立ち位置や課題などセールスアプローチに役立つお客情報を集めて、そのうえで、
そのお客にとって有用な情報を伝えきって、
「今度はこちらから訪問して、貴社独自のベネフィット(メリット・便益・利益・期待どおりの満足・恩恵・利便など)を充足させた提案をさせていただきますから機会をつくってください。
ご都合に合わせますと対応し、
そのうえで名刺交換後、
ブース出入口でお見送りしたのち、訪問日時をメモ。
ブース立寄客の表情は立ち入ったときの不安げはすでに無く、「来て良かった・近々再会したい」と思わせる明るい顔に変わっていた。
これを短い時間内に、
スタッフ全員が溌剌(はつらつ)と活動し、
フロント・マネジャーは時々刻々四方八方に目配りして、ブース内の空きスペースをコントロールしている。
◆ このBMAのホームページの対象者
「直接需要」で、営業スタイルが「農耕型」の、生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報(ソフト)財・公共財 (GtoC / GtoB)の企業
◆ このホームページで説明を加える「展示会のスタイル」
従来型の「一般的な展示会(展示重視型)」と「ソリューション型(商談展型)」BtoB 展示会に絞っている。
§ 補筆:
対象外のスタイル …
見本市(パブリックショー等)・ 共同展示会 ・ 合同展示会(大規模見本市型 ・ コンセプト(セレクト)型 ・ 仲良しグループ型)国際展示会(グローバル・トレードフェア)・ プライベートショーに加え、
招待制・クローズド展示会 ・ 招待制 ・ クローズドイベント ・ 技術カンファレンス併設型 ・ マッチング型 ・ マッチングイベント(商談会・逆見本市)・ オンライン展示会(バーチャル展示会)・ ハイブリッド型展示会など。
◆ このホームページ立ち上げの目的
アンラーニングを心掛けている企業のために。
展示会出展の実相とあるべき姿を掴み、展示会出展で失敗したくない人のために。
§ 補筆:
成功例は、ほとんど参考にならない。
「成功事例」は環境も組織力も、マーケティングパワーも、ビジネスにまつわる諸事情も、推進チームの体質と体力も何もかも違っていて、参考にならない。
むしろ失敗例をたくさん知って、
成功するには失敗しないことを積み上げるしかない。
更に展示会の強みと弱みなど展示会および出展特有の考え方、出展ならではの展開を踏襲しながら、
失敗しないようにするには「何を何からどのようにやるか」など出展力増強が肝要かと。
◆ 出展に失敗している理由
下記『展示会出展戦略デザイン© サマリー編』記載の企画の領域50カテゴリーの内容の大半が、踏襲できていないことに起因している、と思われる。
8. 信頼関係の再醸成・ボンディング
9. プレゼンテーションおよびクロージング後、決裁ルートを把握
10. 社内説得用資料を用意する
11. 相手先の決裁者が抱く懸念(導入リスクや他社比較)を先回りして払拭するための資料提供や説明会を実施するなど社内合意形成の支援
12. 仕様・コスト・納期・信頼性等に基づく代替案の選定や候補を比較検討
13. 見積額・予算・納期・サポート体制・アフター等を交渉するなどの商談
14. 納入後の運用フローや、サポート体制、緊急時の対応などを具体化し、安心感を与えるなど契約の細部の詰め
15. 上司や役員の社内で決裁ルートを通し、稟議・承認(決済)を経て正式な「購買決定」の承認を得る
16. 成約・契約書の取り交わし・挨拶廻り
17. 導入立ち合い・導入直後のトラブル対応はもちろん、提案したROIが実際に出ているかを定期的にレビュー
18. 定期訪問を通じて新たな課題を拾い続け、レビューを行い、上位版や関連製品の種を常に探すなど信頼を深めて次のニーズを掘る
実際は、上記以外にも手間や時間費やしていると思われる。
通常これら手順を踏んで展開しているのにたいし、展示会出展という極めて短い会期と短いコンタクト時間のなかで、上記の18のステップの何をどれだけやろうとしているのか。
通常の営業活動で為すことをなぜわざわざ手間・時間・コストを費やしてROIやB/Cの著しく悪いことをやるのか。
それは通常の営業活動で得る収穫の先取りをしているに過ぎなく、売り急ぎしているだけのことで、莫大な投資対効果(ROI)をわざわざ無為にしてしまっている。
展示会に出展して、既存の得意先にはご招待してもてなし、
需要の喚起・拡大策を通じてクラスアップを。
情報収集目的で来場したお客の中から、見込み客(リード: Lead)や新規開拓先の顕在化に向けて展開して、
なぜ質の高い顧客安定した取引先(愛用固定層)拡大を図ろうとしないのだろうか。
■ BtoB商談成立までのステップ概要
旧来、日本独自の「三河屋(御用聞き)」的な商習慣により、
まずは顔を売って、新規開拓先・見込み客(リード: Lead)を訪問する「きっかけ作り」として展示会が機能し、
その場での売買よりも、「顔合わせ」や「最新技術の披露」・「業界の横のつながり」が主目的であった日本特有の祝祭性の非日常の商空間での集客スタイルを、
展示会業界関係者間で展示会スタイルの是非が語られるなか、効率的な商談を目指す欧米の商談型への移行が議論され、この欧米型と対比し、「日本型」という表現が用いられるようになった。
その後も、展示会は海外との比較において様々な動きを為し、
これらの展示会は、日本企業の海外販路開拓や、海外企業の日本市場参入の重要なゲートウェイとなっている点において、「日本型」というスタイルにたいし懐疑的な意見があるが、
海外に出る場合は海外諸事情に合わせ、海外企業が日本市場に参入する場合は、「日本型」を踏襲せざるを得ないことを主催者や海外との接点を持つ関係機関は、理解・了解・納得のいく説明を徹底すべきである。
しなければ、日本の信用を失墜させることとなる。
海外企業が日本の開催展示会に出展して、閑散としたブースの光景の多くは、「日本型」の説明を徹底していない証拠である。
◆ 「なぜ展示会か」
展示会出展コスト面と比較した上で云えば、ROI(投資利益率)において展示会以外には存在しないからだ。
特定少数のターゲット顧客とフェースツーフェースでコンタクト(接客)できて、短い会期のなか、ビッグな成果(目的・目標)につながるメディアやダイレクトコミュニケーション醸成実現の中期マーケティング戦略の装置は、他に無い。
§ 補筆:
例えば、来場者総数 65,000人の集客が出来、対面での接客が可能のものは、
展示会以外他には無い故に、企業にとって事業戦略推進において、展示会出展は不可欠で無二。
だから展示会出展は不可避。
ということは、出展を取り止めると唯一無二のビッグな「場」を失うから、競合他社に奪われて事業は衰退の一途。
取り止めた企業の多くは倒産しているのが実態。
換言すれば、回を重ねるごとに出展力を増していかなければ成り立たないのが展示会出展というものである。
◆ 「展示会として成り立たせるにはどうすべきか」
ビッグな成果(目的・目標)につなぐ出展力を出すために、展示会パワーの発揮が不可欠。
パワーを発揮するにはそうなるように働かさなければならない。
§ 補筆:
では何を以ってパワーとなるか。
それは「メディア化」である。
言い換えれば、メディアでなければ、展示会はただの「箱」で、効果の仕掛けがないからパワーの出ようがない。
となれば、出展しても大して効果は出ないのであるから、意味を成さないものに投入した手間・時間・コストを費やす訳にはいかない。展示会が効果の出るメディアであればこそ、出展効果が成果と化す。
では、どのようなメディアにか。
一口で言えば、「祝祭性の非日常の商空間」。
だから特定少数と言いながらも 10万人以上全体の 16%、 5万人以上 ~ 10万人未満は 23%、 3万人以上~ 5万人未満は19.4%。… 平均は 25,000人)のお客が向こうからやって来て、短い会期と短いコンタクト(接客)でその気になって収獲となす。
この「メディア化」は主催者の仕事か。
違う。
関与者全員である。
だから競合他社との共創である。
目指すところは経済効果を生み出すにある。
この意識で展示会をメディアとして創り上げることで、誰もが持続可能な成長がもたらされる。
実行しなければ、すべてが全てを失う。
「祝祭性の非日常の商空間化」を実施して開催している展示会は、日本国内の全 BtoB展示会件数のうち、およそ 10% ~20%程度の割合にとどまると推定されている。
80% ~ 90%がどの展示会であるかは探らざるを得ないし、出展者はこぞって展示会パワー増強に加担しなければ、効果も成果もそれなりで終始するし、ビッグな成果は夢のまた夢となる。
出展の目的のひとつである。
■ 展示会評価をどう見るか。
① 来場者総数 ② 商談件数 ③ 名刺獲得数 ④ 会期中の成約数
… 以外にKPIとして設計できると思われるものは、以下のとおり。
1. 告知集客テーマとその実際評価
2. 告知集客テーマと実際の出展乖離率
3. 告知集客テーマ達成度
4. 来場者総数過去5回の推移
5. 質の高い来場者集客率
6. 情報収集目的の来場者の「何に困っているか」の解決満足度
7. 来場者の課題解決達成度
8. Aクラス以上の「スマートで、はつらつ」とした出展者率
9. B上クラス以上の出展率
10. 出展力の弱いと思われるブース出展率
11. 継続出展率
12. 主催者・オーガナイザーの祝祭性の非日常の商空間化達成度
13. 出展者の祝祭性の非日常の商空間率
14. 今回開催の活気度評価
15. 主催者・オーガナイザーの展示会メディアパワー達成度
16. 出展者の展示会メディアパワー活用度
17. 出展者および主催者・オーガナイザーの価値共創(集積メリット)率
18. 体験学習効果率
19. 出展者の課題解決達成度
20. 再生・再認知名度向上策達成度
21. 会期後の受注への寄与度
22. 需要の喚起・拡大と顧客づくりの創出度
23. 出展者の中長期的な需要喚起達成度
24. 需要の喚起・拡大と顧客づくり創出への主催者・オーガナイザーの伴走度
25. 質の高いターゲットアカウント補給度
26. 出展者のリード獲得度
27. 出展者のリード育成度
28. 商談設定数
29. 海外出展者の実績と評価
30. 海外出展者への「商談特化型で開催しても、情報収集目的のビジネスに熱心なお客が来場するのが日本型である」の徹底
度
31. 市場支出配分総額拡大への達成度
32. 市場規模拡大への貢献度
33. 主催者・オーガナイザーの出展者成果(目的・目標)への伴走度
34. 展示会全体の価値を高める貢献度
35. 会場内空きスペース率(展示ホール面積の実質稼働率)
36. 来場者の総合評価
37. 出展者の総合実績評価
38. 主催者・オーガナイザーの総合評価
◆ 出展の目的の、ひとつ
出展企業は、「商談目的層と情報収集層の来場目的の期待に呼応する」にある。
§ 補筆:
一部主催者や出展者に、情報収集目的の来場者を軽視する向きもあるが、これは本質を外している。
商談目的の顧客を出迎えてもてなすのは当然であるが、むしろ、情報収集目的の来場客が出展企業にとって、メインターゲットアカウントと位置づけなければ、出展した意味を成さない。
これは企画立案時の企画の「き」の字である。
*
◆ 何が踏襲できていないのか
「直接需要」で、営業スタイルが「農耕型」の、生産財・産業財・ビジネス財や、サービス財・情報(ソフト)財・公共財 (GtoC / GtoB)の企業が BtoB 展示会に出展するに当たって、
「出展の目的」とを外し、 「展示会の本質」の理解不足、
