第六部  ブース展開 

 

6- 1. ◆ ブース展開

6- 1- 1.  ブース展開の切り口

 

6- 1- 2.  待機・出迎えからフィニッシュまでのブース展開の考察

 

6- 1- 3.  85~90パーセントのお客をターゲットにしての出展戦略を基軸にして展示会のメディア特性・強み・特徴を活用する出展のあり方が求められる

 

6- 1. 4.  買う気になってやって来るお客とやって来て買う気になったお客

6- 1- 5.  買う気になってやって来るお客への対応

6- 1- 6. 展示・陳列コーナーへ立寄らせる

6- 1- 7.  ブースに立寄らせて商談に応じてもらうまでに打つ手

6- 1- 8.  立寄りスペースと待機要員数の関係コントロール

6- 1- 9. 引き合いや成約の見込みを得る商談に専念する目的の出展は、極めて生産性が低い

6- 1-10.  来場者総数の13%くらいは市場における支出配分総額の担い手と21.5%の新規開拓先・見込み客という捉え方

6- 1-11. もてなし

6- 1-12.  240分間の会場滞留中ブースに立寄ってもらって商談に応じてくれなければ出展の成果につながらない

 

6- 1-13.  新規客を増やそうとして既存取引先を減少させていないか中期マーケティング戦略の成果を軽視して短期決戦型の商談では大損する

 

6- 1-14.  ブース平均滞留時間 4~7 分間くらいのなかで不確実な新規リードLeadを対象に主催者やオーガナイザーが推奨する商談が成立できるのか

 
 

6- 1-15. 商談は10分間で成立できるか   

6- 1-16. 展示会に出展するだけでは結果はそれなり

6- 1-17. ない・ない・ないの出展準備

6- 1-18. 成功と失敗および出展の効果測定は実施すべきでない

6- 1-19.  ROI投資対効果または投資利益率)「1を得るため一日何人ブースにお客を立寄らせるかの試算

6- 1-20. 条件を整えて安定したROIを生む準備で臨んだか

 

6- 1-21. 売り急ぎ単に先取りの販売や契約など商談目的の出展の効果はスモールで終始する出展の目的を短期決戦型にすると大損する

 

6- 1-22. 出展ブースはプラットホーム

6- 1-23. 必須20のブース展開構成と外せない手順

 

6- 1. ◆ ブース展開

6- 1- 1.  ブース展開の切り口

 

ブース展開構成など企画準備で欠かせないことは限られた時間を基準に画一した展開構成で組み立てることが望ましい

ブース前を川のように流れている来場客を集客して釘付けにしプールしてアピール後ブースの商品展示コーナーに引き寄せてコンタクト接客ポイントを衝いた商品製品・サービス説明ののち見込み客リード: Leadに商談を持ち掛けクロージングの後フィニッシュワークとなるその原型スタイルは通常のビジネスステージにおける営業活動でのセールス展開を参考にしてのものとなる

 

となれば日常の営業活動でのセールス展開の見直しであるがアプローチしてから成約に至るまでの展開凝縮してこの展開を会期中のブースにて実現可能となるよう構築しなければならない

例えばブース前の来場客を集客してアピールするまでを10分間と設定したとすれば触発された立寄り予定客は10分間ごとにブース内に入ることになる

それを受けての悪例であるが

商品展示コーナーに立寄ったお客に足早にいらっしゃいませと寄り添い見ていた商品の優れた機能セールスポイントを説明してお客が立ち去ろうとしたとき、詳しいことはここに書いてありますからどうぞ印刷物を手渡し見込みのありそうなお客にノベルティや手土産げまたは記念品などをプレゼントしてありがとうございましたよろしくお願い致しますで送り届けているシーンを一つの開催展示会で極めて多く見られるが

これはここでいうブース展開とは呼ばない

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6- 1- 2. 待機・出迎えからフィニッシュまでのブース展開の考察

 

会期初日の開場の案内が館内スピーカーで知らされてからのち出展者は配置に付いて待機し出迎えの態勢をとる

出展者にとって開催された展示会で会期中の始まりのほとんどはここからである出展企画で設定したメインターゲットが既存顧客の招待客のみであればここからブース内活動は始まる

メインターゲットを来場客に求めるには呼び込みからとなる

多くの出展者がこれができていなくていきなり待機し出迎えの態勢をとるからどこの開催展示会でもおよそ87パーセントの出展者はお客のほうから立寄ってくれるものだと思い込んでいてこのスタイルと化している

主催者などが告知して会期中の開場にわんさか引き寄せた来場客は産業市場業界を同一もしくはほぼ同一であるからお客のほうから立寄ってくれると早合点するのは無理もないことであるがこのスタイルでの出展経験者のほとんどは期待外れを実体験して終えて後任者も後輩も同じことを出展のつど繰り返している

 

☑ 会期中にブースに立寄ったお客は、総計何社であったか

☑ その内見込み客リード: Leadと想定できるのは何社

☑ 会期後アプローチしたのは何社

☑ その結果売りの見込みがついたのは何社

☑ 受注したのは何社

☑ 受注して得た利益は投入した手間・時間・コストを上回る利益であったか

☑ 会期後半年間あるいは一年間で出展に絡んで他に何か寄与・貢献できたものはあったと言えるか ・・・ 

☑ 何のための出展であったか

 

早い段階で立寄らせる工夫を企画して負のスパイラルを生じさせないようにしなければ初めのここから成果目的・目標を著しく失ってしまっていて損害は甚大である

 

☑ このことに経営者や経営管理者は気づいて対策を講じるべきではないか

来場者もせっかくやって来たのにもかかわらずチャンスをつかむことができずに終わっている

この点は主催者やオーガナイザーはもっと踏み込んでいかないと開催展示会は活気を失いやがて来場者数が減少して衰退の一途を辿ることとなる

 

さて次に出展者ブースに立寄ってくれたお客に接客担当者がアプローチする段階でのことであるが

 

☑ この後からフィニッシュまでのシナリオは描かれているか

☑ 要るとすればそれは何分間構成で設計しアプローチ~フィニッシュワークまでどのような展開か

☑ それぞれの時間配分と接客担当者体制はどのように組み立ているか

 

そしてまた

☑ そのシナリオは事前にトレーニングするなど関与者全員が共通認識で臨んでいるか

 

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6- 1- 3.  85~90パーセントのお客をターゲットにしての出展戦略を基軸にして、展示会のメディア特性・強み・特徴を活用する出展のあり方が求められる

 

85~90パーセントのお客は情報収集目的で来場しているこの数字はBMAの調査結果データだが悉皆調査ではないからすべての開催展示会に当てはまるものではなく調査を終えて月日が経っているので変化はあるかもしれない

しかし経済産業省の『展示会産業概論』にも記載があるように日本で開催されている展示会は、「情報収集目的の来場者が大半でこの特徴は今後変わらないと思われる

 

この大半の情報収集目的の来場者とのコンタクト接客ビッグな成果目的・目標を得ることが肝要

 

会期が短いという展示会の限界特性を好転させる必要があることは、「ブース展開のすべてを非日常の商空間で徹底する内容の項目で触れたが、あくまでもこれは会期中でのことで

好転させる切り口の一つは次回開催の会期前さらにもう一つは会期後」の切り口となる

 

事前プロモーションを展開し前夜祭を経て会期中のさばき方をスマートに展開しつつビッグビジネスに向けて足掛かりのプラットホームのブースから会期後の商機にブリッジング

このプランの成果を最大化するため如何に多くの自社商品製品・技術・システム・サービスにとって質の高い既存取引先や見込み客リード: Lead・新規開拓先をブース内でスマート展開するかとなるが

客筋の予算化は早くて半年後であろうことから会期後は 1年間くらいかけて成果を出すという意味では出展を基軸にして通常のビジネスステージにおける活動とどのように複合的に絡めると良いかを基底に置くべきとなる

その基底には、「セールスの命題が社長から一兵卒まで串刺しして片時もわすれてはならないしこの命題」を支えるビジネスに勝利する5つのエレメントが出展の目的にリンクされる

 

基本的な考え方として会期中ブースで実施展開する商談特化型が抱える矛盾を指摘したい

この行為は個別訪問による通常のビジネスステージにおける営業活動で完結すべきであり

わざわざ高額な出展料と設営費および複数人の人件費を費やしてまで日常の延長線上にある苅取り」だけを行うのは

リソース経営資源 = ヒト/モノ/情報第4の経営資源)/カネ/コト/時間「モノ」と「情報」の掛け合わせで機能していることで生まれる)/「モノ」と「情報」の掛け合わせて機能しているシステム)の重複であり経営資源の浪費に他ならない

 商品製品・技術・システム・サービスの年間販売量はほぼ見えていて大きく変わらず前述のとおりその先取りをブースで行ってはならずつまり売り急ぎしたところで何の利益も余分に生まないことに気づくべきである

 

日本の開催展示会独自性を貫いて来た歴史がある。それは、来場者の大半の情報収集目的のお客をメインターゲットに置いて、産業振興の祝祭を基本に非日常空間の展示会と位置づけてきた

 

これを単純にお祭り騒ぎと捉え、「会期中のブースで商談型出展展開だとしながら祝祭性や非日常化を打ち消すという過ちを犯した故に、BtoB開催展示会は、スモールの商談会と化してしまった

追記: お祭り騒ぎ本当にそうであったのかどうかは不明であるが企業が通常実施する場合基本お祭り騒ぎとはならない

どうあれあくまでも売上げを拡大し大きな安定した利益を得てライバルとの勝負に勝利しシエアを拡大するためのお祭りであろうから

その意味でそのうえで、「お祭り騒ぎあえてバカになるのは問題であるとは思えない

 

今後はもちろんお祭り騒ぎであってはならないが、中期販売戦略のマーケティング・ツールとして祝祭性や非日常化を基軸とした展示会を開催しなければ、経済に影響も効果も与えることはできない。

このスタイルは堅持していかなければ展示会は育たない育たない展示会は魅力がないから、「次回も来たい」とは思わない。「ヒトはなぜ集まるか」の要因の一つは非日常の場つまり展示会はビジネスの祭典に徹するべきである

そこにはシンボルマークシンボルタワーシンボルゲート・音響・照明の演出に加え祭事イベントアトラクションを織り交ぜながら視認率を先ず高め希少性・特別性・祝祭性・文化性・賑々しさ・独自性の空間で、新しさ・意外性・共感性を、セクシャアリティ性・インパクト性・エキサイトで訴求しわくわくドキドキさせ既存取引先や見込み客リード: Lead)・新規開拓先の主体性・参加性で展開して学習効果を高める ・・・ これらのない開催展示会は確実に衰退する

ブースコーナーのマグネットスポットに単位時間内目標集客数適正員数の来場客をプールし釘づけアピールして見せて聞かせて感じさせ商品陳列コーナーへと誘い込み、・・・ フィニッシュワークで締めくくるまでの一連の活動をブーシング出展効果をフルに発揮して大きな出展成果目的と目標を導き出す出展マーケティング)サイクルすなわち単位時間適正所要時間内で瞬発的に、かつ一気呵成に繰り返す ・・・ etc.

 

展示会とは何か130くらいの切り口で語れる展示会の本質は何かの25テーマを徹底的にマスターすべきである

それに関連してこのような展示会づくりをするには260余の展示会ならではのメディア特性と48もの制約特性これらを好転させて活用することで

展示会および出展特有の考え方出展ならではの展開を踏襲するからこそ展示会パワーが発揮されるこの目を見張る効果が出展成果に止まらず通常のビジネスステージに絶大な成果目的・目標をもたらすことを知るべきである

そのうえで推進プロジェクトの体質と体力を強化して各担当の適性能力も高めることになる適性能力は、知識と経験とスキルをアップしたうえで達成意欲モチベーションも高め役割が果たせられるようにしての編成である

 

・・・ このように列挙していけば解決しなければならない課題が未だ生まれると思うがいづれにしても仕事するとか、「ちゃんとやるというのはそういうことである

 

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6- 1- 4.  買う気になってやってくるお客とやって来て買う気になったお客

 

買い手側から言えば、「BtoB取引や契約など商談目的の来場客」、売り手側とすれば販売や契約など商談目的の出展者」、すなわちBtoB取引行動や取引予定行動を起させる対象の既存取引先見込み客リード: Lead)、新規開拓先が少なからずやって来てブース前通路を川のように流れて来る

もちろん買う気のない来場客に混在してのこととなる

 自社ブースを目掛けて買う気になってやってくるリードは迷うことなく入ってくる

 

最初は商品製品・技術・システム・サービス展示コーナー前でしばらく佇むこのパターンが一般的である

 

立寄り客は何に興味・関心を持っているか、佇むお客の目の動きや、首の動かし方などn行動から、おおよその見当が付く

 

買う気になってやってくるお客はタイミングを見つけて見込み客リード: Leadの方から接客担当者に話しかけて来る

その内容の多くは商談行動もしくは商談予定行動に関してである

やって来て買う気になったお客は商談予定行動に関しての内容となる

 

お客は売り手の実力を読み取るのが早い購入しての至福の充足感を味わうため相手選びをするものである相手が気に食わないと判断すれば容赦なく立ち去るそして競合他社ブースへ行くものである

 

どのようなことにご興味がありますかの質問にたいしリードの反応で商談行動もしくは商談予定行動の進行程度が推し量れる

 

手短にヒアリングしてその程度関心事を聞き出し、「ここでは立ち話になりますので少し腰を据えてお話をお聞かせいただけませんかと言って訪問日時を取り付ける

 

ヒアリング内容は通常のビジネスステージにおける営業活動で把握する、例えば以下のようなことであろうか。

お客の関心事は何か

ニーズの強弱はどの程度か買いたいと思っている商品製品・技術・システム・サービスや販売企業にたいする期待度というものがどの程度であると思われるか

喫緊性が高いという位置づけかポテンシャルをどう読むか購入に向けての緊急性はあるか

リードの買い求めたいと思っている重要度をどう量るか

そのリードは購買決定権者であるかそれとも使用・利用・活用・消費の当事者かその部署の責任者か

後日の把握となるが、バジェット規模や支払い条件はどうかetc.

 

もちろんこれらすべてをブース内で聞き出せる訳ではないがいずれかの質問があったとき軽めの即答程度は準備して臨みたいところだ

 

やって来て買う気になったお客の中には競合他社の者が存在したり競合他社の廻し者であることもあるやもしれないから気をつけなければならないがその気配を見せずにあくまでも誠意と熱意を示して顧客第一の姿勢で努め好感を得れば次回の機会が見い出せる

 

 

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6- 1- 5.  買う気になってやって来るお客への対応

 
 

立寄り客へは集客コーナーすなわちマグネット・スポットでデモンストレーションやセールスイベントなどで見聞きさせたうえで商品展示・陳列コーナーに佇むお客が振り向いてお客から話しかけられてからコンタクト接客する

 

顔見知りでなければ我慢してお客が声をかけて来るまで待つ

買う気になってやってくるお客には販売力の高い担当者が当たること

 

新規見込み客(Lead)のばあいお客の購買心理を先ず探る

 

購買心理は、「注意を喚起するという段階から始まって、「BtoB取引行動や取引予定行動を起すまで幾段階ものステップを踏むことが多い

そのステップを省略することもあるからお客の購買心理を瞬時に読み取り呼応する必要がある

会期中は購買行動に至らずBtoB取引予定行動を起して立ち去るお客も居る全体的にはこちらの員数のほうが多い

 

ヒトは目的で行動するからともかくお客から聞くことから始める

決して一方的に商品の機能の優れたことや売り手側の優位性に関係する態度は出さないことだ

 

接客担当者は商談担当者ではあるがセールスしようとしてはならない相談相手に徹することだ

そして見込み客リード: Leadが抱える課題や問題点を、メモしながらヒアリング。

 

ブース内では待機し出迎えおもてなしをして好意度・好感度を高めさわやかではつらつ溌剌)」とした言動で共感・共鳴するように運び

その聞き出した内容にたいし、「解決のお手伝いが出来そうですから今度ゆっくりお会いしたいのですが如何でしょうか

その場で課題を解決しようとせず会期直後を商機として訪問日時を取り決める

 

ブースでのフィニッシュワークは、「想起率や再生・再認知名度向上がブリッジング先で大きく花開くことに貢献する作業である。

印象は他所で打ち消されたり薄まるだけにこの作業は不可欠である

そのうえで後姿が見えなくなるまで立礼でお見送り

 

6- 1- 6.  展示・陳列コーナーへ立寄らせる

 

基礎小間(ブース)のように小規模の場合、展示・陳列コーナーが通路に面しているが、例えばステージがあって、そこでパフォーマンスの実施で呼び寄せている場合は、その背後に展示・陳列コーナーを設けている。

この場合、ステージパフォーマンスの実施目的は、終了後展示・陳列コーナーが通路に誘い込みにある。そうしないと始まらない。

☑ 確かにステージパフォーマンスの結びに、「展示・陳列コーナーへ立寄らせるトーク」を用いて、促しているケースがあるが、実際に質の高い新規開拓先・見込み客リード: Leadを立寄らせているだろうか

ステージパフォーマンスが目的化して、促し方の工夫が足らないため、終了後ステージ前から立ち去るお客が多いとすれば、ロスを生じさせている。

小規模出展者も同様で、素通り率が多くて、展示・陳列コーナーへ質の高いお客を立寄らせられなければ、何の成果も生まない。

待っていても入って来るお客は少ないし、ましてや質の低いお客が立寄って、説明を進める過程でそれに気づいたのでは、収穫はない。

☑ 展示・陳列コーナーへ立寄らせるにはどうするか

考え抜かなければ、元の木阿弥で終わる

 

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6- 1- 7.  ブースに立寄らせて商談に応じてもらうまでに打つ手

 

引き合いや成約の見込みを得るには、展示会出展で商談すれば解決するものではない。

顧客の気持ちを個別に正確につかむ必要がある。

 

展示会に出展してブースを構えれば売れると思ってはならない。

売上さえ上げればよいという発想では売れない。

モノを売り切ろうと、それだけしても、売れるものではない。

見て、聞いて、触れての商品(製品・技術・サービスなど)の認知度がなければ売れない。

価格を競合他社よりも下げれば売れる、というものではない。

新規開拓先や見込み客リード: Lead獲得に専念しすぎたのでは、足元をすくわれる。

市場ニーズや顧客市場ニーズとウオンツのバランスが成立しなければ売れない。

このニーズやウオンツが潜在化されたままで、顧客が望んでいることをイメージできていないお客にセールスアプローチしても売れない。

個別の見極めで顧客が望んでいることを本当に理解しなければ、話を前に進めても頓挫する。

商品(製品・技術・サービスなど)の優秀性が卓越していても売れない。

価格を上げれば売れるとは限らない。

価格を上げれば利益が上がるほど、単純でない。

そもそも顧客は、売手の商品機能の優れたことなどの説明は聞いていない。

その把握の下に、ターゲットアカウントを明確化しなければ商談は前に進まない。

個別の見極めで顧客が望んでいることにたいする具体的な解決策の提案にベネフィット(利益・恩恵・メリット・期待どおりの満足・利便・便益)を添えて示しサポートは欠かせない。

この提案とサポートにたいし、ターゲットアカウントが了解してくれなければ売れない。

顧客は販売行為を理解したり了解してもBtoB取引行動や取引予定行動を起すものではない。

納得し、比較し、考え直して相談し、確信を得てBtoB取引行動や取引予定行動を起す意思決定しなければ引き合いや成約の見込みには至らない。

etc.

これだけ解決しておけば引き合いや成約が成立するものではなく、上掲のこれをせずには、出展成果は期待できない。

 

引き合いや成約の見込みを創造的に有効的に効率的に得るため、①環境分析②ターゲットの特定③マーケティングミックスの策定④アクションプランづくり⑤アクションプランの実行などを出展前に完了して出展している出展者が結果邪魔して、引き合いや成約の見込みに至らない危惧はないと言えるか。

 

通常のビジネスステージでの営業活動において、引き合いや成約の見込みを創造的に有効的に効率的に実施することを前提にして描いた販売(セールス)のシナリオを、出展ブース立寄り客にアプローチして引き合いや成約の見込みを獲得するシーンを描きつつ、会期中に売りの完結を目指さずに、開催展示会に出展して何が実現できるか、何をすべきか、最低何をどれだけ達成するかなど再考に再考を重ねてみなければ、投入する手間・時間・コストのすべてを失うことになりかねない。

 

少なくとも「開催展示会に出展してバイヤーを対象に引き合いや成約の見込みを得る商談に専念する」ことに終始したのでは、結果の出ない無限サイクル化を徒に繰り返すだけの、負のスパイラルに陥る可能性が極めて高い

 

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6- 1- 8.  立寄りスペースと待機要員数の関係コントロール

 

☑ 説明を分かり易く例えると、待機要員が 3名立っている間口 1.8メートルのブースに、お客一人立寄れるか

☑ 待機要員が 2名立っている間口 1.8メートルのブースに、お客は何人立寄れるか

☑ 待機要員が 1名立っている間口 1.8メートルのブースに、お客は何人立寄れるか

☑ ブース前通行客が、間口 1.8メートルのブースに、立寄り易いスペースを常時つくり出し、無駄な空き時間をつくらないコントロールに応じて、待機要員つまり、待機後コンタクト(接客)する要員のブース内外でどのように振舞えばスマートか