「ブース前での集客活動のメインターゲット」と「ブース展開の活動目的」がリンクされていない点。
「商談」に関する認識不足から、著しいROI問題が欠落していること。
展示会メディアのパワーを活用しきれていない問題。
「出展効果の出し方」および「出展成果(目的・目標)の着地点」と
「通常のビジネスステージにおける活動」との関係性など「年間のビジネス戦略との関係性」等々々が、
「企画」や「準備」に反映せずに、あるいは勘違いしていて、または認識不足で、
それでいて、出展しさえすれば結果が出ると思い込んでいる。等々々 … 。
◆ 失敗を繰り返すと事業はどうなるか
失敗を繰り返すと、早晩継続出展できなくなり、通常のビジネスステージを失う危険性を孕(はら)む。
出展者にとって展示会出展は不可欠であるから、決して出展を取り止めてはならないところ
継続出展を取り止めた企業の多くは事業が大幅に縮小され、なかには業界・市場から姿を消している。
出展力を高めることをしなかったことが原因である。
◆ 成功の要因は失敗の原因で、成功と失敗は表裏一体。数少ない原因が重なって失敗となる反面、成功は数多い要因を重ねることで成る
この課題のなかには、
ヘビーで煩わしいものをふくめ、多大で多岐に亘ることは事実だ。
この課題のなかの「展示会の効果因子(原因・要素・要因)群/出展効果を成す因子」を好転させて成功となり、原因が少しでも重なると失敗となる。
◆ 出展に成功している企業の実際
反面、当ホームページ記載内容の多くを取り入れて実施している出展者は、当然ながら勝ち組に入っている。
§ 補筆:
成功しているのは、大手企業だからでもなく、業界の雄でもない。出展力である。
出展で結果の出し方を心得ているからだ。
実は展示会は魔物で、結果の出し方を知っての成果に合わせ、その成功者は、出展に失敗した企業の分までも収穫しているのだ。
その企業は具体的に何を収穫しているのか。
答えはひとつ。
「需要の喚起・拡大と顧客づくり」に成功した結果、既存の取引先とは益々絆は深まり、見込み客(リード: Lead)や新規開拓先は増大したのだ。出展の目的のひとつである。
◆ 優れた出展者は、「情報収集目的」の来場客の中の、メインターゲットアカウントにたいし、「需要の喚起・拡大と顧客づくり」を徹底している
主催者が「当該開催展示会は商談特化型だ」と告知したにも関わらず、来場者総数にたいしやって来る大半のお客は「情報収集目的」である。
この現象は日本特有のパターンで、質の高い出展者は、このお客を出展メインターゲットアカウントと位置づけている。
もちろん商談目的層も見逃していないが、商談目的層に限定した出展はしていない。
◆ 優れた出展企業は、既存取引先をご招待し、もてなしながら、並行して新規開拓している。
ここまで説明した出展の成功例の内容をチェックリストに落とし込んで、展示会に出向いて、ブースウオッチングすれば、
既存取引先をご招待し、もてなし関係強化を図ると共に、見込み客(リード: Lead)や新規開拓先獲得の目標管理を実行していると思われる活動実施の生き生きとした光景を見ることができる。
◆ 優れた出展企業は、質の高いメインターゲットアカウントと良好な関係をつくり、できていない出展者の取り分を根こそぎ獲得している。
会期中に、自社にとって質の高いお客を計画数立寄らせ、好印象を焼き付かせ、
会期後に再会を喜び合うことを実施するのが出展という仕事 … 。
このトピックセンテンス一行に詰まった業務件数はは少ない。
換言すれば、やればやってない企業分の収穫も得られるということ。展示会とはそうした場である。
◆ 出展に失敗している出展者は、ブース前での集客ができて居ない。
出展に失敗している出展者もブースウオッチングで一目瞭然である。
集客をせず、祭りの露天商のように、立寄り客をひたすら待ち続けているが、ほとんどブース内にお客の姿はない。
◆ 誰をターゲットにして何を課題にし、何をブース展開で解決すべきか。この解決すべきテーマの対象者をブース前で集客できていない。
生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報(ソフト)財・公共財 (GtoC / GtoB)の企業が出展しての
展開スタイルは「ソリューション(課題解決)型」と思われるが、
BtoB 開催展示会に出展して、出展成功企業と同様のビックな成果(目的・目標)を獲得するためには、出展の課題解決を実行しなければならない。
欧米の見本市のように「注文書を書くのが当たり前」の文化がない日本においてのBtoB展示会は、商談特化型で開催しても、わんさとやって来る大半の来場者は「情報入手目的」で、商談行為から回避する。
これが「日本型」の特徴で、本来ならその中のターゲットアカウントに絞って、「ファン(信者)作り」や「中長期的な関係構築」のブース展開に力点を置くべきである。
しかし、多くの出展者は「せっかく高い金を払ったのだから、その場で元を取りたい・即決させたいという短期的な埋没費用の呪縛に陥っている。
主催者側も、この出展者の「短気な期待値」を壊す勇気がなく、結果として「実態(情報収集)と演出(商談重視)」がねじれたまま開催され続けているのが現状である。
「展示会の祝祭性の非日常の商空間としてのメディア化において、
ダイレクトコミュニケーション醸成実現の中期マーケティング戦略の装置と展示会を位置づけ、「需要の喚起・拡大と顧客づくり」をテーマに、
価値に触れさせ、学習効果と再生・再認認知度を高め、会期後に再会の承諾を得るなど、新規開拓先・見込み客(リード: Lead)またはその予備軍には、中期販売戦略で臨むべく、
出展者は、商機への足掛かりのプラットホーム(出展ブース)からブリッジングして、結果、市場を拡大することに寄与する。
メインターゲットアカウントは、情報収集目的の来場客の中の自社にとって質の高い顧客で、商談特化型に呼応してやって来る商談客の充足はもちろんのことではあるが、
通常のビジネスステージにおける活動で達成する営業行為を、何もわざわざ手間・時間・コストを投入して、売りの先取り・売り急ぎをせずに、
出展のつど毎回、手間・時間・コストを上回る利益(ROI)達成を目指すべきこれは時代の流れで、
主催者の多くはこのビジネスモデルが追いついていないと言え、大きな機会損失を生じさせ続けているのが現状で、一日も早く打破しなければ、日本経済は沈没する。
これからは、主催者の「商談重視」という掛け声に惑わされず、「来場者の大半は情報収集客である」という前提で、
いかに彼らのマインドを動かし、半年〜1年後または3年後の受注(顧客づくり)へ繋げるか、
そのために展示会出展を軸にして、会期後・通常のビジネスステージにおける活動・会期前のプロモーションと出展という「通年のビジネスサイクル」を独自に構築する出展者だけが、
本当の果実を得る時代になっている、と見る。花も実も根の力。
サマリー編のむすびに代えて
構成
【日本の展示会の原型は明治 4年】
【日本スタイルの展示会は 71年前の昭和 29年から】
【BtoB展示会における規模等指標】
【企業人は肝心の「時代の変化に適合」して来なかった】
【「お祭り騒ぎだから廃止すべき」で日本スタイルは影を潜めた】
【国際規格(ISO)の展示会の定義に準拠】
【『効果』と『成果』】
【展示会は『効果』や『成果』を最大化するために開催】
【展示会は構造(システム)上、『効果』や『成果』の最大化が可能】
【『効果』と『成果』最大化の前提条件】
【『効果』と『成果』の最大化は主催者の仕事か】
【『効果』や『成果』を生んでいないのは主催者の責任だけではない】
【出展参加企業は何に「参加」か】
【展示会の基本構造と『効果』・『成果』狙い】
【基本構造に見る誰も読めない事実の重み】
【既存アカウントも質の高い新規開拓先・見込み客(リード: Lead)も出展者が招待する仕組みになっている】
【展示会の基本構造と出展基本スタイル】
【短い命の中での市場において競合他社と勝負している】
【「会期が短い」・「お客とのコンタクト(接客)時間が短い」という限界特性を最大限カバーするため先人は展示会を「祝祭性の非日常の商空間」を編み出した】
【「商談」に対する関与者の一般的な認識】
【展示会は構造(システム)上、派生需要は不向きであると共に、狩猟型営業スタイルも不向きに出来ている】
【「日本型」とか「日本特有の」・「日本スタイル」の開催展示会】
【展示会の本質の一部】
【商談展開におけるメリットとデメリット】
< 主催者やオーガナイザーが力説する強力な攻めのメリット >
< 通常のビジネスステージにおける営業活動で推進すべきところのデメリット >
【顧客の課題解決パートナーとしての信頼構築のおおまかな18のステップと初回訪問から成約までの所要時間】
7〜30分間のコンタクトで「売りの完結」や「具体的な商談」を進めようとすること自体が物理的に不可能
【BtoB商談成立までのステップ概要】
【展示会を「成立させる」ための3つの層】
【BtoBにおける「個別の見極め不要の商談」などあり得ない】
【事業経営と展示会出展】
【日本の展示会の原型は明治 4年】
「日本型展示会」と言える極めて日本的で華やかで情緒的なビジネスモデルの、祝祭性の非日常の商空間で形づくった展示会の原形は 1871(明治4)年開催「京都博覧会」。
【日本スタイルの展示会は 71年前の昭和 29年から】
それをモデルに1954(昭和29)年「日本国際見本市(大阪)」から定着した。
【BtoB展示会における規模等指標】
大規模展示会(2万人〜6万人超): 広大な会場で開催されるBtoB(業界特化型)の主要展示会。
中規模・地方展示会(1万人前後): 特定のテーマや特定地域に特化した展示会、または複数展が併催される形式のもの。
小規模・専門展示会(数千人程度): 非常にニッチな技術やサービスに特化した専門性の高い展示会。
総出展者数: 年間約10万〜11万社・団体
平均出展者数: 1展示会当たり約100〜200社
中小企業・中堅の出展者(1〜2小間想定)1社1展示会当たりの全体費用相場:約120万円〜230万円
【企業人は肝心の「時代の変化に適合」して来なかった】
高度経済成長期は宣伝すれば売れた時代だった。安定経済になって広告宣伝費から販促費に切り替えたが、既に販売促進でも売れなくなった。経済が低迷してから、多くの企業はこれからは、お客と直接会って商談ができる「展示会だ」ともてはやし、ここで思い違いを起こした。
「お客と直接会って商談ができ」は展示会の特性の一つであるが、BtoB開催展示会全体の80 ~90%の出展者は、「今月・来月の売上げ数字を挙げる場」と短絡し、してしまっている。
「時代が変われば売り方も変わる」。「時代は変化するものであり企業はその変化に適合しなければならない」ところ、「商談中心型だ」の掛け声に営業担当者たちは右顧左眄。企業人は「出展しさえすれば売れる」と多くが思い込んで今日に至る。
【「お祭り騒ぎだから廃止すべき」で日本スタイルは影を潜めた】
1967(昭和62)年頃から商談中心型が台頭し、日本特有の展示会スタイルのベクトルをそれ以来見失って今日に至り、負のスパイラルに陥って40年という重大な問題を引きづっている。
【国際規格(ISO)の展示会の定義に準拠】
国際規格(ISO)の展示会の定義 : 「商品・サービス・情報などを展示、宣伝するためのイベント」。ISO 25639-1に基づく定義が事実上の標準として採用されている。
その以前、日本で開催される展示会のKPIの一つである「来場者総数」は、長年の主催者の悪癖によって水増しされて来た。その問題の対策が講じられたタイミングで、日本で開催される展示会は国際規格(ISO)の展示会の定義に意図的に合わせた。