☑ この間口 1.8メートルのブースを基底にして、小間サイズに合った「立寄りスペースと待機要員の員数」を計測しコントロールしているか

 

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6- 1- 9.  引き合いや成約の見込みを得る商談に専念する目的の出展は、極めて生産性が低い

 

開催展示会の主催者およびオーガナイザーは多くの来場者を呼び込むことを強く意識しているそれに呼応してお客はわんさとやって来る

別項で紹介したように 日本の産業競争力を支える企業間取引のBtoB開催展示会の来場者総数で10万人以上は全体の16%5万人以上~10万人未満は、23% 3万人以上~ 5万人未満は19.4% … 平均は 25,000人であるという

展示会に出展する生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報ソフト財・公共財 (GtoC / GtoB)の企業からすれば会期 3日間でこれだけの来場者が来るのであるからこの数字を見る限り魅力的である

これだけの客数であるから、商談件数も大いに期待が持てると思われることから、出展の目的を引き合いや成約の見込みを得る商談に専念するのは理解できる

 

しかし、「引き合いや成約の見込みを得る商談に専念する目的の来場者は決して多くはない主催者に問い合わせれば調査結果を教えてくれるであろうから参考にしたいのであるがそれはそれとして冷静に考えればBtoBにおいて開催される会場を中心にして地域内に想定できるターゲットアカウント総数にたいし会期が3日間で全社が来るとは断言できないことから自社が出品する商品製品・技術・システム・サービス)の見込みターゲットアカウントかなり限定されるのではないか

 

主催者が呼び寄せる来場者数の限界は上記に示した員数でありそれも可成りフラットな客層とならざるを得ず当然ながら出展者個々にとっての出品メイン商品の見込みターゲットアカウントに絞った集客などできないのであるから安直に引き合いや成約の見込みを得る商談に専念する目的の出展は生産的とは考えにくい

 

と言いながらも何%かあるいは何社かは、「引き合いや成約目的でやって来る新規開拓先・見込み客リードLeadも居るかもしれないからその対応の準備はして置かなければ競合他社に奪われる恐れがある

 

話を戻すと大半の退場者は、「情報収集目的であるようであるから出展の目的はこの見込みターゲットアカウントにたいしコンタクト接客してビッグなビジネスになることを考えた方が賢明である

 

だが敢えて言うと質の高い新規開拓先やリードの集客を主催者任せにせずに自社が事前活動で来場促進を図る計画は是非とも実施したいところである

ブース前に常に多くのお客が立ち寄っている出展者ブースでヒアリングすれば容易に判明することであるが、どの出展者も共通していたことは、事前に集客していた。広報しかり、プロモーションしかり、販売活動の延長しかりそして既存顧客の招待もある

 

よくよく考えて見れば消費財の BtoCであれば投網式もあるだろうしむしろそちらの方が効率的であろうが生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報ソフト財・公共財 (GtoC / GtoB)のBtoBは一本釣り

 

会期中の展示会のブースという特別の場に招待して、「引き合いや成約目的のお客と情報収集目的のお客を対象にして限られた日数と時間のなかで実施展開することで結果投入した手間・時間・コストを遥かに上回る成果目的・目標を休憩することなく収獲するにはどうすれば良いかを考えなければならない

何故ならそうしなければ収穫は根こそぎ競合他社に持って行かれるのが展示会であるからである

 

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 6- 1-10.  来場者総数の13%くらいは市場における支出配分総額の担い手と21.5%の見込み客という捉え方

 

日本で開催されているBtoB開催展示会の来場者総数の平均は会期三日間で 25,000人であるという

その 13%くらいは市場における支出配分総額の担い手と捉えられると想定されるのであるが彼らは会期中に会場へやって来ているのだろうか

自社の既存取引先の上位 13%~15%に位置する特上得意対策を講じてご招待しているだろうか同様に競合他社もこの特上得意ご招待しもてなしているだろうか

この特上得意先が密かに来場して自社ブースに立寄らず競合他社の招待でもてなされていたとするとその後このお客は心変わりしないという保証はあるのだろうか

その反面競合他社の特上得意対策を講じてご招待しているだろうか

いずれにしても市場における支出配分総額の13%を占める特上得意先を無視すると手痛い結果にならない気遣いは忘れる訳にいかない

もう一点の着眼はメインターゲットとのコンタクト接客目標の設定である

来場者総数の平均が 25,000人であってもこれも平均で 7カテゴリーの専門展に分配されるから大雑把に云って自社や競合他社が拠を構える商圏内に流出して来るお客は単純計算で 3,570人その 85~90%の 3,035人3,213人は情報収集目的でやって来ているのが日本特有スタイル日本BtoB展示会の特徴であるからこれらの人が含まれてブース前を通行することはおよそ考えられる

生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報ソフト財・公共財 (GtoC / GtoB)企業のお客は特定少数であるが

このお客の内上位 21.5%のお客をコンタクト接客目標とすべきメインターゲットとして個別の見極めを行いセールスに役立つお客情報を入手してできればニーズを顕在化し会期の訪問を取り付けるターゲットアカウント

その実現のためには自社ブースに立寄ってもらわなければ何も始まらないブース前素通り率は何と 97~ 98%が実態を改善して。

情報収集目的でやって来るお客はあなどれない開催の告知を相談で呼びかけても彼らはそしらぬ顔してわんさとやって来る。

ヒトは目的で行動する主体的で、能動的に積極的にワクワクしながら求め続けるそれほど新しいモノや情報」、「希少で特別のモノや情報」、「有益なもの」を探し廻っている「何かないか何かないか … 」

間口 3 メートルの基礎小間ではおよそ 2 秒間15 mの間口では 10 秒間で川のように絶えず流れ通り過ぎて行っているヒトは視認したとき一秒間に 4 コマの物体を目に焼き付けているこの瞬間もしくは2 秒間か10 秒間で視認させ一気呵成に  を繰り返し繰り返しやり続けの気にさせて商品展示・陳列コーナー立寄りを動機づけなければ何の成果も出ない

このブース前の集客活動の効果を出す手段やお手本は山ほど在る

 

情報収集目的でやって来るお客のなかに支出配分総額の上位 13%~15%担い手や自社および競合他社それぞれの特上得意先も含まれているであろうし質の高い新規開拓先や見込み客リード:  Leadその潜在客も潜んでいるであろう

一人ひとりにたいしていねいなもてなしが必要であるもてなしとは、彼らが求めるものを準備して提供するにあるそれは豪華な記念品ではない彼らが行動する目的は情報である。「彼らにとっての有用な情報であるその提供がブースに立寄れば容易に入手できる魅力を準備し動機付けることである

商談行為に専念してこれの無いブースは容赦なく素通りし去って行く97~ 98%という高いブース前素通り率はそれを物語っているこれがいつもとなると彼らはもう展示会には行こうとしない」。すると出展者も主催者も来場者も来場者の大切な顧客も有用な出会いの場を失う

この情報収集目的でやって来る質の高いメインターゲットアカウントたちによって会期後の商機に展示会効果が色濃く反映されそれが複数社で結実し成約となるから出展戦略次第でシェアリングが大きく変動するのが展示会であるしこの成果目的・目標が通常のビジネスステージにおける活動に成果を着実に増大する出展による集積メリットで結果市場の支出配分総額が拡大し市場規模が増大する市場規模が増大するから産業は振興され経済効果が出て社会に大きく貢献することになるその集積メリットのシェアリングが出展成果目的・目標である

このための展示会利用なのである

 

会期中に短期決戦型の商談で売りを狙うというチマチマした商談ではなく中期マーケティング展開の商談を競合他社と競争と共創で需要の喚起・拡大と顧客づくり・育成をする場であるお客は育てながら明日の市場を創造する場

と言えば目と鼻の先に出展している競合他社と火花を放ちながらターゲットアカウントの奪い合いを激しくやっている印象が強いかもしれないが

日本特有スタイル日本のBtoB展示会は本来的には競合他社と健全で秩序ある競争をする立場ではあるが開催される共通の場の展示会を共創する役割があるのである

双方のターゲットアカウントで構成されている市場における支出配分総額を双方の競争と共創で既存取引先のクラスアップと新規開拓先・見込み客リード: Leadの育成で支出配分総額を大きく増大させ産業を活性化させることの実現が来場客にも恩恵を与える結果となる

 

これが日本型のBtoB展示会の有り様である

会期中に商談行為で販売量を増大しようとして来場者総数の10~15%のリードにセールスするのは開催展示会内ではなくそれは通常のビジネスステージでのこと

1986昭和61年以降の40年間商談会のような展示会にしてしまって経済を低成長化してしまった産業も失われたその後誕生した産業は経済の低迷不況デフレ、スタグフレーション的側面が原因かに見えるが、意外と40年間商談会のような展示会にしてしまったのではないか。しかも未だそれは営々と続いていているのは、経産省の手落ちではないか、「個別の案件ではなく、大きな問題の塊である。

 

短期決戦型販売戦略の展開は通常のビジネスステージにおいて実施すべき活動であり展示会に出展しての年間販売量の先取り・売り急ぎは本末転倒で折角の展示会開催の良い機会の場で大きな収穫を取り損なっている

その結果出展成果が芳しくないことに気づくべきである

 

これでは展示会メディアのズバ抜けた威力パワーを利用したことにならないから展示会効果を生み出すことをしていない

だから市場規模を拡大していないし経済効果も生み出していない

 

ビッグビジネスに向けて足掛かりのプラットホームブース展開から会期後の安定した大きな売上と利益を得る商機へブリッジングする中期マーケティング実施の場が日本特有スタイル日本のBtoB展示会で為す行為であるとは思わないか

情報収集目的でやって来る質の高いメインターゲットアカウントたちこそ売上げを拡大し安定した大きな利益を得て競合他社に勝利しマーケットシェア市場占有率を高めるのに向け大きく動き出させ大きな成果に貢献してくれる大切な新規アカウントとなる

展示会を開催している価値の源泉はここにあるという認識を全員持つべきである

 

そこで一言出展者にとって狙える質の高いターゲットアカウントは主催者任せにできるか主催者が質の高い新規開拓先やリードや新規アカウントを提供してくれるか25,000人の中に居るかもしれないし居ないかもしれない不確かな場の会期が展示会である勝負にならない主催者をはじめ誰も責任は取らないしろうとしないではどうするか一案のみである

 

出展成果を増大するために競合他社共々会期前に集客の勝負をすることからが活動の開始である

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6- 1-11.  もてなし

 
 

通常のビジネスステージにおける新規開拓は、当方から新規開拓先・見込み客リード: Leadを一軒一軒訪問しているが、展示会は既存取引先をはじめ新規開拓先とリードも仕事の手を休めやって来てくれる。

であるから感謝の気持ちを込めて丁重に出迎えもてなす

 

既存得意先の場合担当者は訪問の日時に合わせて出迎えたいがお相手はお客故その時間通りに動いてくれないものであるがお出迎えする時間を調整することができればそうしたいしその言動で大切にしている姿勢も伝わるであろう

やって来る既存顧客は接客担当者からの誠意ある出迎え方に殊更喜ぶであろう

ブースに立寄ってくれた既存顧客をマグネットスポットでのデモンストレーションやセールスイベントを一緒に見聞し、商品の基本価値・付加価値・利用価値などに結ばれたお客へ提供するベネフィットメリット・便益・利益・期待どおりの満足・恩恵・利便などの確認を実施し施策上クラスアップをその場で働きかけたい

立寄ってくれたすべての顧客に、個別の見極めのうえ、彼らにとって有用情報等、彼らの顧客のためになるベネフィット(メリット・便益・利益・期待どおりの満足・恩恵・利便など)を提供するにある彼らがわんさとやって来るのは情報が欲しいのである来場者総数とまでは言うつもりはないが、展示会は個別にコンタクト接客して双方にとって有用情報を交換する場である。

楽しみながらしているその姿を通行している新規開拓先やリードにお見せし得意先と和気あいあいとした姿に連れられ自分もこのような関係性を持つ企業と取引したいものだと思わせたい

当然のことであるが既存得意先をご招待しておいて何も対応しないまま済ませてはならないブース内で既存得意先対策を実現させる

そのためには、日頃利用していての問題点や課題などの答えを用意しておく。新製品のお披露目は事前に先行公開しておき、会期中のブースで見聞でき価値にふれさせるデモンストレーションの動画を特別に提供も一案。

その基調は日頃のご愛顧に感謝する気持ちを終始忘れずに実行であるそしてどのようにもてなすかについても留意しなければならない利用価値を高めたり更なる顧客満足の提供を準備するなり、「来てよかった取引を継続して良かったと感じさせなければならない

そのうえで上司ほか役員や技術開発の責任者を紹介し感謝の意を重ねて伝えボンディングの強化を通じて共鳴的信頼関係を創造して対応する

そして共に参考になりそうな出展者ブースなどにアテンドすることもあっていいそうすることで仮に競合他社ブースに立寄ったところで十分な時間をそこで費やす余裕をなくすことで殊更、競合他社への関心を抱かせないようにしたい

ノベルティやお土産・記念品は引換券を手渡し後日持参

 

展示会での既存顧客へのおもてなしはその後の案件化や関係深化に直結する大切なステップ

お見送りは上司ほか役員や技術開発の責任者も一緒でが望ましいが、それらの人が他の顧客と接待中であれば、「お客様がお帰りですと彼らに伝え彼らからも笑顔で立礼させるくらいの心遣いはしたいものである。

 

新規開拓先やリードへのもてなしも既存のお得意先ほどでなくても、同じように気遣う

 

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 6- 1-12.  240分間の会場滞留中、ブースに立寄ってもらって商談に応じてくれなければ、出展の成果につながらない

 

 

このことで言えば、会場滞留 4時間の来場客が立ち寄る 6 箇所の内その一つに自社ブースを選択してくれなければ、出展の結果は出ないことになる。

言い換えれば、240分間の会場滞留中、ブースに立寄ってもらって商談に応じてくれなければ、出展の成果につながらない

 

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6- 1-13.   新規客を増やそうとして既存顧客を減少させていないか中期マーケティング戦略の成果を軽視して短期決戦型の商談では大損する

 
 
 

販売計画・販売戦略は年間・半期・四半期・月間の目標を追う短期にたいし中期目標があり展示会出展による販売計画・販売戦略を短期とすると割に合わない結果はそれなりの小さなもので終えるからである

 

☑ 購買や契約など商談を目的とする来場客会期中に何社何人やって来てその内何社何人)「販売や契約など商談目的の出展をしている自社ブースに立寄ってくれるかが分かる出展スタイルを取っているだろうか

 

☑ そもそも、「購買や契約など商談目的の来場客」は来場者総数の何パーセント居て何社存在するのだろうか

 

☑ それを誰も確実に予測できないまま、「購買や契約など商談を目的とする来場客が自社ブースに立寄ってくれて投入した手間・時間・コストを上回る利益を獲得できる保証はまるでないと思わないか

 

☑ 米国などのTrado ShowやTrado Fair取引関係者のみの専門展)、またはドイツ型のMesse専門業者限定見本市としてバイヤーを集客する商談中心の展示会を開催するのであれば大半は購買や契約など商談を目的とする来場客となる

 

主催者やオーガナイザーがその気になってその呼びかけで告知し集客して展示会を開催しても日本国内の開催展示会はそうはならずやって来る大半の来場客は情報収集目的ではないか

 

☑ 直ぐのその気になっていない情報収集目的のお客に売り急いで結果が出ると思うか

 

☑ 会期中、「購買や契約など商談を目的とする来場客をターゲットにして販売や契約など商談目的の出展に専念するスタイルの展示会はほとんど開催できていない

では、情報収集目的のお客にPR中心のブース展開を実施して売りにつながっていると言えるか会期中売りの完結を目指して受注中心のセールスに専念する出展の目的の条件に叶っているターゲットか

 

☑ 会期中販売の完結に向けて受注中心のセールスに専念する短期決戦型を出展の目的にしたのではロスが多過ぎると思わないか

 

☑ 仮に会期中販売による営業利益が出展投入コストを上回ったとしてもそれは展示会出展の効果と言えるか

☑ その結果の実績は、通常のビジネスステージでのセールス活動においても充分達成可能ではないか

☑ それをわざわざ展示会に出展して行うのか

☑ PR中心のブース展開を実施して売りにつながっていたのは高度経済下までのことであって

その後は宣伝広告もプロモーショナルマーケティングを展開しても直ぐのその場で買うお客はほとんど居ない

ではこの情報収集目的のお客をターゲットに出展して何をどのように展開すれば、非日常の商空間化したブース展開にふさわしい ROIまたは費用対効果 B/Cの1を遥かに超える大きな成果が得られるか

 

☑ ライバル企業/ 競合他社の居る傍で何故それをやるのか

 

☑ その程度の結果のために、何か月もの月日を費やして、企画や計画・準備に追われ、多額のコストを掛けて大勢のスタッフが会期中会場に釘付けになって、わざわざ非日常の商空間に出展して行う行為か

 

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6- 1-14.  ブース平均滞留時間 4~7 分間くらいのなかで、不確実な新規見込み客Leadを対象に、主催者やオーガナイザーが推奨する商談が成立できるのか

 

生産財(機械部品原材料など・産業財・ビジネス財やサービス財・情報ソフト財・公共財 (GtoC / GtoB)の 日本の産業競争力を支える企業間取引の BtoB展示会において

一環した広報や宣伝広告・プロモション・マーケティング活動のスタイルから

商談型展示会に一変し

ブースに立寄ったお客にセールスアプローチを実施してその場で商談を行う手法が BtoB展示会の主流をなして開催されて久しい

 

出展企業のすべての活動や業務が売上げに直結してそれを高い生産性で推進する考え方は的を得ている点において会期中ブースのなかで実施されるすべての活動や業務は売上げに直結させる行為であるから異論はまったくない

 

だがしかし

実質ブースでファーストアプローチから始まって具体的な課題を持つ買い手と売り手をマッチングさせその場で商談を行う商談会スタイルの手法は日本特有スタイル日本 BtoB展示会に適しているとは思えない

 

その実現のためには

次回開催の会期前の仕込みがかなり具体的に進行して買い手のその立場にある人がお出迎えするに足る売り手の信頼に応えた担当者がブース内でマッチングし

その場で商談を行う環境が調ったうえでのことになるところ

現実的にこの方法で商談が実質、実施されているのは、

年間にして何件くらい発生しているのだろうか疑問である

 

セールス・リードタイムで言えば

生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報ソフト財・公共財 (GtoC / GtoB)の企業において通常のビジネスステージでの営業活動で見込み客(リード: Leadや新規開拓先にファーストアプローチを行って

引き合いから見積もり提示あるいは試作・テスト段階へ具体的に商談の話が進展するまでのリードタイムは現実延べ何日間の所要であろうか

それに対し

年間365日の中の三日間に限定された会場は主要都市に存在しているから往復の所要時間もそれなりの犠牲が発生する多忙な業務の手を休めわざわざやって来る

その人の抱える課題や問題を解決できる道筋をつくってその担当者がタイミングを合わせてお出迎えしもてなしながらコンタクト(接客する時間は僅かしかない

この短い限られた時間内に双方の呼吸を合致させてざわつくブースで集中できるのだろうか

ブース前のマグネットスポットではデモンストレーションやセールスイベントが出展者の意向が強くアピールされている商談コーナーの傍も大勢の人がうごめいていて、落ち着けない

その中で何分間で商談をまとめるつもりか

その何分間のために買い手のその立場にある人はなぜ展示会にやって来てそれを行おうとするのか

 

しかし絶対に避けて通れない課題は、「個別の見極めであるここまでの深堀の無い対応で上手く行った試しがあるのだろうか

 

必然的に

ソリューションで展開する

課題や問題は核心まで掘り下げていなければ解決策には届かない

その下準備が双方で必要になる買い手はその内容を整理して実際の現場でのシステムや関連部署あるいは技術開発部門との関りなどが、売り手側の接客担当者に読み込まれて理解し了解し納得しなければ適切な解決の方向すら見えて来ない。

見えて来て、それを売り手はゴールに向けて案内標識を立てて示さないかぎり解決には成り得ない

そこまでに辿り着くまでは

かなり細部まで立ち入ったお客情報を入手し、整理しなければ理解から納得には至らない

 

この僅かな時間でコトを進めるには

会期前の事前活動でそのきっかけを創り出し

買い手のその場にある人と売り手がブース内でマッチングし

その場で商談を行うことになるというものの

 

買い手が向き合う相手先の担当者は信頼のおける気楽に相談できる人でなければ話は進めにくい

信頼関係が起きない間買い手は一切問題点や課題について開示しない仮にそのような話を持ち掛けてくるような買い手があったとすれば要注意である

しかも解決させようとする課題がかなり具体的でなければならないから

売り手側もそれを熟知していて期待に応える準備をある程度行ったうえで課題解決にふさわしい売り手でなければ話は進められない

とうことはそもそも買い手のその立場にある人がやって来る動機形成ができていなければ成就しない

その準備を調えて会期中ブースで商談会型の展開を実施する計画であるか

1社~ 2社程度では話にならない10社~ 20社あったとして、それは会期中に処理できるのか

時間配分と体制は整えているのか

個別の見極めに関連すればブース内でのフィニッシュワークは買い手ごとに何とする計画か

その一連の対応について社内調整を完了してのことか

複数人が絡むとしてそれぞれの担当する任務の機能と役割分担と調整およびコントロールはあってのことか

 