だがISOは、「商品・サービス・情報などを展示、宣伝するためのイベント」としながらも海外で開催される展示会の大半が「商談そのもの」にあることに着目した展示会産業関係者は、この時合わせて日本で開催される展示会もご都合主義で「商談そのもの」に位置付けた。
経済産業省の立場 : このISO 25639定義に準拠しつつ、「情報収集、商品の購入、契約」を並列に記して、産業としての付加価値を測るために経済産業省はこの機に「商談」をその核心に据えた。
これらも手伝って、「日本で開催される展示会は商談の場」と化した。海外企業を誘致し易くするための曖昧さでこう位置付けた。
【『効果』と『成果』】
ここで縷々述べる『効果』と『成果』は、『展示会効果』・『展示会出展効果』・『展示会成果』・『展示会出展成果』・『あるべき展示会効果』・『あるべき展示会出展効果』・『あるべき展示会成果』・『あるべき展示会出展成果』に就いてだ。
「効果」は、特に「期待されるプラスの変化」を表す場合に使われることが多い言葉で、ある働きかけや行動によって何かをした結果、現れて来る目標とする「良い結果」や、決まった「効き目」のことで、『効果』であるから、「予期や意図をもって出展して、原因となる行動・施策・工夫などによって生じた結果や変化」と捉えられる。
逆に何もしなければ「結果」や、決まった「効き目」は出て来ない。
『効果』が出なかったと判明したとすれば「効き目」のあることは何もしなかったことになる。
『成果』とは、何か目的を持って行動し、やり遂げた良い結果のことで、努力や行動によってプラスの価値を生み出せた状態を指します。あくまでポジティブな良い結果であることが前提である。
大勢の来場客を集客する展示会であるからと言って、「効果」が出るものでも「成果」につながるものでもない。
『出展成果』しかりである。『効果』との因果関係の有無は別として、「展示会に出展して目的を持って行動し、成し遂げた良い結果」であるから「成果指標(KGI)」の観点からも重要であることに相違ない。
「さもあるらん」と異口同音に多くの関係者は思うに違い無い。
しかし、年間500~600件開催されているわが国BtoB開催展示会において、この視点で『出展効果』や『出展成果』を「予期や意図をもって、原因となる行動・施策・工夫などを生じさせている出展者は何社存在するのであろうか。全体のおよそ 10% ~20%程度の展示会において、この意識を持って行動管理できている出展者は出展者全体の 1〜 5%未満であったとすれば、話は大きく変わってくる。
『効果』を意図的に計画するのも『成果』狙いも計画段階に遡るのであるが、大半の出展者にそれが見えて来ない。
換言すれば、『効果』も『成果』も認識することなく出展しているとなると穏やかでない。
これは、一私企業の、『効果』や『成果』にとどまる話でも展示会産業だけのことでもない。
日本経済の先行きの大きな塊の問題である。
過去40年間の展示会関連記事の記載された情報のうち、『展示会効果』や『出展効果』や『展示会成果』に就いてどれだけの比重で語られたであろう。一企業の「新規顧客獲得」や「既存アカウントとの関係強化」、「優良顧客化やリピート促進」にテーマが絞り込むことに終始していないか。
これら『効果』や『成果』を求めて何か月も準備してわざわざ展示会に出展して割に合わないと思わない感覚が恐ろしい。
意図的か無意図的かは別にして忘れ去られているのが『展示会の効果』、『展示会の成果』である。『展示会ならではの効果』、『展示会ならではの成果』である。
かつては活発に論議されて来た。負のスパイラルに陥っての40年間、一企業の『効果』や『成果』にしか目が向けられてこなかった。「たかが展示会」と今でもそう思って軽視する経営者が後を絶たない。
捉えている領域が狭すぎる。失われた40年となってしまった。
関係者は、『あるべき展示会』、『あるべき展示会の効果や成果』を安易に外してしまった。
原点に立ち返り、『あるべき展示会』の見直しと『これから先のあるべき展示会』の構築に関係者は使命を帯びている。
「展示会の構造上、システム上を考慮しつつ」の構築であるが、まさにこの視点を放置しての40年間であった。
このままでは、この先日本経済が立ち行かなくなる。展示会もいずれAIの活用は避けられないが、このままでは大山鳴動して鼠一匹のラットレースで、AIに振り回されて終いである。
端的に言って、「無駄な手間・暇・コストを投入しただけで投資とは言えない。ROIを語れるのは一握りの出展者のみ」。『効果』や『成果』を語れるのは、計画し、実行し、見直してコトを改める企業のみ。
『あるべき展示会』の見直しと『これから先のあるべき展示会』の構築において、キッパリと言えることは、
「経済効果を生まない展示会は展示会でなない」
ということ。
『これから先の展示会』の関与者は、『経済効果を生む展示会』を基底に置くべきである。こうでなければ、『展示会』では無い。
【展示会は『効果』や『成果』を最大化するために開催】
わが国のBtoB開催展示会は数字が示すように、毎年全国で、目的を持ってやって来る6万人超〜2万人~1万人前~数千人程度の規模で、来場客を集客して、これまた目的を持って出展した約10万〜11万社・団体とが、フェース・トゥ・フェースでコンタクト(接客)し、良好な関係性を創り続けている。
1社1展示会当たりの全体コストで比較した場合、これができるメディアもマーケティング装置も一切無いから、唯一無二であり、特に出展者にとって、持続可能な成長を遂げ続けるために展示会出展は一度足りと欠かせる訳にはいかない重要性を持っている。
故に開催に当たり、毎回『効果』や『成果』を最大化することが求められる。
【展示会は構造(システム)上、『効果』や『成果』の最大化が可能】
展示会は
⑴ 「告知内容」によって結果、『効果』や『成果』の大きさに変化がある。
⑵ 集客の媒体の選択あるいは集客の仕方も大きく影響する。
⑶ 開催展示会の質の高さでも『効果』や『成果』の大きさに変化がある。
⑷ 当然ながら出展者の質の高さは大きい。
⑸ 6万人超〜2万人~1万人前~数千人の来場者総数も『効果』や『成果』の大きさに変化がある。
⑹ フェース・トゥ・フェースでコンタクト(接客)し、良好な関係性を創り出すことは特に響く。
⑺ このように開催展示会の開催規模や対象に市場性・業界や産業の勢いも大きく影響する。
⑻ 展示会の『効果』や『成果』が他のメディアやマーケティング装置に対し、唯一無二の存在であり、特に出展者にとって、持続可能な成長を遂げ続けるために展示会出展は不可欠である点においての希少性と特別性も大きい。
⑼ 勢いのある魅力的な出展者が年間約10万〜11万社・団体まとまる『効果』や『成果』も大きい。
⑽ 開催の都度、毎回『効果』や『成果』を最大化することが求められるところから前回よりも今回、今回よりも次回継続して、新しい魅力づくりが『効果』や『成果』の大きさに変化をもたらす。
⑾ 投入総コストに見合う『効果』や『成果』もある。
【『効果』や『成果』最大化の前提条件】
上記 ⑴~ ⑾ まで列挙の『効果』や『成果』を含めて開催展示会で得られる最大化の結果は、【『効果』と『成果』】
で述べたように、「ある働きかけや行動によって何かをした結果、現れて来る目標とする「良い結果」や、決まった「効き目」のことで、『成果』とは、何か目的を持って行動し、やり遂げた良い結果のことで、努力や行動によってプラスの価値を生み出せた状態を指す。あくまでポジティブな良い結果であることが前提である。
つまり、最大化の結果を求めるには、仕掛けるなどの努力を必要とする。
換言すれば、仕掛けるなどの努力をしなければ、『効果』や『成果』は出ない。出なければ会期中の開催展示会の会場は
単なる箱でしかなく、主催者は不動産屋と一緒でスペースブローカーでしかない。
【『効果』や『成果』の最大化は主催者の仕事か】
展示会でありながら、商談会に見立てて短期決戦販売型を推奨し、展示会の生産性にも展示会の本質にも興味を示さない主催者がある。
出展者の出展結果の成果に伴走しようとしない主催者もある。主催者の中には前々項の⑴ ~ ⑾の『効果』や『成果』には無関心なところもある。
これら認識の主催者には、展示会を主催し開催しても『効果』や『成果』の最大化を図ることは能吏になく、単に主催し開催して稼ごうと思っているだけの主催者が存在している。
展示会を主催し開催して『効果』や『成果』に関心はあるものの、強い意識を持たない主催者もある。
関心はあるものの、出展取り止めの出展者の穴埋め作業に日々追われ、それどころでない主催者は少なくない。結果論として、この種の認識の開催の展示会に出展した企業は展示会の『効果』や『成果』の恩恵に触れることはできないし、来場客も『成果』は得られない。
もちろん展示会の『効果』や『成果』に強い関心を抱き、最大化に挑む主催者はある。出展者にとっても来場客にとっても質の高い『効果』や『成果』はこの開催展示会で享受できる。
しかし、展示会の『効果』や『成果』に強い関心を抱き、最大化に挑む主催者は年間500~600件開催されているわが国BtoB開催展示会において、どれくらい存在するのであろう。
と同時にそう疑問に思った上で展示会の『効果』や『成果』の最大化に挑むのは主催者の仕事だと思い込んでいる出展者もある。
この出展者には、展示会に出展しさえすれば、『効果』や『成果』は出るものだ、と思い込んでいる出展者がある。
基礎小間 〜 2小間想定で1社1展示会当たり約120万円 〜 230万円投入して出展し、その規模を含めて1展示会当たり約100 〜 200社ブースを構える。そこへ会期中、小規模展示会で数千人、中規模で1万人前後、大規模とのなれば2万人 〜 6万人超の来場客がやって来る。
出展しさえすれば『効果』や『成果』は出るものだと思われがちで、会期後振り返って、この開催展示会は質が悪いとか、主催者の対応がまずいからだと他人事で済ます出展者がある。
前々項の⑴ ~ ⑾ に伺えるように、開催展示会に出展すれば、『効果』や『成果』は得られる筈で、そうでなければ100社も200社も出展しないだろうし、毎年わんさか来場客がやって来ることもなかろうと思うのかも知れない。
しかしだからと言って、その程度の認識しかない主催者が開催する展示会に出展する方もする方である。
彼らは少なくとも、展示会の構造やシステムの存在すら理解できていない。理解できていたとしても了解はしていない。ましてや納得など有りようがない。
展示会は、「開催前、未完成の状態で主催者から出展者に引き渡されて開催される」。
出展者は主催者が完成させて開催される展示会に出展しているのではない。
主催者から未完成で受け渡された時点では開催される展示会としての魅力のパワーはまったく無い。
前日の準備段階ですべての出展者が肌で感じることであるが、開催前日のだだっ広い大フロアに基礎小間を組み立てた姿に、
未完成さが見出される。
展示会は、出展者の積極的な「参加」で、展示会を完成させるにあるのである。
【『効果』や『成果』を生んでいないのは主催者の責任だけではない】
展示会は、「開催前、未完成の状態で主催者から出展者に引き渡されて開催される」。
出展者は主催者が完成させて開催される展示会に出展しているのではない。
主催者から未完成で受け渡された時点では開催される展示会としての魅力のパワーはまったく無い。
前日の準備段階ですべての出展者が肌で感じることであるが、開催前日のだだっ広い大フロアに基礎小間を組み立てた姿に、
未完成さが見出される。
展示会は、出展者の積極的な「参加」で、展示会を完成させるにあるのである。
【出展参加企業は何に「参加」か】
出展者のことをよく「参加企業」と呼ぶが、出展者は単に展示会に出展しているのではなく、「参加」して展示会を完成させる役割を担うことになる。
「参加して何を為すか」。その答えは、「出展結果を出す準備に対して参加する」のだ。この「出展結果とは何か」。「短い会期」と「短いお客とのコンタクト(接客)時間」の中で「生産性の高い結果を出す準備に、共に参加する」ためである。
「共に参加する」とは、言わずもがなであるが、「多くの出展者と共に」、である。
確かに、構えたブースの目と鼻の先に競合他社も多数出展するから、展示会場は競争原理が働くが、展示会は「これを善しとはしないルール」が存在している。「共に参加」である。「参加して、展示会全体で、生産性の高い結果を共に出す」にある。
その「共に出す生産性の高い結果を展示会全体で」とは、単に競争原理が働くお隣どおしの私利私欲の結果ではなく、「昨日のではなく、今日の、そして明日の市場を共に創り示し、業界や市場を活性化し、産業を振興し、地域経済に貢献するビジネスの祭典づくりに貢献する」ことを完成図として描いての「参加」である。
ここまでは未だ来場者は参加していない。
だが、開催展示会の完成図は、多くの出展者たちと来場者によって質の高い良好なマッチングを目指す。
出展準備とは、質の高い良好な出展結果を出す準備に対して参加すると言う展示会独自の独特なスタイルを持つのだ。
しかも質の高い来場者に参加させて完成させるものである。
単にイベントなどに参加させる程度の参加ではない。展示会には、来場者も参加を必要とするのである。そうしなければ成り立たないのが展示会である。
ブースにお客を巻き込んで、お客が満足して完成である。出展者の結果は、来場者の結果でなければならない。そうしなければお客は満足せず、出展は失敗する。
この準備を調えて出展しなければ展示会で生産性は生まれにくいように仕組み上出来ている。
未完成の展示会を出展者の共創と来場者の参加により完成させるという展示会および出展特有の考え方、出展ならではの展開を必要とする。
完成・未完成は、来場者の参加によって成すものであるだけに、次回開催の来場者数の増減も影響し、出展者の参画に負うところ甚大である。
また展示会は、仕掛け人の主催者と協働する出展者が参加して創り上げるものであるが、仕掛けられるターゲットが来場客であることから、来場客が何よりも期待以上の満足を得なければ成り立たない。こうして、開催展示会は、三者で完成させるものであり、そのため主催者と出展者は共通の「『効果』や『成果』を押し上げる」認識を必要とする。
現行開催されているBtoB展示会の500 ~ 600の展示会で、この認識で遂行しているのはどれくらいあると言えようか。
このように、展示会は主催者と出展者と来場者の三者で創るものである。この成立で開催される展示会は魅力を醸し出す。
この本質を捉え、企画や実施に取り込むことで出展の『効果』や『成果』を押し上げる。このテーマ達成のためにターゲットの来場客をインボルブする認識を必要とするのは言うまでもない。
『効果』や『成果』を生んでいないのは主催者の責任だけではない。だが、その呼びかけを主催者が行わなければ出展者はとかく動かない。
【展示会の極めて重要なキーワードは、「短い会期」と「短いコンタクト時間」】
前項で唐突に、「短い会期と短いお客とのコンタクト(接客)時間の中で生産性の高い結果を出す準備に、共に参加するためである」と、述べた。
年間500 ~ 600の開催展示会の総出展者数約10万〜11万社・団体のなかで、この認識の下、出展している企業は何社存在しているか調べていないが、「短い」は最重要キーワードである。
「短い」は、再三述べるように如何ともし難い展示会の構造上、システム上動かすことはできない。
折角の好機であるが、得られる筈の展示会の『効果』や『成果』に制限が加わるこの問題を逆手に取って好転させることで問題を最小に食いとどめるには、あらかじめ生産性を高める手を打って臨むにある。
【展示会の基本構造と『効果』・『成果』の狙い】
展示会は構造(システム)上、主催者が特定される。主催者は、長期継続開催を目論み、構造(システム)上、開催のつど新しさを装って繰り返される。今回ならではの展示会を組み立て、来場者に今日と明日の市場を示し、来場客にその立ち位置を探らせる。
展示会は構造(システム)上、開催のつど発展させるための工作を行う。これは取りも直さず、来場客が期待以上の満足を充たし、次回も必ず来たいと確信させ、出展者が勢い付き、開催展示会が前回より今回、今回より次回、持続可能な事業の成長を繰り広げるの『三方良し(「売り手よし」・「買い手よし」・「世間よし」)の』実現を目指しての『効果』・『成果』狙いからであることは言うまでもない。
言わずもがなであるが、開催に当たってこれらの狙いの無い開催展示会の明日はない。このことは極めて重要で、「市場づくり・市場の活性化・市場の拡充・業界の活性化・産業の振興・地域社会の隆盛・経済効果を形成するマーケティング装置は展示会を除いてあり得ない」という基本コンセプトを壊滅させるのであるから、来場客とその顧客、出展者の存立が全滅を意味する。
【基本構造に見る誰も読めない事実の重み】
展示会も強みが有れば弱みも存在する。川のように流れ来る来場客がブース前を一瞬にして通るこの様態のなかに、見失ってはならない重要な弱みが存在する。
☑ 川のように流れている来場客がどこの誰かを知る者は一人も居ない。
☑ 短い会期の限られた短い時間のなか、
何を目的にしてやって来たのかも誰も知らない。来場者総数の何パーセントのお客が自社ブース前を通行するのかも誰も答えられない。ブース前をいつ何社通行するかも誰も判らない。
ターゲットアカウントが多いのか少ないのか誰も判らない。その中にターゲットアカウントが混じっているのかどうかも誰一人読みとれる人は一人も居ない。
自社ブース前を通るのか通らないのかも、居るとして、いつ何社(人)自社ブース前を通るのか。リードがいつ何社自社ブース前を通るかも誰も判らない。
ブース前通行客が必ずしも自社にとって質の高いお客とは言えない。自社にとって質の高いお客がいつ何社自社ブース前を通るかも誰も判らない。立寄り客がブースに入って来るかもしれないが来ないかもしれない。
質の高い顧客を集客できなければ何も始まらない。自社にとって質の高いお客でなければ話にならない。確実に言えることは、自社にとって質の高い顧客に立寄って貰わなければ出展した目的・目標は果たせない。
サッパリ不明のままで会期は推移する。来場客がわんさとやって来ても、誰もわからない。誰も読めないのである。
これらをこの不確かなままの待ちの構えで結果が出るとは思えない。立寄り策を講じなければ根こそぎ競合他社に奪われる。
それでも大半の出展者は、祭りの露天商のように、お客の方っから入って来るのを辛抱強く、ひたすら待ち続ける。
これ以外の企業リソース・経営資源を持ち合わせていないからで、持ち合わせていない機能を充たす手段を講じる準備がなされないまま出展しているのであろう。
【既存アカウントも質の高い新規開拓先・見込み客(リード: Lead)も出展者が招待する仕組みになっている】
展示会の仕組み・構造・システム上、既存アカウントも質の高い新規開拓先・見込み客(リード: Lead)も出展者が招待せざるを得ない。
既存アカウントは競合他社のアカウントにもなり得る招待せずに済ませたところ競合他社が招待したらどういう結果になるか。
展示会は既存アカウントを招待して、もてなす場である。
と共に、出展者にとって質の高い新規開拓先・リードも招待してもてなし、会期後の商機にセールスアプローチ。
招待しなかったら、惨憺たる結果を招くおそれが高いのが展示会である。
【展示会の基本構造と出展基本スタイル】
71年前の昭和 29(1954)年から先人たちが営々と築いて来た日本特有の日本独自の展示会は、その構造上、システム上、さらに様々な基本構造と出展の基本スタイルを育て挙げて来た。
構造(システム)上、同じ時期に開催される。構造(システム)上、開催日時が特定される。構造(システム)上、開催日時が短いが故に逆手にとって好転させ、生産性の高い開催を築く。構造(システム)上、会場が特定される。換言すれば、構造(システム)上、開催地域が特定される。構造(システム)上、ホットスポットなどでの基礎工作を施し、会期前日に出展企業約100〜200社に呼びかけ参加を促す。他のメディやマーケティング装置あるいはプロモーショナル手段に比してマルチクライアント方式であるから格段に低コストで出展出来る。出展者は会場内に割り当てられた位置にブースを構える。構造(システム)上、開催展示会に業界のほとんどの企業が一堂に介して活発にブース展開する来場者は片道平均 2時間掛けて開催展示会にわんさとやって来る。来場者は会期中いつでも、何度でも展示会会場内に無料で入場出来る。
来場者数は開催展示会の KPIの一つである。そして会期中何度入場しても、カウントは「1回」のみ、と規定している。水増しという主催者の悪癖対策が KPIに絡んだ。
既存アカウントおよび新規開拓先や見込み客(リード: Lead)などが、購買心理を向上させながら会期中何度も入場して来ることがある。出展者にとってビジネス上、来訪価値は極めて高いのであるが、主催者はこのケースも「1回」のみで、カウントしている。
来場者総数は開催展示会の魅力を反映する重要な KPIではあるが、その中には花見客も居れば、出展者に無縁のお客も多く含まれている。
一方で開催展示会の魅力は、活発な活動を繰り広げた結果、出展者にとって質の高いお客が会期中何度でも足を運んでくれる方が、良い結果が得られるから、せめて出展者にとっての KPIには加えたい。
構造(システム)上、会場内に入場した来場者は、主催者が仕掛けた強制動線をはじめ会場内を対流する。
来場者は会場内を、平均およそ 4時間滞在し、出展企業ブース平均 6箇所に立寄る。来場者は会場内を回遊し、出展者ブース前を大半が通行する。来場者の大半は、主催者が仕掛けた動線に沿って一方向に川のように流れる。来場者の大半は、ブース前を歩行速度 5Km/ hで走行するから、間口 3メートルの基礎小間は2秒間、15小間くらいのブースは 10秒間で通り、ほとんどの人は戻って来ることはしない故、出展者とは一期一会となる。
【短い命の中での市場において競合他社と勝負している】
元来、企業は仕組み上衰退するようにできている。会社には寿命があるのである。
企業だけでなく様々に寿命がある。商品・事業・市場しかりである。
寿命の始まりと終わりまでの間、展示会は特に成長ステージとライフサイクルとに深い関わりを持つ。
市場において商品(製品・技術・コト・システム・情報・時間・サービスなど)は一生をつかむが、導入期・成長期の成長ステージ展開の展示会は極めて重要な意味を為す。
その命は決して長いものではない。むしろ短い。競合他社かて同じ環境下にある。時間的価値は競合他社も同じ。
命に限りがあるから時間が勝負となる。短い命の中での市場において競合他社と勝負している。
この時間が勝負のなか、先に商機をつかみ、情報を制し、生産性の高いチームワークで、はつらつ展開し、質の高いお客を数多く持つ方が勝利する。
展示会は会期が短い。来場客とのコンタクト(接客)時間も短いという如何ともし難い制約特性が出展者の『効果』や『成果』に大きく邪魔している。