受注率は何パーセントでと計画していてのことだろうか

このように見てくると

主なパターン別のセールス・プランニングの設計デザインが必要と思われるが準備して臨んでいるか

問いたい

通常のビジネスステージにおける活動でのセールス展開はどのような業務設計を完了させているだろうか

 

ファースト・アプローチから引き合い・成約(受発注または見込み引き合い・成約に至る一般的なセールス展開を手順に沿って描いてみる

売り急ぐとその気になったお客も身を引くものであるだから誠意をもって熱意と努力でリードや新規開拓先客のために対応することが有効

 

( 1) 自社対象商品(製品・技術・サービスなど)にたいし質の高い見込み客はどうであるべきかを特定後セールストークなど営業・販売(セールス)に必要な業務設計に基づきトレーニングを終え任務遂行に必要な知識を得て経験を積んでスキルアップしてから営業活動を開始   

( 2) 自社対象商品(製品・技術・サービスなど)にたいし質の高い見込み客であるかどうかを見極めることからブース展開   

( 3) **** を提供する   

( 4) プリアプローチを開始する   

( 5) プロモーション手段を講じてプロモーションで解決する課題は次の⑴~⑽へ向けてステップアップ

a.存在認知知名度拡大・向上  b.内容認知層の拡大(理解度の向上)」  c.好意関心保持層の拡大  d.接触促進  e.商品接触層の拡大  f.試用・体験層の拡大  g.見込み客リード Leadの顕在化と発見  h.購買層の拡大  i.購買層の刺激と活性化  j.継続愛用・利用固定層の拡大」) 

 これらの実施を通じてその過程でニーズなど含めて購買意欲などターゲッアカウントの心理を確かめる   

( 6) この対象のなから有資格のリード かどうかの資格評価に照らし合わせて商談に値するリードに絞る   

( 7) *** を与え、*** を持たせる   

( 8) ヒアリングし対象商品製品・技術・サービスなどにたいするお客情報利用・使用中か利用していない新規客か・*** の強弱や  **** 度合い、**重要度の認識や導入の緊急性などで選別する   

( 9) 欲しいものを明確に  *******   

(10) ********* に役立つお客情報として更に需要・業種・営業スタイル業態・対象商品継続利用・消費の T・P・O 確認・見込み客が抱えている問題点を確認   

(11) ****** を探る   

(12) *** **** のバランス度を探る   

(13) 選別した見込み客に有効なベネフィット利益・恩恵・メリット・期待どおりの満足・利便・便益を盛り込んだソリューション提案のプレゼン企画 A~C 案を実施   

(14) ** の *** めをおこなう      

(15) その にさせる

(16) 提案にたいしてターゲットアカウントの ** 度を確かめる   

(17) 使う担当者とその責任者と購入決定権者が誰であるかの見定める   

(18) 関連部署との関係性を確認   

(19) 相互の質問を繰り返す   

(20) ** を克服   

(21) 比較検討させる   

(22) 品質保証に関する情報提供   

(23) 期待を超えた満足を与えるなどする   

(24) セールスアプローチ   

(25) 次第に ** 関係( ** ール醸成

(26) 購買心理を刺激   

(27) 購買意思把握   

(28) 販売セールス戦略を具現化する   

(29) 販売に確信を以って背中を押す   

(30) クロージングなど ****** ワークに転ずる   

(31) 購買を促す   

(32) スペック特定と数量決定後、見積もる   

(33) 購入者とのコミュニケーション醸成   

(34) 支払条件の確認   

(35) 与信管理条項とのすり合わせ   

(36) 購入意思確認・引き合い・成約(受発注)または見込み引き合い・成約   

(37) 契約の取り決め確認   

(38) 納品立ち会いについての説明

 

☑ これら 38アクションを手順に沿って、もれなく行なうことで、着実に結果を出すことになることを前提にして、展示会出展におけるセールス展開をどのように再設計するか

 

支払い能力やリスクマネジメント上問題ないという条件は整っているのだろうか・

この時点で予算化されているとは思えない

システムの全容を把握し整理しスペックを特定し数量を確認し見積もって他社と比較されようやく予算化に漕ぎ着けるたとしてもそれが準備できるのは早くて会期後の半年経ってのこと

 

このようなことが容易に想像できるのに

会期中のブース内で商談を進め短期決戦型販売戦略の商談活動を展開し、「売上(商談を直結させるための機能的なビジネスの場としようして

特にバブルは崩壊した1991(平成3 年初頭から

リードや新規開拓先をターゲットに販売や契約など商談目的の出展を推奨し

告知して来場したお客を頼りにしてが主流を成して展示会スタイルが一転して商談会的展示会になって今日に至っているが販売や契約の商談中心とする出展を推奨する商談が成立できているのか

 

この36年間何件の受注が発生しどれだけの経済効果をもたらしたのであろうか

経産省の『展示会産業概論』にはこの経済効果を示す文言はひとつもなかった経産省は実態を把握しているのだろう

 

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6- 1 -15.  商談は10分間で成立できるか

 
 

 「個別の見極めをすることなく商談は何分間で成立できるか。「個別の見極めをするために必要な所要時間はどれくらいか会期中のブース内でその時間をつくり出せるか

 

☑ 展示会出展の目的を、短期決戦型販売戦略のタイプを想定して会期中ブース内で売りの完結もしくは質の高い見込み客(リード: Lead)や新規開拓先にたいしアフターセールスで成約に漕ぎ着けようとしたとして、現実的にどれほどの成果(目的・目標)が見込めているだろうか

 

☑ 通常のビジネスステージにおける営業・販売活動で、初回訪問から契約を取り付けるまでの所要時間にたいし、会期中ブース内で実現可能であろうか。

 

 

☑ 契約に漕ぎ着けるまでの間、複数人の顧客にセールスアプローチすることになり、通常のビジネスステージにおける活動での平均受注率に照らし合わせて、ブース内で何パーセントで可能と読んでいるいるのだろうか。

 

☑ 予算化されるまで半年間待たなければならないとの問題は、考えてのことだろうか

 

☑ リスクマネジメントは考慮してのことか

 

☑ 展示会に出展して、商談を実施するとして、計画では顧客一社当たり何十分間で組み立てているか

 

☑ ブース前を川のように流れている来場客を展示・陳列コーナーへ立寄らせ、ヒアリングでお客情報を得たうえで商談に持ち込もうとする計画に於いて、立寄率・10分間内の立寄り客数・ニーズや抱えている問題等お客情報の把握・それに対する解決案の提案・商品(製品・技術・システム・サービス)説明・プチクロージングで打診・もてなし・購買行動や購買予定行動を起させての結果把握・契約意向確認 … それらの所要時間と接客担当者の員数などローテーションを組んで、現実的な計画と研修を完了して実施しているか


 

☑ また、リードジェネレーションのオフライン手段として展示会に出展と銘打って、記念品やノベルティ、謝礼品との交換で名刺やバーコード、QRコードを読み取るだけに終始しているケースもよく見かけるが、この種のコンタクト(接客)で、その後何か前に進むのだろうか

☑ では、例えば商談の所要時間を10分間と設定したとして、この時間内で何ができるか。何が有効であるか

 

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6- 1-16.  展示会に出展するだけでは結果は、それなり

 

生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報ソフト財・公共財 GtoC / GtoBの企業の商品製品・技術・システム・サービスの知名度が

新製品の知名度確保最低目標値であり決断実行指数でもある 60.0パーセント以上であったとすれば事前告知次第で出展しさえすれば商談の話が前に進むかもしれない

だが断言はできない

因みに序の蛇足であるが消費財や耐久消費財の場合高度経済成長期には宣伝さえすれば売れた当事の展示会でもそうだった。

その後安定期に入って宣伝広告費を投入していた出展者は販促費に切り替えたがやがてプロモーションでも売れなくなったその頃その財の企業は直接顧客と接触できる展示会出展に期待したがやはり結果は上手く行かなかった

 

結果を出そうとすれば結果の出ることをしなければならないという時代は今も続いている

 

出展するBtoB開催展展示会に出展しなければ、大きな成果は獲得できないが出展したから結果が出るものでもない

 

結果を出すには結果の出ることをするしかない

そのために実施する作業は

出展ならではの仕事と通常のビジネスステージで行っている仕事に大別されて

後者だけでも前者だけでも結果はそれなりのもので資格なく期待以上の成果は覚束ない

後者の仕事の例で言えば、「業務設計の出来の有無がある

ターゲットアカウントの見分け方があるセールスアプローチの手順構築もある

利くセールストークライティングの基になるセールスキーワードの完成がありそれを導くためのメインターゲットアカウントもしくは新規開拓先や見込み客リード: Lead

プロフィールと対象商品製品・技術・システム・サービス利用・使用のT・P・Oを

顧客の課題階決およびベネフィットメリット・便益・利益・期待どおりの満足・恩恵・利便などを描ききっているかがある

この作業は通常の営業活動で練って練って練り上げて使うごとに修正し使用するときは研ぎ澄まされたものでなければ相手に響かない

この例題 3点のうち一つでも外せば結果はそれまでのこととなる

 

展示会メディアとして完成に向けて主催者も出展者も共創して努力を重ねている開催展示会に出展した場合そのメディア効果を大いに活用すれば大きな成果が期待できる

展示会メディアとして完成に向けて主催者が努力を重ねている開催展示会に出展した場合それなりの成果が期待できる

展示会メディアとして完成すらない開催展示会に出展してそれなりの出展力で展開した場合それなりの成果は期待できる

展示会メディアとして完成すらない開催展示会に出展してそこそこの出展力で展開した場合そこそこの成果しかない

展示会メディアとして完成すらない開催展示会に出展して乏しい出展力で展開した場合乏しい成果しか期待できない

展示会メディアとして完成すらない開催展示会に出展して出展力の以下で展開した場合結果はそれなりでしかないかもしくは成果は期待できない

 

上記のように出展の成果は

展示会がメディアとして機能しているか」、

その展示会に出品商品製品・技術・システム・サービスのメインターゲットアカウントが期待以上に来場しているか」、

その来場客が自社ブース前を期待以上に通行するか

という起因と共に

出展者の責任において

ブース前を通行するであろう自社にとって質の高いターゲットアカウントの新規開拓先および見込み客リード: Lead)」

ブースコーナーのマグネットスポットに集まって

アピール訴求等ブースパフォーマンスセールスイベント・デモンストレーション等)に参加してその足で展示・陳列コーナーに立寄って接客担当者に声掛けして後

お客が抱える仕事上の課題やその他セールスに役立つお客情報を語ってくれたのち名刺交換してくれて

会期後に再会を楽しんでいる気持ちを抱き

初回訪問から成約に至るまでの間の受注率が平均受注率12.5パーセント以上の見込みがあるという条件が調えば結果が出る

 