が故に出展者の『効果』や『成果』最大化を目指し、生産性の高い営業活動が求められる。
【「会期が短い」・「お客とのコンタクト(接客)時間が短い」という限界特性を最大限カバーするため先人は展示会を「祝祭性の非日常の商空間」を編み出した】
展示会には、「会期が短い」・「お客とのコンタクト(接客)時間が短い」という限界特性を最大限カバーするため先人は展示会を「祝祭性の非日常の商空間」を編み出した。
最大の成果(目的・目標)を獲得するため、「生産性(創造性・有効性・効率性)・イノベーション(技術革新+しくみや制度の革新+運用や利用の革新など継続した改善)・ 「マーケティング」 ・「戦略」を駆使して、「結果を生み出すエネルギー源を、コンセントレーションと加速度をつけてスパイラル状に引き上げた知恵」を、「イベント的手段を主としながら、「クローズドメディアなどを活用しての手段」・「商品的手段」・「利益誘導的(インセンティブ)手段」・「人的手段」・「組織・制度的手段」のすべてをアピール等ブースパフォーマンスにクロスファンクションに埋め込み」、その実演を 10分間以内の単位時間内で一日およそ 50回繰り返す … 。
祝祭の愉しさ面白さを組み込んだ賑々しさ、期待と満足の連続、意外性、驚き、不思議さ、遊びの文化性による楽しさや面白さなど遊び感覚での学び、ウキウキ、わくわく、ドキドキ、感動、喜び、酔いしれ、シビレ、新しいものに触れるときめき、新たな価値の発見と共有、共感、試用経験の感激、体感の震え、体験の納得、快感、一体感、歓び、好感・好印象、心開く、触発されやすく心地よいスペクトラム、いつまでも強烈な印象、消えない記憶 …
だから、再会したいと思ってくれる。このためのブースパフォーマンスでブース展開。これが一つの大きな出展の目的。
【「商談」に対する関与者の一般的な認識】
私企業であれば、「売上げを拡大し、安定した大きな利益を得て、競合他社に勝利し、マーケットシェア(市場占有率)を高める」ことを片時も忘れていないだろうし、
出展者が一私企業である限りすべての活動は「商談」に集約される。PR等広報活動も、宣伝広告活動も、イベントも、プロモーショナルマーケティングも、マーケティングもすべては「商談」のため。
しかも産業としての付加価値を測るために「商談」をその核心に据える。
これが、「商談」に対する関与者の一般的な認識と言えよう。
その意味で、展示会は広く解釈して「BtoBの売上を作るための営業活動の場」・「売上に直結する真の商談・取引の場」・「売上の場」と解釈できるが、日本の展示会業界を「宣伝の場」・「イベントの場」・「お祭りの場」や「製品発表会」ではなく、と塗り替えたのは大きな誤解を生じさせた。
多くの営業現場では「今月・来月・四半期の数字」が最優先で、そのため、展示会で出会った「1〜2年後に検討するかもしれない客」は、営業担当者にとって「すぐには金にならない面倒な相手」と映っている。
この四半期の短期販売戦略展開を出展の目的に据えて、会期中名刺をかき集める出展スタイル: BtoB開催展示会全体の 80~ 90%は「商談型展示会」・「商談重視型」・「短期決戦型商談中心」 と、目と鼻の先に出展している競合他社と勝負して勝利する通常のビジネスステージにおける営業活動化して40年経った。
この事実が展示会問題を深刻化している。根本的に展示会の本質から外れているからだ。
展示会は構造・しくみ上、勝負して勝利する場にとどめてはならない。私利私欲場としてはならない。競合他社と勝負してはならない。一部の出展者のみが毎回大きな収穫を得てはならない。結果を出していない出展者の分までかっさらってはならない。
展示会は健全で秩序ある商談活動して、市場支出配分総額拡大へ共創すべきである。その手段はむしろ、PR等広報活動、宣伝広告活動、イベント、プロモーショナルマーケティング、あるいはマーケティングであるべきである。
【展示会は構造(システム)上、派生需要は不向きであると共に、狩猟型営業スタイルも不向きに出来ている】
展示会は、構造(システム)上、直接需要の農耕型営業スタイルに威力を発揮する。花も実も根の力である。半面、派生需要で狩猟型営業スタイルは不向きに出来ている。仮にムリヤリ踏襲したところで非生産的、つまり非創造的・非有効的・非効率的な結果を招く。
にも関わらず、40年前の1967年ころから、それまでの祝祭性の非日常の商空間の展示会を「お祭り騒ぎ」と位置づけ、米国のトレードショウを模して、80 ~90%を商談中心型の商談会模様に台頭させ今日に至っているが、願望は叶わず、展示会の構造(システム)上、商談中心型は不向きで、その筋違いに漸く気づき始めている。
つまり、出展者の「新規顧客獲得」や「既存アカウントとの関係強化」、「優良顧客化やリピート促進」あるいは会期中の出展者の商談結果達成に特化して効果や成果を求めたが、それらは私利私欲を充たすか充たさない程度に終始し、40年以前の経済効果を生み出す効果や成果は程遠く、その認識すら失ってしまった。
そもそも会期中の出展者の追う商談は、プレセールスにとどまる。この認識すら見失っている。敢えて言えば、このプレセールスかて、通常のビジネスステージにおける営業活動で取り組む課題で、中期マーケティング戦略テーマの「需要の喚起・拡大と顧客創り」に心血を注ぐ場で商談を追うというのは、年間の販売量の先取りを行っているに過ぎず、単に売り急ぎであると心得るべきである。
展示会に出展して「売り狙い」のみでは、「面積が埋まればOK」という発想は主催者の怠慢であり、来場者体験価値の質向上やお客は育てるという価値KPI設定が不十分であり、「イベントとしての体裁」には関心があっても、「展示会をテコ(梃子)にした真の経済活性化や産業の振興・地域経済の活性化には驚くほど無関心であるが、明らかに目的と目標を見失った手抜きである。効果や成果を求める努力が主催者と出展者とで無ければ、展示会は単なるハコでしかない。
会期中、中期マーケティング戦略テーマの「需要の喚起・拡大と顧客創り」に出展者こぞって心血を注ぎ、今日と明日の市場を示し、顧客の立ち位置を確認させ、市場の拡大・拡充に呼応させ、産業の振興を共創し、経済効果を高めることに主眼を置いて、ビッグなビジネスの足掛かりのプラットホームから会期後の商機に向けてブリッジングした結果、そのタッグによる効果・成果の大きさは比ではない。
【「日本型」とか「日本特有の」・「日本スタイル」の開催展示会】
実態として日本の展示会来場者の多くが「情報収集(あるいは挨拶回り)」にとどまっているという事実は、海外企業との間に大きな認識の差を生んでいる。欧米などの国際見本市では、その場で意思決定権者が「成約」まで進むことが一般的であるのに対し、日本の現状は情報収集が来場目的の主眼であり、「商談の場として展示会を開催する」と告知・集客してもわんさとやって来るのは情報収集目的の来場客の 4人に3人近くの約56%〜74.5%である。日本独自の商習慣(稟議制度や長期的な信頼関係重視)のこのスタイルを「日本型」とか「日本特有の」と呼ぶ。「日本スタイルの展示会」は「日本特有の」であり、「国際規格(ISO)の展示会の定義」に準拠することなく、海外企業へこれが「日本独自の展示会」と訴求を徹底し、「日本独特の産業スタイル」とを確立すべきである。
現に、会期中のその場での契約は稀である。40年前からのことである。
では、「展示会は商談の場」か。それとも広告代理店やイベント業界も標榜する「イベント」か。ここでもご都合主義が横行し曖昧さを残したままとした。
【展示会の本質の一部】
展示会という「一瞬の非一日常」が、実は「企業の寿命」を左右する残酷なまでの審判の場であるという、凄絶なまでの本質を見出した。
展示会の本質は「未来を先取りする場」であるはずが、現状は「過去の延長線上にある営業活動」の域を出ておらず、産業のライフサイクルにおける「導入期・成長期」の爆発力を引き出せていないという致命的なラグが生じている。
「展示会とは」で語れば、少なくとも345の着眼がある。260余の展示会の特性がある。好転させるべき如何ともし難い制約特性は48もある。
展示会は、展示会および出展特有の考え方、出展ならではの展開を踏襲せざるを得ないのである。
【商談展開におけるメリットとデメリット】
< 主催者やオーガナイザーが力説する強力な攻めのメリット >
⑴ テレアポや訪問では数ヶ月かかる数のリードを、3日間で数百〜数千のリードが獲得できる。
⑵ 購買意欲や課題意識を持った来場者が集まるため、成約率が高い。
< 通常のビジネスステージにおける営業活動で推進すべきところのデメリット >
⑴ 小間代(出展料)・ブース設営費・人件費・運送費・記念品など、数百万円から数千万円単位の費用がかかる。
⑵ 企画・ブースデザイン・集客・当日の体制確保・フォローアップ体制など、数ヶ月前から準備にスタッフの多くの時間が奪われる。
⑶ 「名刺は何枚集まったか」は分かるが、「かき集めた名刺情報だけでのセールスアプローチの受注率は割に合わない。
⑷ 「とりあえず出展した」だけで終わると、ただのコスト浪費で終わる。
【顧客の課題解決パートナーとしての信頼構築のおおまかな18のステップと初回訪問から成約までの所要時間】
「直接需要」かつ「農耕型」の営業スタイルをとる生産財・産業財企業(BtoB)において、
成約率を最大化するための質の高いセールス活動は、
単なる「販売」ではなく「顧客の課題解決パートナーとしての信頼構築」を核とした以下のステップで展開されるだろう。
1. 事前準備: 相手の業界動向、財務状況、競合関係を徹底的にリサーチ。
■ ⑴ 下調べと選別のうえでの見込み客(リード: Lead)の発見 ① リード: 資格評価 ② リード選別 ③ 瀬戸物の卵(China eggs)選別
相手の「現状のオペレーション」や「将来のビジョン」をヒアリング
2. 初回訪問で、「この人(会社)は自社の力になってくれるか」という期待感を持ってもらい、相手の関心事にフォーカスし、次回の面談理由となる「調査事項」や「役立つ情報提供」を約束し、関係の継続性を確保
■ ⑵ プリアプローチ ① 自分の売込み ② ディスカッション
3. 組織全体の意思決定構造と潜在的な不満を特定する。
■ ⑶ 顧客情報把握 ① 顧客情報把握 ② 問題や課題認識の確認 ③ 不明点確認 ④ ディスカッション
B2B特有の複雑な組織構造(決定権者、現場担当者、影響者)など顧客自身も気づいていない潜在課題を掘り起こしながら把握し、それぞれの悩み(歩留まり改善、コスト削減、リスク回避など)を特定するため、見込み客(リード)や新規開拓先の社内の「課題やニーズ」の把握
4. 顧客の現場担当者と一緒に「どうすれば社内を通るか」を考える共創型のアプローチ。
「顧客との協働」を徹底することで、競合との価格競争を避け、圧倒的な成約率の向上を実現
■ ⑷ 問題点や課題の重要性と緊急度および解決法のポテンシャル等確認 ① 相互利益の確認 ② チャンス確認把握
5. 情報の探索・解決案のリスト化
■ ⑸ 課題解決法の方向最終確認
6. 提案書作成
7. 顧客の課題を解決する「仕組み(サービスや運用)」を提案。
合わせて、投資対効果(ROI)の提示で明確化: 導入コストだけでなく、将来的なリターンやリスク回避の価値を明確に示す
■ ⑹ アプローチ
■ ⑺ プレゼンテーション ① 劇的表現 ② テスト ③ 視覚化 ④ デモンストレーション(製品の特徴とニーズを紡ぎ、ベネフィットを加えてのシナリオで)
8. 信頼関係の再醸成・ボンディング
■ ⑻ 試しのクロージング
■ ⑼ 反論の発見
■ ⑽ 反論の克服
■ ⑾ クロージング
9. プレゼンテーションおよびクロージング後、決裁ルートを把握
10. 社内説得用資料を用意する
11. 相手先の決裁者が抱く懸念(導入リスクや他社比較)を先回りして払拭するための資料提供や説明会を実施するなど社内合意形成の支援
12. 仕様・コスト・納期・信頼性等に基づく代替案の選定や候補を比較検討
13. 見積額・予算・納期・サポート体制・アフター等を交渉するなどの商談
■ ⑿ 見積もり ① 製品仕様の決定 ② 数量決定 ③ 納入スケジュール ④ 支払い条件
14. 納入後の運用フローや、サポート体制、緊急時の対応などを具体化し、安心感を与えるなど契約の細部の詰め
■ ⒀ 信用調査
■ ⒁ 権限を持っている人に会う
■ ⒂ 取引意思決定の確認
■ ⒃ 導入・納品のタイミング確認
■ ⒄ 受注および成約・契約
15. 上司や役員の社内で決裁ルートを通し、稟議・承認(決済)を経て正式な「購買決定」の承認を得る
16. 成約・契約書の取り交わし・挨拶廻り
17. 導入立ち合い・導入直後のトラブル対応はもちろん、提案したROIが実際に出ているかを定期的にレビュー
■ ⒅ 関与者説明会実施
■ ⒆ 導入・納品の事前準備立ち合い ① サポート体制
■ ⒇ 導入・納品の立ち合い
18. 定期訪問を通じて新たな課題を拾い続け、レビューを行い、「追加機能・オプション」や「次期(改善)システム・アップグレード」、あるいは「別部門・他拠点への横展開」や関連製品の種を常に探すなど信頼を深めて次のニーズを掘る
実際は、上記以外にも手間や時間費やしていると思われる。
通常これら手順を踏んで展開しているのにたいし、展示会出展という極めて短い会期と短いコンタクト時間のなかで、上記の18のステップの何をどれだけやろうとしているのか。
■ アフターフォロー・サポート
初回訪問から成約までの所要時間
ビジネスステージごとの平均的な所要時間は以下の通り。
• リード獲得(展示会)〜 初回商談: 1週間〜1ヶ月
• 現場ヒアリング 〜 提案・見積: 1ヶ月〜3ヶ月
• 社内検討・コンペ・予算確保: 3ヶ月〜6ヶ月(※ここで予算化の壁があります)
• 最終交渉 〜 契約: 1ヶ月〜2ヶ月
7〜30分間のコンタクトで「売りの完結」や「具体的な商談」を進めようとすること自体が物理的に不可能
【BtoB商談成立までのステップ概要】
旧来、日本独自の「三河屋(御用聞き)」的な商習慣により、
まずは顔を売って、新規開拓先・見込み客(リード: Lead)を訪問する「きっかけ作り」として展示会が機能し、
その場での売買よりも、「顔合わせ」や「最新技術の披露」・「業界の横のつながり」が主目的であった日本特有の祝祭性の非日常の商空間での集客スタイルを、
展示会業界関係者間で展示会スタイルの是非が語られるなか、効率的な商談を目指す欧米の商談型への移行が議論され、この欧米型と対比し、「日本型」という表現が用いられるようになった。
その後も、展示会は海外との比較において様々な動きを為し、
これらの展示会は、日本企業の海外販路開拓や、海外企業の日本市場参入の重要なゲートウェイとなっている点において、「日本型」というスタイルにたいし懐疑的な意見があるが、
海外に出る場合は海外諸事情に合わせ、海外企業が日本市場に参入する場合は、「日本型」を踏襲せざるを得ないことを主催者や海外との接点を持つ関係機関は、理解・了解・納得のいく説明を徹底すべきである。
しなければ、日本の信用を失墜させることとなる。
海外企業が日本の開催展示会に出展して、閑散としたブースの光景の多くは、「日本型」の説明を徹底していない証拠である。
【展示会を「成立させる」ための3つの層】
商談特化型であっても、以下の3層が一定割合で存在しないと、中長期的に展示会システムが崩壊する。
⑴ 顕在層(今すぐ商談対象客) 。全体の1〜5%。
⑵ 潜在層(1〜2年後の育成対象の顧客) 。展示会はここへの種まきの場。
⑶ 情報収集(市場刺激対象の顧客) 。彼らが動向を広めることで、展示会のブランド価値(=翌年の出展者・来場者確保)が維持される。
【BtoBにおける「個別の見極め不要の商談」などあり得ない】
BtoB開催展示会における短時間コンタクト(接客)において、完壁な「個別の見極め」はあり得ないから、今月・来月・四半期対象の短期決戦型販売戦略は成立しない。
それでもそれを要求して来る新規開拓先や見込み客(リード: Lead)が存在したとすれば、その相手を疑ってみる必要がある。
【展示会出展の基本を成す価値創造の事業計画】
【 1】(略)
【 2】(略)
【 3】(略)
【 4】社会と経済のなかで企業が存続するための条件
「売上はすべてを癒す」と言われるように、持続可能な成長を繰り広げながら企業が存続するためには、売上の拡大が基本で、売上げはお客に商品(製品・サービス)を販売(提供)したその代償にいただく代金である。市場で顧客が支出する総額(市場規模)を努力に見合う額で配分されて得られるものとも言える。いずれであろうと売上がない限り会社は儲けが出ない。
という事は、「売上げればすべてが癒される」訳ではなく、売上げた結果儲けが出るから癒されるのである。
この儲けこそが売上げての利益であるが、「どのようにどれくらいどこから利益を出せばよいか」についての共通認識が末端の営業担当者やマーケティング担当者になければ、大きなロスを生む。
「どのように」についても様々な視点があるが、その一つとして浮き彫りにしておきたいものは、「安定した大きな利益を得る」ように仕向けるにある。不安定で得る利益や小さな利益では、過当競争に巻き込まれ薄利多売に陥り、働けど働けど疲労困憊が募るだけと、とかくなるからである。
このテーマも「貢献するため社会と経済のなかで企業が存続するための条件」の一つであるから、事業計画や事業戦略はもとより、機能別戦略(個別戦略)立案やそれを受けての営業活動・販売展開において、外せない。
「どれくらいどこから利益を出すべきか」について、事業計画や事業戦略、機能別戦略(個別戦略)立案においてこれも共通認識が不可欠である。
対前年比とか対前年同月比程度で済まされる問題ではない。営業担当者が、自分の年収すら利益を得ていないその実態ではあまりにもその結果は無責任であるが、こうした場合、上司や同僚や経営管理者や経営者は、あるいはマーケティング担当は、その営業マンの不出来にたいし何か具体的な手を打って補完しているか。
「どれくらいの利益を稼ぐか」の基本情報を、立案者や営業担当者に先ずは明示しなければならない。目標額の総額だけの提示ではなく、企業が存続するためどれだけ稼げねばならないかの総額の根拠を示すことだ。
その明示のための下敷きの、
企業が本業を通じて事業で得る売上 – 売上原価(仕入れ材料費や工場など製造部門の給料)= 売上総利益 = 収益 –
販売管理費(企業活動に必要な支出の、販売費 = 営業部門の従業員に支払う給料や各種手当 + 販売手数料 + 販売促進費 + 広告宣伝費 + 荷造運賃 + 旅費交通費 + 交際費 + 他営業に関わる費用)+
一般管理費 = (管理部門の人件費<給与手当 + 退職金> + 役員報酬 /役員賞与 + 法定福利費 + 福利厚生費 + 事務所の家賃/地代家賃 + 修繕維持費 + 動力用水光熱費 + 新商品や新技術および新規事業の研究開発費 + 通信費 + リース料 + 消耗品費事務用品費 + 減価償却費・設備投資) =
営業利益 + 営業外収益 – 営業外費用 = 経常利益 + 特別損益の加減 = 税引き前当期純利益 – 法人税、住民税および事業税 = 税引き後利益 = 当期純利益
これが提示の下地となる。
企業が存続し発展し続けるには、「売上原価(コスト)や費用および経費(販売管理費・一般管理費)および税金必達」が条件で稼ぎ出さなければならない。売上げを上げて売上総利益を叩き出さなければ始まらない。「売り上げはすべてを癒す」の言葉はここにある。
これをベースにしてどのように示すかを検討することになるが、そのためには、基本的に押さえたうえで実施しなければならない課題が多岐に亘ってある。そのなかにはヘビーで煩わしいものも多くあるが、限られた経営資源の中でそれらをも全員で克服していかなければならない。もちろん総責任者は経営陣ではあるが、中間管理職の人は経営陣と共に経営戦略を履行しつつ事業計画の目標必達に向け、従業員をコントロールすることになる。
「売上げを上げて売上総利益を叩き出す」というテーマは経営陣から末端の従業員が一丸となって片時も忘れずに与えられた任務を確実に遂行することが使命となる。これが企業人のルールである。
ついでにここで「費用・コスト・経費」の相違の説明を簡単に加えておきたい。それは何故かというと、これらに関する情報のなかに、これらを一緒くたにして「コスト」に集約して語っているものをよく見かけるのであるが明らかに相違があり、説明の受け手側の解釈に誤解があってはならないからである。
企業が支出するカネは費用・コスト・経費に大別でき、「何もしなくても必要な費用と、商品(製品・サービス)を創り出し生産するコスト(原価)と、販売にまつわる経費」でくくって管理される。これらを明確にして相互確認して用いなければならないことがあるから、通常から区分けして用いるほうが良い。
いずれにしても、企業が事業運営を通じて支出する費用・コスト・経費の原資は、売上げを立てての売上総利益の中から賄い続けなければならない宿命となる。
「費用」の項で示したように、費用は、事業運営において、何もしなくても出費するカネが意外と多額で存在するし、販売実績が芳しくないときや競合他社の動向次第では、予定を超える「経費」を必要とすることもある。もちろん戦略的にコストを高めたほうが業績が見込めることもあるが、ムダな支出は避けたいという管理面から、「コスト一辺倒でないほうが問題発見と課題解決には有効となる。
さて本論に話を戻すと、ほとんどの場合、市場で競合他社と競い合っている。顧客が支出する額の総額のどれだけをシエアリングするか、を実施も戦略も計画も立脚に置くべきである。
「売上げを拡大し、大きな安定した利益を得て、ライバルとの勝負に勝利し、シエアを拡大する」
これが営業の命題である。
この命題の⑴「売上げ拡大」⑵「大きな安定した利益を得る」⑶「ライバルとの勝負に勝利」⑷「シエア拡大」に向けて、社長もマネジャーもマーケティング担当も営業担当者も新人も外部パートナーも片時も忘れ時にそれぞれの達成に向けて実現しなければ社会貢献の使命は果たせ得ない。果たせなければ仕事したことにならないのではないか。黒字が続く業績を死守しなければ、社会へ責任を果たせない。
社会へ責任を果たすには、先述の「企業が本業を通じて事業で得る売上~税引き後利益 = 当期純利益」までの「利益と費用・コスト・経費」などのそれぞれ見込み金額を以って試算を行なえば判明することである。
この試算で、毎月どれだけの利益を売上げでつくり出さなければならないかが明らかになる。社長から末端の従業員までの全員が、片時も忘れずに生み出す努力が必須で、達成できないことが続くと早晩倒産の憂き目に遭う。
企業を存続し成長・発展するために「安定した大きな利益」が必要。この利益は商品(製品・サービス)を購入し、継続して利用・使用・消費してくれた顧客が多く存在することで求められる。
だからこそ、固定客とか愛用者を競合他社よりも多く持ち続けるために尽力することが事業活動で必須のテーマとなる。
この関係性を維持・発展させるためにドラッカーは、「企業の目的は顧客の創造である」と言い切っている。
市場において競合と、この目的を共有して競争するから市場は活性化し、益々経世済民が実現されていく。