つまり出展者自身がブース前で集客し再会を楽しんでくれる気持ちになってくれなければ結果は出ない

結果を出すのは誰にも依存できない出展者自身の責任において実行するしかないフロックなどはあり得ない

出展して待機しているところへ、「自社にとって質の高いターゲットアカウントの新規開拓先および見込み客リード: Lead)」お客の方から立寄ることはしない

立寄ることを出展者が仕掛けるから立寄るのだ

立寄客の質と量が結果を生み出す」。

出展するだけでは結果はそれなりでしかない

仕掛けるなどの仕事の質と量に結果は比例すると共に、「企業の最も弱いところにも比例するから

 

企業力と出展力を競合他社以上に高める必要がある

 

これらをやらなければ成果はやっている出展者に持って行かれてお終いとなるのが展示会である・

だが企業にとって展示会以上に有益な手段は存在しないから継続出展するしかなく

出展を取り止めると自ら業界を去るはめになるから、「企業力と出展力を競合他社以上に高める努力は怠れない

 

よく誤解するところであるが

対象商品の説明用パネル製作のみを以って準備完了の出展者をよく見かけるが

会期中そのパネルの記載内容に触れたお客が購買選定・調達・購入・導入・採択・享受・受給・利用行動や購買予定行動を起させたであろうか

起きでいないのはお客は仮にその前に佇んで読んでいたとしても商品製品・技術・システム・サービスに関心を持って読んでいる訳ではなく

お客自身の有用な情報を探している姿であってお客が抱える課題の解決の方向を探っているからであって決して機能の優秀性などが知りたくてやって来てはいないのである

だからむしろ商品製品・技術・システム・サービスは、隠し玉課題解決の切り札のような出し方となる

 

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6- 1-17.  ない・ない・ないの出展準備

 

☑ 企画立案以前の、構想が描かれていないのではないか

☑ 展示会出展とは何かが、実務に反映されていないのではないか

☑ 経験を継承する文化が、根差していないのではないか

☑ 推進プロジェクトの体質と体力が、強化されていないのではないか

☑ 成果(目的・目標)達成の適性能力(知識・経験・スキル)と、達成意欲が見られないのではないか

☑ 上司は、責任を取ろうとしないのではないか

☑ 担当者も、その場しのぎで適当な報告で終えているのではないか

☑ 経営者や経営管理者は、このことに気づいていないか、気づいていても何の対策も講じようとしないのではないか

☑ そもそも、経営者や経営管理者も担当者も、「たかが展示会」と蔑視していないか

 

こうしたことは、ブース前に 1分間も佇むまでもなく、ブーシング(質の高いブース展開)の光景を見るだけで、誰もが読み取れるこのことを確かめてみないか

 

§ 補筆: ブーシングBMA造語: 展示会メディアパワー出展効果フルに発揮して大きな出展成果目的目標導き出す質の高い出展マーケティング展開

 

展示会メディアパワー(§)活用のうえ

出展効果を出し最大の成果目的目標獲得するため

生産性創造的有効的効率的・ 

イノベーション技術革新しくみや制度の革新運用や利用の革新など継続した改善・ 

マーケティング」 ・ 

戦略駆使して

10分間以内の単位時間内で結果を生み出すエネルギー源コンセントレーション加速度をつけてスパイラル状に引き上げ知恵

イベント性を主としていながらもマーケティングの諸ノウハウ心理学話術演出戦略凝縮したアピールブースパフォーマンスセールスイベントデモンストレーション実演埋め込み」、

それを繰り返し

メインターゲットアカウントに瞬発的インパクトをつけて訴求

かつ一気呵成に動機づけ学習効果を高め

再生再認知名度確かなものにする一連の実施デザインしシナリオを組み立てブース展開メソッドブーシング」。

 

これを前回より高い出展推進するため

スペースマネジメントインストアマーチャンダイジングマーケティングライブセールスセールス推奨販売小売店の対面販売セールスイベントサーベイ・適性能力所有の出展推進プロジェクトフロントマネジメントコントロールタワー等々のクロスファンクションで臨む

展示会出展単なる商談でなく展示会メディアパワー得て出展効果フルに発揮して大きな出展成果目的目標出展マーケティング導き出す

 

活用する展示会メディアパワー(§) 補筆: 自社にとって質の高いお客ブースに立寄らせて実施するために展示会メディアの強みであるところの展示会特性弱みの制約特性限界特性逆手に取って好転させるなど展示会および出展特有の考え方出展ならでは展開によって展示会および出展効果発揮会期商機ブリッジングした結果ビッグな成果目的目標もたらすその活用すべきパワー

 

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6- 1-18. 成功と失敗および出展の効果測定は実施すべきでない

 

展示会で成果を出すとか、出展で成功するには …、の類のアドバイスやサポートは、一般にあるにはあるが、それはワンオブゼムであって、参考にはなるだろうが、その程度では質の高い出展での成功とは成り得ない。中には純度の低い正論があって、一見有用と思われるが輝いていないアドバイスやサポートがある。

ほんの少しのことを上手くやったところで容易に成功はしない。逆に、優れた3割打者も、7割は失敗している。

成功も失敗もその要因は同根である。成功の要因は失敗の原因。

成功しようとすると、多くの要因のほとんどをクリアすることが必要となるが、僅かの原因が重なると失敗となる。

成功事例は、個別の見極めにおいて環境や経営者の指導や、企業リソースや実力など諸条件が合致しないかぎり参考にならない。だが反面、失敗の事例こそが解決すべき課題でありテーマとなる。

失敗の本質や改善の仕方を知ることは、成功の仕方を知ることにもある。

 

どのように行えば成功するかの姿は見えにくいが、失敗の本質は見えやすいもので、が故に、失敗しないようにと、未然に手を打ちやすい。

先ず、現状何に失敗しているかは、当該サイトの☑マークを 5段階評価で複数人で行えば、ある程度見えてくる。

開催展示会をウオッチングすれば容易に判明することであるが、一部出展者は出展して確実に成功している。

但し、おそらく当該サイトの冒頭の「想定対象者」の ⑴~⑻ の要件を充たしていると思えるブース展開を実施している。それは、スタッフの動きにそれらが露呈している。その企業の平均単価と顧客平均単価が判れば、会期中から会期後の展示会出展に伴う販売実績は推定できるものだ。

そして、「想定対象者」の ⑴~⑻ の要件を充たして居れば、ほとんどは大抵の出展者でヤレバできる。

要点は、失敗したことや負けたことをノウハウにすることだ。

 

失敗の原因がどこにあったのかの検証と、それを克服し、失敗の確率を極端に軽減しなければならない。ロスの削減を図ることで同じ失敗は繰り返さない働きから、成果が生まれ増大する。

この努力が成功への道である。

 

ところで、出展に伴って、効果測定をやろうと考えないことだ。

因子値の設定と精密なデータを用いて関数などの数式で算出の要因分析など本格的で専門な複雑な計算式を用いる効果測定は、やるべきでないと否定する者ではないが、如何に巧みに分析加工(インテリジェンス)したところで、前以て結果・結論は見えているから、投入した1,000万円を下らない費用は 0(ゼロ)円の価値も生み出さない。

☑ さて、それは何か。何故か

 

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6- 1 -19.  ROI投資対効果または利益率効率)「1を得るため一日何人ブースにお客を立寄らせるかの試算

 

経済産業省pdf『展示会産業概論』

第5章 出展企業側からみた展示会1.出展の目標と効果」「①ROI 算出の意義

出展目標が定まるとその目標を達成するために必要な費用及び出展により得られる利益を事前に推計し効果を試算することが肝要ですこの効果の推計方法の一つとして一般的に用いられる指標が ROI です

 

投資効果ROI:ReturnOn Investment を求めることにより企業が選択した展示会は適切だったのかそして展示会での戦略は正しかったのかということがデータとして示されることになります厳しい競争時代の現下今後は ROI に目を向けることも重要となってきます

 

「なお展示会場で売買が行われなくても展示会をきっかけにして後日に商談がまとまる売り上げにつながる場合もあるので、ROI は短期的視野だけでなく長期的な視野をもって判断することも必要です

 

当初の推計値との比較による評価相対評価をすることも重要です

絶対評価がプラスであっても相対評価がマイナス利益が当初計画に達していないであれば期待したほどの成果が得られていないことになります

この場合計画段階あるいは実行段階のいずれかもしくは両方に課題が生じたこととなり次回までに課題の解決が求められます

絶対評価がプラスで相対評価もプラスになるようであれば次回出展の可能性が高まります

と語られ、「目標を達成するために必要な費用及び出展により得られる利益を事前に推計し効果を試算することが肝要としている

更に『展示会産業概論』の

第3章 我が国の展示会産業 1.我が国の展示会産業の沿革と位置づけ 「(我が国の展示会産業の特徴」 <我が国の代表的な展示会

展示会事例⑤ TOKYO INTERNATIONAL Gift Showでは

・出展者数2,314 社うち海外は 202 社2014 年2月の第 77 回

・来場者数196,378 人うち海外は 3,360 人2014 年2月の第 77 回

 

出展者 1社当りブース立寄数 509人(来場者数196,378 人 ÷ 出展者数:2,314 社 × 推定1人ブース立寄数 6ブース

会期中の引き合い件数は及び成約高は1社平均 60 件・648 万円(2013年の第 76 回)、

出展者1社平均引き合い及び成約率11.8% = 出展者1社平均引き合い及び成約件数 60 ÷ 出展者 1社当りブース立寄数 509人×100.0

今後6ヶ月間の見込み引き合い件数及び見込み成約高は、1社平均 53 件 1,124 万円

出展者1社平均成約見込み件数 = 113件数

出展者1社平均引き合い及び成約件数 60 + 今後6ヶ月間の見込み引き合い件数及び見込み成約件数 53 件

の数字が示されている

 

しかしこの展示会はおもちゃショーや東京モーターショーFOODEX JAPAN国際食品・飲料展などの消費財の一例であるが

展示会事例項目を含めてGift Showで示された上掲の数字は他の消費財 BtoB開催展示会では開示されていない

生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報ソフト財・公共財 (GtoC / GtoBBtoB開催展示会も同様どこにも記載がない

 

記載がないが、「出展の目標と効果」、「出展に対する効果の算出」、「ROI投資対効果または投資利益率)」、「市場規模、総支出額及び経済波及効果の考え方算出方法及び算出事例」、「契約誘発効果の考え方、算出方法及び算出事例などが説明されているように

『展示会産業概論』には、「効果に対する指標の意義算出方法について解説されていてこのビジネス・ガイド社のデータは大変参考になる

 

生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報ソフト財・公共財 (GtoC / GtoBBtoBに当てはめることはできない消費財 BtoBとまるで違いがあるからである

 

さて経済産業省の『展示会産業概論』

https://www.nittenkyo.ne.jp/other/document/H2603_gairon.pdf

第3章 我が国の展示会産業 2.我が国の展示会産業の動向 

「(市場規模総支出額及び経済波及効果の考え方算出方法及び算出事例」で

展示会開催の効果を生産や消費の動向から捉える指標として

市場規模総支出額及び経済波及効果があげられます」

の前置き後の

図表 53 ②展示会出展者経費の内訳で記載の

造作関連人件費 18.3%   17,671百万円    造作材料費レンタル料除く 16.7%    16,064百万円

レンタル料 8.3%    8,032百万円    電気水道、ネットワーク費用等 3.3%    3,213百万円

企画、デザイン等 8.3%    8,032百万円    印刷物販促品費用等 3.3%    3,213百万円

MCコンパニオン等運営人件費 33.3%    32,129百万円    その他雑費 8.3%    8,032百万円

合計 100.0%    96,386百万円

 

の「割合(%)を

「ROI(投資対効果または投資利益率)「1を得るため一日何人(社)ブースにお客を立寄らせるかの試算の参考にすれば

 

第5章 出展企業側からみた展示会 1.出展の目標と効果 出展に対する効果の算出 

② ROI の算出方法 展示会出展に要する費用費用項目と費用を当てはめると以下のようになる。

ブース賃借料】(一区画:9㎡ 250,000円

ブース装飾代 200,000円

企画デザイン等 8.3%

造作関連人件費 18.3%

造作材料費レンタル料除く 16.7%

レンタル料 8.3%

電気水道ネットワーク費用等 3.3%

 

人件費】(2名旅費を含む 450,000円

その他経費 100,000円

MCコンパニオン等運営人件費  33.3%

印刷物販促品費用等  3.3%

その他雑費  8.3%

 

費用合計額 1,000,000円

 

この費用項目で良いのかという問題はあるがここでは一応このままで流用し、「ROI投資効率)「1を得るため一日何人ブースにお客を立寄らせるかの試算を算出してみることにする

 

そこで第3章 我が国の展示会産業 2.我が国の展示会産業の動向では

生産財については、環境・エネルギーが最も多くなっており話題性の高さが反映されています。

次いでIT・オフィス機器」「機械要素・部品・工業材料」「エレクトロニクス・電子部品となっていますと紹介があり、

生産財と消費財を織り交ぜて、

経済波及効果の考え方及び算出方法 契約誘発効果の考え方、算出方法及び算出事例には

出展企業は展示会会場において

販売促進策やコミュニケーションを駆使することにより売上額を増加させていきます

この売上増加額を契約誘発効果と定義します

また、②の経済波及効果と同様に、こちらも売上増加に伴い全産業への連鎖的な波及が生じます。この波及効果を「契約誘発効果に伴う経済波及効果」と定義します。

(中略) 「契約誘発効果」の算出は出展企業の売上増加額を足し合わせる合計値となります。(中略

東京ビッグサイトが平成 19 年に行った推計によると、「契約誘発効果は全国で約 2.7 兆円東京都内だけだと約 1.7 兆円でした

契約誘発効果に伴う経済波及効果は全国で約 5.8 兆円東京都内だけだと約 2.9 兆円でした

 

この経済効果が語られていないが、「展示会の効果強調されている

契約誘発効果と表現されあたかも生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報ソフト財・公共財 (GtoC / GtoB)BtoB開催展示会は経済効果にそぐわないと思わせるのであるが

生産財等は客数は少ないが、「全体的な傾向として消費財市場より大規模であるから遜色はない筈だ

フェア・マーケティングあるいはフェアリングという観点の展示会ビルディングと出展力を強く伴ってのブーシングの構築次第で華々しい消費財開催展示会同様の経済効果を生むことができよう

 

§ 補筆: フェア・マーケティングあるいはフェアリングBMA造語日本型展示会、つまり祝祭性の非日常の商空間の会場で開催される展示会は展示会マーケティングと戦略を駆使して生産性を極限までに追求しツーウエイコミュニケーション・メディアとして再構築(イノベーション)した情報収集目的で来場したお客を対象に主催者と出展者が共創で完成し続けることをイメージしている

 

、(「第3章 我が国の展示会産業、「経済効果に触れたのは

「 … この第三者認証制度導入の目的は次の3点にあります。」に関して

 1.標準化による統計の正確性確保と展示会産業の経済効果の適格な把握

の一行のみであったことは示唆的である

 

投資費用合計額 = 目標収益額(引き合い・成約・受注額)  1,000,000円で設定して、平均原価率を 65% とすれば、売上目標は  1,538,500円となる。

目標成約件(社)数を算出するために、平均単価を 70,000円 とすれば、目標成約件(社)数は 22社となる。となる。

平均受注率を、農耕型営業スタイルのルートセールスと同じで設定すれば、12.6%であるから、目標商談件(社)数は、175社となる。

単純に会期三日間でそれを割ると、一日当たりの目標商談件(社)数は、58社となる。

 

ここまでのことを整理すると、

投資費用合計額 = 目標収益額(引き合い・成約・受注額)  1,000,000円

平均原価率を 65%

売上目標は  1,538,500円

平均単価を 70,000円

目標成約件(社)数は 22社

農耕型営業スタイルのルートセールスの平均受注率 12.6%

目標商談件(社)数は、175社

一日当たりの目標商談件(社)数は、58社。

 

ここからは、時の流れに沿った客数を割り出して算出する … 。

 

毎日、毎回12分間単位のブース・パフォーマンスで、1回当たり15名のお客をステージ前等マグネット・スポットでプールしてブース立寄り促進のテーマで繰り返したとすれば、一日35回(7時間÷12分間)すれば、

一日(7時間)に525人ブース内展示コーナーへ誘い込む計算になるが、全員自社にとって質の高いお客とは言えず、見込み違いのお客も含まれているから、そのお客が64.5%の339名だとすれば差額の186名が質の高いお客。そのお客すべてが商談に応じるとは言えないから、商談の有資格者(社)の割合を推定42%とすれば、78人(186名×42%)。その内、74%のお客が商談相手に絞られたとすれば、58人(78名×74%)。この58人(社)が一日当たりの目標商談件(社)数として、たまたまであるが符合する。

 

この箇所を整理すれば、

 

毎日、毎回12分間単位のブース・パフォーマンスを実施し、1回当たり15名のお客をステージ前等マグネット・スポットにプール。ブース立寄り促進のテーマでそれを繰り返し、一日35回実施。

その結果、

一日525人のお客をブース内展示コーナーへ誘い込むことができ、セールス・アプローチするものの、

自社にとって質の高いお客は186名に絞られる。

このお客すべてが商談の有資格者(社)とは言えないから、探って行けば、

その内、商談の有資格者(社)78人に巡り合えて、

その内ようやく58人と商談が可能となる。

 

設定した投資費用合計額 = 目標収益額(引き合い・成約・受注額)  1,000,000円、つまり赤字にならないこの収益を展示会出展で求めるには15名単位で35回のブース・パフォーマンスを繰り返す方法で集客するとすれば

一日7時間に525人ブース内展示コーナーへ誘い込む計算になる

 

因みに42% 64.5% 65% 74%はいずれも推定・仮定であるが

42%は、「相対的安定シェア

64.5%・65%は、「Aランク下限の下値

74%は、「独占的マーケットシェア」

を是非はともかく想定のうえ用いた

 

この試算で言えることは

見込み客リード: Leadや新規開拓先を対象に出展して、ブース前通行客のなかの自社にとって質の高いお客がブース内に立寄りセールス展開を経て商談客に絞って活動することでROIは達成されるものであり

自社にとって質の高いお客がいつ何人社)立寄ってくれるかは神のみぞ知ることである以上

立ち寄らせる仕掛けを講じリードや新規開拓先を個別に見極めて商談に向けて能動的に活動を標準化して展開

彼らにこれをしないかぎり目標達成にはならないであろうと云うことになり

あくまでも一日当たりブースに525人のお客を立寄らせる前提でその客数がブース前を通行している条件となる

投資費用合計額が1,000,000円であれば1,000,000円の収益が無ければ赤字となるがもっと厳密に言えば投入した手間・時間・コストに見合う利益を生む必要がある

 

ここで言えることは、

出展して商談によってROI1を遥かに超える実績を得るためには積極的な集客活動を展開しブース立寄り客の中から商談に応じるまでターゲットは次第に減少するだけに数値による活動の目標管理を行ない、推定して設定した数値は出展のつど見直すことが求められるのであろう

 

☑ それにしても、生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報ソフト財・公共財 (GtoC / GtoB)のお客の内何パーセントのターゲットアカウント商談目的にやって来ているのであろうか

 

☑ 主催者やオーガナイザーはその数を正しく把握している筈であるがそれを開示している開催展示会はどれくらいあるのであろうか

 

☑ 生産財等のお客は僅少であると思われるが故に、「商談活動中心の展示会出展の是非は一考も二考も三考もすべきでなかろうか

 

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6- 1 -20.  条件を調えて安定したROIを生む準備で臨んだか

 

展示会は主催者から未完成の小間で出展者に受け渡される決果を出す準備をしないままであれば元の木阿弥。「決果の出る準備をしなければ出展の意味を成さない」。出展者は展示会に参加するとはこの決果の出ることに参加となる展示会はその目的の共創の場とするから、「集積メリットが生まれる」。「集積メリットをシェアリングすることで商談の成果が高まる」。「商談は短期決戦型販売戦略で終始するものでない」。

 

☑ 見込み客リード: Leadや新規開拓先を対象の商談で、「引き合いを得たり成約したりまたはそれらの見込みを得たりする出展においてこれを実現するため何を準備できたか

☑ 出展の成果を最大化するには何をどうするかどのような着眼で臨めば大きな成果が得られるか

☑ 展示会に出展して何を目的に置いてどれだけを目標にしているか

 

生産財・産業財・ビジネス財やサービス財・情報ソフト財・公共財 (GtoC / GtoB)BtoB開催展示会は出展者から商品製品・技術・サービスなど優位機能の優秀性特徴などをの一方的なかたちで伝えるのではなくむしろ来場客が出展者に情報発信場となる問合わせ/ 質問/意見・感想・要望/ 相談/トライアル・エントリー/ 提案の承り/ 動入条件確認など成約につながるリードや新規開拓先の主体的な情報発信にストレートに対応できる場が展示会である

 

投資対効果または投資利益率ROIあるいは費用対効果(B/C(ビーバイシー)1出展成果の最低ラインこれでは手間・時間・コストを投入した意味を成さない

☑ ROIあるいはB/C1を遥かに超えた結果と出展で成功した成果(出展の目的と目標を出すその前提条件は何と何か。

☑ 展示会出展の成果は、展示会出展の効果から生じる。この効果を発揮することを実施して、その結果で成果につながる。では、「どのような効果が展示会出展で得られるか」、整理して活かしたか

 