更にドラッカーのたまわく、「企業は社会と経済のなかに存在する。社会や経済は、いかなる企業をも一夜に消滅させる。企業は、社会や経済の許しがあって存在しているのであり、有用かつ生産的な仕事をしていると見なされるかぎりにおいて、存続を許されているにすぎない(『マネジメント』ーより)。
経済的な業績こそ、企業の第一の責任である。
少なくとも資本のコストに見合うだけの利益をあげない企業は、社会的に無責任である。社会の資源を浪費しているにすぎない。
業績をあげられないのでは、企業は他のいかなる責任も遂行できない。よき雇用者にも、よき市民にも、よき隣人にもなれない(『ポスト資本主義社会』ーより)。
マネジメントは、公共の利益に無関心でいることはできない。
しかも、自らの利益を公益に従属させるだけでは十分でない。まさに公益とすることによって、公益と私益の調和を実現しなければならない(『現代の経営』ーより)」
これを実現するためには、事業活動で必須のテーマである「固定客とか愛用者を競合他社よりも多く持ち続けるために尽力すること」となる。
【 5】なぜ企業は事業利益を得るのか
「なぜ企業は事業利益を得るのか」、「なぜ企業は事業利益を得なければならなるのか」の答えは、前項末尾のドラッカーの所説にある。
企業の目的とするところの顧客の創造を果たすために相応の知恵と努める力が必要となる。それを支えるには「原資が必要」である。この目的を共有して市場において競合と競争するにも「原資が必要」である。
企業は、社会や経済の許しがあって存在していて、有用かつ生産的な仕事をしていると見なされるかぎりにおいて、存続が許されるのであるが、有用かつ生産的な仕事を為さなければ一夜にして消滅するから目的遂行のため「原資が必要」である。企業の第一の責任である経済的な業績を挙げるためにも「原資が必要」である。少なくとも資本のコストに見合うだけの利益をあげ社会的に責任を果たすためにも「原資が必要」である。社会の資源を浪費しないためにも「原資が必要」である。よき雇用者に、よき市民に、よき隣人になるためにも「原資が必要」である。公共の利益に関心を示すためにも「原資が必要」である。自らの利益を公益に従属させるだけでは十分でなく、まさに公益とすることによって、公益と私益の調和を実現するためにも「原資が必要」である。
これらを現実化するためにも、これら原資をつくり出すためにも企業は、顧客を創造しなければならない。
ビジネスは、優勢市場で質の高い顧客を多く持った方が勝利する。
質の高い顧客は固定客として企業に安定した利益をもたらしてくれる。しかも質の高い顧客は質の高い見込み客を呼び寄せてくれる。質の高い顧客には大きな経費を必要とせず、ロスも比較的生まない。質の高い顧客と質の高い見込み客とで、安定した大きな利益をもたらしてくれる。
だから質の高い顧客を創造するためには、安定した大きな原資が必要となる。
平安で豊かな暮らしを創り続けることのできる顧客のために企業は貢献する使命がある。この使命を果たすためには多大な費用とコストと経費を必要とする。これがなければ企業は成り立たないから、原資必達は必須となる。
そして企業は元来、仕組み上衰退するようにできている。企業体を支える原資がなければ企業は成り立たない。企業には命の限りがあるため、自らの力で持続可能な成長を遂げ続け、崇高な使命を果たして社会に貢献し、社会の構成員としてメンバーに与(くみ)するように努めなければならない。
このため、生産性の高い営業活動が求められる。
そして市場において競合他社と健全で秩序ある競争を繰り返し、そのつど勝利し、質の高い顧客の継続利用・継続使用を通じて固定客・愛用者として安定した大きな利益を得て、更に原資をもたらしてくれる顧客のために一層の満足を創造し還元するために事業は展開し、企業は社会に貢献するために存在している。
だから、そのための売上と利益(売上総利益)を稼げねばならない。これを稼ぐために組織がある。
前項に掲げた営業の命題である「売上げを拡大し、大きな安定した利益を得て、ライバルとの勝負に勝利し、シエアを拡大する」仕事をやり遂げるのである。なぜ企業は事業利益を得るのかの答えはここにある。
これからの起業においても、通常のビジネスステージでの事業活動においても、新しい商品・サービス提供の事業を展開しつつ、フットワークの軽い経営を実現しようとするベンチャーにおいても、イノベーションを通じて人々の生活や社会を変革を目指すスタートアップにおいても、企業が本業(実業)において事業利益を得るに当たり基底に置くべき要件を確かなものとして位置づけることが望ましい。
「なぜ企業は事業利益を得るのか」、「なぜ企業は事業利益を得なければならなるのか」について、見逃してはならない重要なテーマがある。それはこの視座で事業を行い、売上と利益を得て企業が発展しつづけるのは「ヒト」による推進あればこそであり、殊に経営者は、従業員の価値創造に重きをおかなければならない。
事業展開を通じてすべての価値、すなわち、商品価値・提供価値・顧客の継続利用価値・顧客価値・企業価値などのプライオリティナンバーワンの価値創造は「従業員価値」である。
従業員の価値が欠如もしくは僅少ななかで、商品価値も提供価値も顧客の継続利用価値も顧客価値も企業価値も生まれない。
経営者は何を以って従業員価値とし、それらを高める施策を果敢に講じなければならない。EVP導入以前の基本の「き」である。利益配分をかつてのように株主への配当と役員報酬・賞与優先にすべきではない。ヒトあっての事業である。ヒトあっての社会貢献である。だからと云って収入だけがテーマではない。優秀な人材を活用するには「経営者価値」と「経営の価値」が不可欠であることを経営者は肝に銘じるべきである。
云うまでもないことであるが、そうでなければ優秀な人材はその企業に定着しない。定着が覚束なければ顧客の継続利用価値も顧客価値も企業価値も生まれないから社会貢献の使命も果たせず、その企業は社会が存続を許してくれなくなるからである。
【 6】企業存続と発展をもらす方向で考察すべき課題
事業運営を失敗しないために、現業務を考察するその方向を見誤らないために、ここで一度、P・Fドラッカーの諸説を訳者の知見を交えて整理しておきたい。それはつまり、
経営計画・経営戦略・事業計画・事業戦略・単年度経営計画立案を受けて
戦略的視点を持ち、戦略の合理性を追求してのセグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング・4P(商品・チャネル・価格・プロモーションの各政策)・ 独自化、差別化・競争優位などマーケティングを組み立て、
それらを通常のビジネス・ステージでの事業活動で
中・長期販売および短期決戦型販売の二本立てで展開するに当たって、高い生産性やイノベーション等の戦略立案の視座を外さないため考えるべき「顧客絡み」のテーマの一例のタイトル(項目)は以下となる。
改めて考え直すと、事業とは
企業と顧客との関係性・顧客が出費する理由
それを受け企業が継続的に安定した利益を上げる方法
需要を生み出しているのは誰か・事業と顧客との関係性・顧客は誰か・企業と事業の目的と顧客
経営者が明日の成果を上げるため今日すべきことは何か・事業が何かを決めるその対象のテーマは何か・企業組織は何のために存在するか・結論として企業の目的は何か
P・Fドラッカーの云うところの「顧客の創造」とは何か・顧客の創造をどう解釈するか・そのリスクとそれを回避する着眼点・顧客創造作業の方向
顧客の購入行動における商品価値と価格との関係・業績を上げる本質・マーケティング展開の最初のテーマ・顧客の目的は何か・商品購入者の一塊でビジネスになる要素が生まれ市場は形成される・生活の基本を成す10種の価値観をどのように反映するか・主要ターゲット顧客のプロフィールと利用・使用・消費のT・P・Oを描く・市場ニーズと顧客ニーズ・潜在ニーズの顕在化・顕在ニーズの具体的なイメージ形成・ニーズの変化と適合・ニーズとウオンツのミックス
既存顧客へのテーマ・鞍替え可能なお客へのテーマ・無垢な新規見込み客の創造・顧客づくりのターゲット別テーマと展開・需要の喚起・営業力は質の高い顧客の数に比例する
顧客満足の目標・ニーズに応えるために何が必要か・顧客満足を生み出すものは何か・顧客の購入の原則・顧客満足を得る最善の方法
競合他社の存在と関わり
ここまでを振り返ってのビジネスの本質とは何か
顧客が感じている魅力とは・顧客にとっての自社の魅力・人の幸せとの関係・企業も人も推し進めるべきは自分の強みで社会に貢献・リソースの集中化
購入の目的と顧客にとっての価値・原則とルール・利益を得なければビジネスは成り立たないを目的化していないか・短期決戦型販売活動に追われて大きなロスを生じていないか・利益を生み出す機能は何と何か
これら一連の準備を調えての顧客に伝えるべきことは何か・認知拡大のテーマからはじまる・見えるということ見せるということ
推進プロジェクトの適性能力と目標達成意欲・改めて組織の存在を明らかにする・そしてもう一度、マネジメントとは何か・中期経営計画立案の手順の再確認・カネは付いてくるもので追うものではない・質の高い事業体にする
これら「顧客絡み」のテーマは、企業規模の大小を問わない。安定した大きな利益を得て、維持・発展の原資を生み出しつづけるテーマ解決の経営の舵取りのため俯瞰すべきであると考える。
【 *】社会へ「役割と責任」の使命を果たすための成長戦略はどのような視座で構築するか
リスキリング(Reskilling)要件定義
リスキリングという用語がある。デジタル時代の人材戦略に関する用語で、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」と定義されている。「リカレント教育」でもなく、単なる「学び直し」でもなく、アップスキリング、アウトスキリングでも意味合いが違って、ビジネスモデルや事業戦略が変わることで人材戦略も必然的に変える必要があることから生まれた概念であると言われている。
これはこれで大切なことだろうが、リスキリングを必要とする企業と対象者の数は極(ごく)限られているであろうし、新時代の人材戦略として大幅な変化に適応するために必要なスキルを獲得する/させることは今に始まったことではないばかりか、そもそも通常業務にあって変化に適合するために必要なスキルを獲得する/させることの必要性は、全ての企業と全ての業務関係者に言えることであるが、問題は何ら手が打てていないのに、願望が先だって、儲からないとか売上が目標に到達できていないとか、顧客の減少に歯止めがつかずに悩んでいる者が圧倒的に多い点が指摘される。
その意味で、業務設計したうえで実施し、見直し、再構築して関与者で共有しなければならないことに気づいていながら、現場でそれができていないままでいるならば、それは願望の領域に留まる結果となるだろう。
とかく組織に従事する人が存在して業務が分担されることに問題がある。効果・成果を出すための課題解決のできる人がその機能と役割を果たすが故に効果や成果が出るのであって、業務担当者がその任務を遂行するにあたって、適性能力と達成意欲を必要とされる。
成果 = 適性能力 × 達成意欲 ・・・ だからである。
業務テーマと目標を追求し、効果的に業務を展開実施し、成果を得る。これが出来て初めて仕事したことになる。
あくまでも期首設定の業務テーマと目標にたいし、担当業務の課題解決ができるスキルを持った者が担当しなければ、効果も成果も期待できない。
故に先ずは、必要な業務を設計しなければならない。
このことから、業務設計として要件定義を整理した。その一部の87の切り口を書き連ねた(別添付)。これらが活動を通じて検討され、ひと工夫、ふた工夫の改善を繰り返すことで勝負に勝つことになるのである。
単年度の事業計画も中期事業計画も経営戦略も、業務設計に基づく課題解決の仕事があってのことで、要員計画は担当業務達成に必要な適性能力の保持者が当たることとなる。
工夫・改善は毎日・毎回行なうくらいの頻度で実施することが求められ、これは推進プロジェクト全員がバランスよく、例えば6名のメンバーであったとすれば正六角形が最終形。プロジェクト・マネジャーも新人も、その立場・業務に応じたスキルでとなる。
ベテランは適性能力の要素となるその業務の「知識」・「経験」・「スキル」がほぼ完成に近いと言えるかもしれないが、新人など未熟者が居るばあいは上司や先輩が未熟者の欠陥部分の指導や肩代わりするなどして、バランスのとれた推進が求められる。成果はこのバランスと比例するから。言い換えれば、欠陥を欠陥のままにしてはならないということで、この認識は上から下まで全員が心掛けねば成果に責任が持てない結果を招く。
では何を以って適性能力となるか。それはスキルに他ならない。効果や成果を生み出すスキルは何を以って成り立つか。それは経験の積み重ねからである。麦踏みのようなひたむきな努力によってスキルは身につく。そして重ねての経験を有効かつ効率的にし、創造性を高める結果にするために、それを支えるものは知識である。
つまり成果達成に必要な業務に「知識」・「経験」・「スキル」は欠かせない要素である。スキルも経験も知識も無い者を担当づけたとすれば、その業務には期待できるものは何一つとしてない。
そこで、どのようなスキルや経験や知識が必要なのかの課題解決のために業務設計があるのであって、それを具体化するために要件定義の認識が求められるのである。
持ち合わせた者が達成意欲を持続させればこそ成果となる訳で、業務設計と見直し、そして工夫と改善を無視あるいは放棄するなど怠ると、成果は出ないか僅少で終わることとなる。
リスキリングの大前提の、要件定義を、現場の業務に照らして、何を何からどのようにやるかを検討することは、経営において重要テーマである。
では、業務設計と工夫・改善と見直しにおいてどのような点に着目してそれを成すか。
【業務設計要件定義その一部の87の切り口】
1.【期待する成果】
期待する成果にたいし、何をどの程度貢献してどのようなことを結果として生み出すか。
2.【業務と効果】
成果達成を具体化するための実施効果を戦略化してコントロールしているか。
3.【業務の必要性】
その業務は、成果達成のために何と何が必要か。なぜ今必要か。
4.【業務の目的】
達成すべき成果を出すために必要な業務のその目的は何か。
5.【期待する業務】
業務を通じて期待することは何か。
6.【業務の重要度】
その業務はどれだけ重要と言えるか。
7.【業務の難易度】
その業務はどのような点で難しいと言えるか。どの程度の達成で当面良しとするか。
8.【業務の緊急性】
成果達成においてその業務は最優先として取り組むべき緊急性は高いか。
9.【経営者の期待と業務】
その業務について会社側はどのようなことの結果に期待していると言えるか。
10.【業務のポテンシャル】
業務遂行において、何をどれだけ結果が出せる可能性があるか。
11.【業務の期待度】
その業務の目的と達成すべき目標を見据えてどの程度期待できるか。
12.【業務目標】
業務を通じて、いつからいつまでに何を目的のテーマとしてどれくらいを目標にして目指すか。
13.【業務指針】
やらなければならないことをせずに、やってはいけないことをやって仕事を済ませていないか。
14.【ライフサイクルと業務】
商品や仕事のライフサイクルに沿った業務を行っているか。
15.【業務のライフサイクル】
その業務のライフサイクルを配慮して、見合った対応ができているか。
16.【変化と業務】
あらゆる変化に適合した業務を遂行しているか。
17.【業務と勝利】
すべての仕事は競合他社との勝負だ。勝ち抜く力を育てているか。
18.【業界と業務】
業界が向かっている方向に即した業務か。
19.【競合他社と業務】
競合他社動向を見据えた業務か。常に勝ちを求めて動いているか。
20.【目標設定】
目指した目標の設定に誤りはないか。
21.【業務と目標管理】
ドラッガー提唱の目標管理が現業務に反映されているか。
22.【業務評価】
業務評価基準を設定し、日常業務にリンクさせているか。
23.【業務目標到達】
目指した目標の設定に誤りはないか。
24.【業務の成功】
何をどれくらいを以って成功とするか。
25.【業務内容・業務概要】
業務内容を簡単に説明するとどういうことでまとめられるか。
26.【業務の永続】
その業務はレギュラーか。永続性は高いか。スポット業務か。その意味合いを掴んでいるか。
27.【業務のデジタル化】
業務設計の再構築と共に推進するデジタル化にたいしアナログも考慮しているか。
28.【他業務との関連性】
その業務は成果達成においてどのような他の業務と関わっているか。
29.【業務と上司・部下などとの関係】
上司や部下、他部署・協力者との日々の関わり方は良好か。
30.【組織と業務】
組織全体で達成しようとする勝利に向けて、貢献する業務を遂行しているか。
31.【外部組織と業務】
有力パートナーやアライアンスと協調して質的向上が図れているか。
32.【業務と人材戦略】
業務遂行にふさわしい人材を配置して機能と役割を果たしているか。
33.【業務とリーダーシップ】
より良い業務とするためにリーダーシップやコーチングは発揮されているか。
34.【業務とボトムアップ】
より良い業務とするためにボトムアップを具体的に推進していると言えるか。
35.【業務の関係性】
関連する業務の関与者とどのように協調すべきか。
36.【遂行業務の見直し】
その業務に関しての現状・傾向・問題点は何か。課題は何か。優先テーマは何か。
37.【業務と価値創造】
顧客価値・商品価値・利用価値・安定した収益獲得の価値・企業価値等創造しているか。
38.【現業務の位置づけ】
現業務の価値を高める具体策を講じているか。価値を生み続ける業務になっているか。
39.【業務分析】
期間中に効果を出し生産性を高め成果に貢献するための分析を行っているか。
40.【業務遂行の計画】
何を何からどのようにやるか。
41.【業務で用いる用語】
業務で用いる用語は共通言語として他者と共有できているか。
42.【業務とカネ】
業務遂行に伴う費用とコストと経費は計画どおり予算管理されているか。
43.【業務の流れ】
その業務を絡めての仕事の流れはどのようなことになるか。どのようなステップを踏むか。
44.【業務の手順】
遂行業務はステップに応じてどのような手順で臨むか。
45.【業務のチェック】
業務のチェック事項とその評価を考慮しているか。
46.【業務の留意点】
業務遂行において、何に留意すべきか。
47.【結果を出す準備】
その業務の結果として出すべき成果のために何を準備するか。
48.【業務上の約束事】
業務上の約束事は何か。関与者をふくめて守られているか。
49.【業務のルール】
保守義務を含め禁止事項を把握し、遵守するなどルール・活動規準を整備しているか。
50.【業務関連の法務】
業務関連の法規制は何か。その遵守を含めての法務の準備はできているか。
51.【業務のボリューム】
テーマの増やし過ぎや実施のやり過ぎを考慮しているか。
52.【業務の準備】
業務の着手時に何を準備するか。段取りはできているか。
53.【業務遂行のツール】
有効性・効率性・創造性のために役立つツールは何か。
54.【業務の手離れ】
業務の手離れのタイミングはどの程度達成の時点とするか。
55.【業務のフィニッシュ】
業務遂行のフィニッシュのあり方はどのようなものであるべきか。
56.【他業務との関係】
業務遂行において他業務関与者への関係性で配慮は為されているか。
57.【他業務と協調】
助け合いの関係性を考慮しているか。チームワーク・チームマネジメントは最適か。
58.【業務管理】
業務遂行と成果達成において、他業務を絡めて何を以って進捗管理とするか。
59.【業務の時間管理】
マンスリー、ウイークリー、デイリーなどにおいての時間管理は共有しているか。
60.【業務とホウ・レン・ソウ】
業務遂行と成果達成の進捗に関して、ホウ・レン・ソウをどのように組み立てるか。
61.【業務のまとめと繋ぎ】
業務のまとめ方やつなぎ方は整備しているか。
62.【業務の要件定義】
業務のまとめと繋ぎは、要件定義に沿ったものか。
63.【業務設計】
成果達成に必要な適性能力と達成意欲持続発展に向けて生産性の高い設計をしているか。
64.【業務とソリューション】
課題解決型業務とするために、企業リソース・経営資源に照らし合わせているか。
65.【業務達成意欲】
熟練者に見られるようにスキルがあっても達成意欲に欠ける人が居る。調整しているか。
66.【業務スキル】
スキルアップに向けて企業は環境を調え、勉強の成果を現場の業務に反映しているか。
67.【業務と適性能力】
業務遂行は適性能力発揮で実現するが、役割分担でその課題は機能しているか。
68.【業務と勉学】
業務の生産性と効果・成果に結ぶスキルを実学から修得しているか。
69.【業務とPDCAサイクル】
業務にPDCAサイクルが日々回っているか。
70.【業務経験】
必要なスキル獲得のためには、そのための経験を重ねならなければならない。できているか。
71.【業務知識】
経験を有効的・効率的・創造的にするため、その支えになる必要な知識を身に着けているか。
72.【業務と生産性】
遂行業務の生産性、つまり有効性・効率性・創造性を高めているか。
73.【業務とイノベーション】
遂行業務の維持・発展のため、マンネリ防止のためイノベーションを行っているか。
74.【現業務のマンネリ】
現業務に慣れすぎてマンネリ化を招いていないか。新しいものを取り入れているか。
75.【業務とマーケティング】
業務に関してのマーケティングを踏襲しているか。
76.【業務と細分化】
業務課題・業務テーマはセグメントしておこなっているか。
77.【業務とターゲッティング】
業務とターゲッティングは適切にリンクさせているか。
78.【業務と戦略】
業務遂行において戦略を組み入れているか。
79.【商品政策と業務】
プロダクト戦略や品質管理等商品政策にまつわる業務の精度を高めているか。
80.【価格政策と業務】
価格戦略・価値に見合った価格政策等にまつわる業務の精度を高めているか。
81.【チャネル政策と業務】
チャネルの幅・長さ・チャネルミックス等にまつわる業務の精度を高めているか。
82.【プロモーション政策と業務】
プロモーションテーマ・手段・手法・効果にまつわる業務の精度を高めているか。
83.【誤った戦略と業務】
組織は戦略に従うとしながらも、誤った戦略に振り回されていないか。
84.【新規事業開発と業務】
持続的成長に不可避と言える新規事業開発に適合した設計プランを持っているか。
85.【将来必要な業務】
新たな業務も含め、将来必要な業務の検討後、中期事業計画に反映しているか。
86.【業務とリスキリング】
変化適合は不可欠が故、常時更新設計の必要性に基づき準備しているか。
87.【業務と結果】
ここに列挙した業務に関する要件に着手せず競合他社は実行したならば、どうなるか。
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