☑ 展示会で優位の光を放つのは、出展成功の前提条件となる幾つかの課題を「出展力でクリアにする」ことで、となる。このクリアにする出展力はどのように身に付けるべきか

 

☑ 展示会に出展して、商談に臨むに当たって、「ビジネスの基底」をどこに置いてのことか

 

☑ ROIは、トントン(「1」)で良いとするのか。「芽を出す」程度」か、「花を咲かす」のか、「実を獲る」のか、「根の力を」か

 

☑ 「販売方針」を打ち立ててのことか。「販売計画」は立ててのことか。対前年比で算出か。それとも「顧客の支出総額から割り出した可能性を探っての計画」か

 

☑ その計画は、「セールス・プランニングを立案」してのことか

☑ それは、「何を目的にして」のことか。「目標を設定」し、「活動テーマに落とし込んでの行動プラン」が練られのことか

☑ 大きな成果を得るために「解決すべき課題/ 活動テーマ」は、出展計画で明確にしているか

☑ 「競合他社対策」を講じてのことか

☑ 「競合の域を遥かに超えた企業や、関連市場の出展企業の狙い」はどこにあるのかを把握して、それを加味しての策を講じているか

 

☑ 「ターゲット戦略を実現する」ことは出展結果を出す重要条件の一つとなる。短い時間という制約のなか、リードや新規開拓先と初めてコンタクトして、「何を実行してターゲット戦略を実現し、出展成果(目的・目標)を最大化するかを構築」して、「信頼関係が築く」か

 

☑ メインターゲットアカウントのプロフィールは「特定」してのことか。その上で「選択基準」は策定できているか

☑ 顧客が対象商品(製品・技術・サービスなど)の利用・消費する「シーンのT・P・Oは描ききって」いるか

☑ メインターゲットアカウントが、継続して利用・消費することで「満足し、更なる満足を創る」設計はできているか

☑ 「固定取引先として育成する」ことを見据えての商談か

 

☑ 「ビジネスに勝利する」ために、何に着眼すべきか。それらにたいし、何を実現することが、販売方針や販売計画に沿うことになるか

 

☑ ニュース性や話題性を告知する「パブリシティ」は実施したか

☑ 「チャンス創出」の準備は行ったか

 

展示会は、競合他社の付近に立って展開する「売りの最前線である」。売りの最前線ということは、戦略を具現化した施策を講じて、その有効な推進役たちスタッフによってコンタクト(接客)した大勢の質の高いお客をターゲットにして競合他社よりも大きな結果として答えを出して行く場であるということである。

このビジネスの好機となる展示会を活用することを立案して臨むから結果が出るのである。この売りの最前線に関する切り口の特性を活用しなければ、「効果は期待できない

 

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6- 1-21.  売り急ぎ、単に先取りの「販売や契約など商談目的の出展」の効果はスモールで終始する。出展の目的を短期決戦型にすると大損する

 

販売計画・販売戦略は、年間・半期・四半期・月間の目標を追う短期にたいし、中期目標があり、展示会出展による販売計画・販売戦略を、短期とすると割に合わない。結果はそれなりの小さなもので終えるからである。

 

☑ 「購買や契約など商談を目的とする来場客」が、会期中に何社(何人)やって来て、その内何社(何人)「販売や契約など商談目的の出展」をしている自社ブースに立寄ってくれるかが分かる出展スタイルを取っているだろうか

 

☑ そもそも、「購買や契約など商談目的の来場客」は来場者総数の何パーセント居て、何社存在するのだろうか

 

☑ それを誰も確実に予測できないまま、「購買や契約など商談を目的とする来場客」が自社ブースに立寄ってくれて、投入した手間・時間・コストを上回る利益を獲得できる保証は丸でないと思わないか

 

☑ 米国などのTrado ShowやTrado Fair(取引関係者のみの専門展)、またはドイツ型のMesse(専門業者限定見本市)としてバイヤーを集客する商談中心の展示会を開催するのであれば、大半は「購買や契約など商談を目的とする来場客」となる。

主催者やオーガナイザーがその気になってその呼びかけで告知し集客して展示会を開催しても、日本国内の開催展示会は、そうはならず、やって来る大半の来場客は、情報収集目的ではないか

 

☑ 直ぐのその気になっていない情報収集目的のお客に売り急いで結果が出ると思うか

 

☑ 会期中、「購買や契約など商談を目的とする来場客をターゲットにして販売や契約など商談目的の出展に専念するスタイルの展示会はほとんど開催できていない

では情報収集目的のお客にPR中心のブース展開を実施して売りにつながっていると言えるか会期中売りの完結を目指して受注中心のセールスに専念する出展の目的の条件に叶っているターゲットか

 

☑ 会期中販売の完結に向けて受注中心のセールスに専念する短期決戦型を出展の目的にしたのではロスが多過ぎると思わないか

 

☑ 仮に会期中販売による営業利益が出展投入コストを上回ったとしてもそれは展示会出展の効果と言えるか

 

☑ その結果の実績は通常のビジネスステージでのセールス活動においても充分達成可能ではないか

 

☑ それをわざわざ展示会に出展して行うのか

☑ PR中心のブース展開を実施して売りにつながっていたのは高度経済下までのことであって

その後は宣伝広告もプロモーショナルマーケティングを展開しても直ぐのその場で買うお客はほとんど居ない

ではこの情報収集目的のお客をターゲットに出展して何をどのように展開すれば、非日常の商空間化したブース展開にふさわしいROIまたは費用対効果B/ Cの1を遥かに超える大きな成果が得られるか

 

☑ ライバル企業/ 競合他社の居る傍で何故それをやるのか

 

☑ その程度の結果のために何か月もの月日を費やして企画や計画・準備に追われ多額のコストを掛けて大勢のスタッフが会期中会場に釘付けになってわざわざ非日常の商空間に出展して行う行為か

☑ 会期中、「販売や契約など商談目的の出展、すなわち

年間・半期・四半期・月間の目標を追う短期決戦型の販売計画・販売戦略言い方を変えれば販売の完結を求め受注を中心としたセールスに専念する出展スタイルは通常のビジネス活動となんら変わらないと思わないか

 

☑ 通常のビジネスステージにおける活動で行うべき行為をなぜわざわざ非日常の商空間化したブース展開で行おうとするのか

 

☑ 非日常の商空間化したブース展開にふさわしいROIまたは費用対効果B/Cの「1」を遥かに超える大きな成果を目指せるものを見捨てて、その機会ロスを招いていると思わないか

 

☑ 短期決戦型の販売計画・販売戦略は、展示会出展では割に合わないと思わないか

 

もちろん、「購買や契約など商談を目的とする来場客がやって来ればその場で売りの完結もできようその機会を自ら失えばその見込み客リード: Leadや新規開拓先はライバル企業/ 競合他社の居るブースで充足するだろう

 

☑ すべての顧客が購買や契約など商談で支出する年間の総額は基本的にほぼ一定していると思わないか

 

☑ 展示会に出展して会期中、「販売や契約など商談目的に専念する行為は、「市場・業界内での支出配分総額を単に先取りしているに過ぎないと思わないか出展するまでもないことをしていないか展示会に出展しておこなうまでもないことを知るべきではないか

 

☑ 会期中展示会に営業担当者やマーケティング担当者が釘付けとなって単に売り急ぎしているに過ぎないと思わないか

 

☑ 展示会に出展して非日常の商空間化したブース展開にふさわしいROIまたは費用対効果BCの1を遥かに超える大きな成果を目指すことを目的としなければならないと思わないか

 

☑ 展示会にライバル企業/ 競合他社も出展しているこのことは何を意味しているか

 

☑ 何のために展示会に出展したのか

 

☑ 展示会はライバル企業/ 競合他社と共に顧客の年間支出総額すなわち市場規模拡大にふさわしい非日常の商空間であることに気づかないか

 

☑ つまりこぞって一人でも多く愛用者/ 安定した取引先にするよう努めれば市場規模は拡大するこれを健全で秩序ある競争によって創り出し成果を分かち合うシェアリング場が展示会であると思わないか

 

☑ 顧客が利用価値を高め顧客価値が高まれば、「売上げを拡大し安定した大きな利益を得て競合他社に勝利しマーケットシェア市場占有率を高めることが出来通常のビジネスステージにおける活動に結果は円滑にリンクすることで市場規模は拡大し且つ需要の喚起・拡大と顧客づくりに最適な展示会を主催者・オーガナイザーと出展者が共創することに努めるフェアリングことで開催のつど新しさを生み出しエネルギッシュに成長させ展示会生命を力強くさせるこれが展示会の目的ではないか

 

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6- 1-22. 出展ブースはプラットホーム

 
 

出展ブースは売り場として幾つかの顔を持っている

⑴ 需要の喚起・拡大と顧客づくりの場

⑵ アカウントのベネフィットをつかみ取り会期後に接触したいと思わせる場

⑶ 購買選定・調達・購入・導入・採択・享受・受給・利用行動や購買予定行動を起させる場

⑷ その気にさせる場

⑸ 売りの現場を想起せて記憶させる場

⑹ 競合他社と勝負する場

⑺ 売りの完結の場

etc.である

 

取引を求めて商談にやって来る顧客には手際よく威勢よく対応してブース内で顧客満足させることになる

 

しかし大半のお客は情報収集目的でやって来るからこれらのお客には売り急ぎしないことである

ファン創りである

 

言うまでもなくセールス展開には長い手順があるが

先ず有用情報の提供をしてニーズを探るなど顧客情報を得てニーズと提供価値を結んでのベネフィットメリット・便益・利益・期待どおりの満足・恩恵・利便などを提示しながら見せて聞かせて価値に触れさせ

購買(選定・調達・購入・導入・採択・享受・受給・利用)行動や購買予定行動を起させる作業展開を

短いコンタクト接客時間のなか展示会メディアパワー活用のブーシング推進力で瞬発的にかつ一気呵成に動機づけ学習効果を高め再生・再認知名度を確かなものにすることで

結果この場をビッグビジネスに向けての足掛かりのプラットホームと位置づけ改めての商機にブリッジングする場とする

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6- 1-23. 必須20のブース展開構成と外せない手順

 

Q: よくあるブース展開パターンの、どこで何の活動が欠落しているか    

 

⑴ 待機・出迎え    

⑵ ブース前で集客活動を実施    

⑶ * 

⑷ * 

⑸ アピール等ブースパフォーマンス/ セールスイベントやデモンストレーションに参加させる 

⑹ * 

⑺ 製品の展示・陳列コーナーに立ち寄らせる 

⑻ 個別にアプローチし、コンタクト(接客)する

⑼ * 

⑽ プレゼンテーションや製品説明の実施

⑾ * 

⑿ もてなし

⒀ * 

⒁ 商談を行なう

⒂ * 

⒃ * 

⒄ * 

⒅ * 

⒆ * 

⒇ *